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『俺の彼女は【なんでも】してくれる』

3年と半年ぶりに夜色世界に作品を投稿します。
新年らしいお話ですが、いままでの作品とネタがだいぶ被っています。
まあ、それが私らしさということでひとつお願いいたします。

それでは、続きからどうぞ。
『俺の彼女は【なんでも】してくれる』



 惰性で訪れる初詣。周りがそうしているからそうしているだけに過ぎず、信心どころか崇拝する心すらない。
 とりあえずで選んだ神社は有名どころで、辟易するほどの人混みの一角となり、ようやく本殿に着く頃にはすでにすっかり疲弊していた。
 五円玉を握りしめ、賽銭箱へ向けておざなりに投擲。
 とうに三十路を過ぎた自分に強いてこれという願いがあるわけもなく。
 適当な願いを適当な所作で祈った。
 どうせならと欲望に塗れた願いであったことは否定しない。
(なんでもしてくれる彼女が欲しい)
 普通なら絶対に願わないことだった。
 大晦日のテンションで、一緒にいる相手もいないのに、徹夜して起きていたからこそ、寝不足になった頭が、本能のままに願ったこと。
 それも当然だ。こんな願いが叶うわけがないと思っていたのだから。

 だが、その願いは聞き届けられた。

 急に周囲の音が消え、いぶかしく思って眼を開けた俺の視界に映り込んで来たのは、全裸の美女。
 白く輝く裸体が目の前に浮かんでいた。輝くとは、光を反射するほどにきめ細かな白い肌だから、という比喩的なものではなく、本当に光り輝いていた。
 後光が差すという表現があるが、その女体はまさにそれであり、人知を越えた何かによって光っているのだと明確にわかった。
 唖然とするのも仕方ないことだろう。ドッキリかと思ったが、俺以外の参拝者全てが止まって、物音一つしない世界になっているのはどんな番組の力でもありえない。
 突如として現れた全裸の女体に眼を見張っていると、その女が眼を開く。ぞっとするほど深い色をした眼が、俺を見た。
 そして、朱色の唇が動く。
「あなたの願いは、神に聞き届けられました」
 まるで羽根が生えているかのように、自然な動きで空中を移動し、その女が俺の目の前に降りてくる。
「なんでも言ってください。私がなんでもして差し上げます」
「な、なんでもって……」
 その時、静かだった周囲の音が戻った。静寂から一転、耳が痛くなるほどの喧噪が戻ってきて、俺は思わず顔をしかめる。
 ざわめきが周囲に広がり、なぜか自分が注目されていることに気づいた俺は、周囲の者の眼が俺の目の前に立つ裸の女にも向けられていることを悟った。俺は悪くないはずなのだが、周囲にこの光景がどう見られているかに思い至り、冷や汗がどっと噴き出す。
(おいおいおい! やばいだろこれ!)
「どうしました?」
 首を傾げる所作を見せる女。どうしたもこうしたもない。
 周囲から俺や女を非難する声が上がり始めている。どうやら、AVの撮影か何かだと思われているようだ。女があまりに突然現れたものだから反応し損ねたようだが、いい加減その衝撃も薄れ、裸の女がそこに立っているという事実を全員が認識し始める。中には俺たちに向けてスマホのカメラを向けている者もいた。
 このままでは、どう転んでも俺の身には破滅しかない。
 盛大に冷や汗を搔きつつ、俺は声を振り絞る。
「こ、この状況をなんとかしてくれ!」
 なんでもしてくれるなら、それくらいして欲しかった。半ばやけくその発言だったのだが、これが決定的な変化をもたらす。
 なんとかしろ、などという曖昧な指示だったにも関わらず、女はこともなげに頷いた。
 再び周囲の音が消え、全ての動きが停止する。
「ひとまず、状況を固定してみました。これでいいですか?」
 軽く世界の時を止めてみせた女に、俺は唖然とするしかない。だが、なんであれチャンスはチャンスだった。
 俺は女の手を掴み、その場から離れる。
「来い! 誰にも見られない場所に行くぞ!」
「わかりました。ここで良いですか?」
 女の手を引いて走り出そうとした瞬間、俺は見覚えのない場所に立っていた。真っ白な空間がどこまでも続いている。漫画や映画で似たような空間は見たような気がするが、俺は確かに神社にいたはずだ。
「うぇい!?」
「誰にも見られない場所に移動しました」
「いや、どこだよ!?」
「現世からは隔絶された異空間です。誰も来れませんし、見られることもありません」
 なんだかとんでもないことになってしまった。
 夢でも見ている気分だった。
 しかしそれは、現実だったのである。

 俺はその女からどういうことなのか話を聞いた。
 それによると、どうやらあの神社に祀られていた神様が俺の願いを叶えてくれたらしい。
 別に俺の願いが選ばれたわけではなく、俺が願ったのがちょうど神様に願いが集まって力が発揮できるタイミングだった、ということらしい。
 いうなれば『一万人目の来店者』の特典をもらえたようなものだ。
 これまでも願いを叶えてもらえた者はいたらしいが、大抵は「今年一年健康に過ごせますように」だったり、「大学に合格できますように」だったりして、即座に効果を現すようなものではなく、願いが叶ったことに気づかれなかったようだ。
 その理屈でいうと、俺の「なんでもしてくれる彼女が欲しい」という願いが即時に叶えられ、しかも言葉通り「なんでも」してくれる彼女を与えられたのは奇妙なことのように思えるが、その辺は追求しても仕方ないので、あえて問いを重ねることはしなかった。
 俺としては『俺の好きなハードなプレイの数々に文句一つ言わず付き合ってくれる、つまり、なんでもしてくれる彼女』という意味のつもりだったのだが、いまの方がよほど都合がいいのは確かだ。
 人智を超えた力を発揮できる彼女の方がいいに決まっている。
 しかし一見何でも出来るし、してくれそうな彼女だが、その力にも制限はあった。
 彼女が言うには「人を殺めること」「世界を壊すこと」「物理法則などの理を乱すこと」といったことは出来ないのだという。
 彼女を与えてくれたのは神様だから、これらの制限は妥当なところだろう。大量虐殺なんてするつもりはないし、逆に強制的な世界平和なんてものも実現するつもりはなかったから、このあたりは問題にならなかった。
 問題は、どこまで許されるのかというところだが、その辺はちゃんと彼女と話しながら把握していけばいいことだ。
 とにかく「なんでもしてくれる彼女」を手に入れることが出来たのだから、細かいことはどうでもいいのだ。

 最初に「なんでも」してくれる彼女に最低限のセーフティをかけておくことにする。
「これから俺が命令することで、もし制限に引っかかるような結果、つまりは人死にとかだな。それが予想できたら、その命令は叶えなくていい。どうしてダメなのかは教えてくれ」
「わかりました」
「俺やお前が死んだり消えたりするような命令も叶えなくていい。人間だから感情的になることはあるだろう。そういうときは、いまの俺の精神状態に戻してくれ。戻した後はどうして戻したのかをお前の口から説明してくれ」
「わかりました」
「あとは、そうだな。命令した影響があってもなくても、不慮の事故や人為的な事件で俺やお前が死ぬ、もしくは死ななくても実質死んでるのと変わらない状態になったときは、その状態を解除して、いまの状況まで巻き戻してくれ。その時も戻った理由を俺に教えてくれ」
「わかりました」
 こんなところか。なんでも出来るからといって調子に乗って破滅するのは避けなければならない。その手の創作物ではよくあるミスだ。
 ひとまずこれだけ安全対策を行っておけば、うっかり詰んだりすることはないはず。
 これで心置きなく楽しめるというものだ。
 次に俺は、連れてこられた異空間を自分の部屋の入口に繋げた。正確には自分の部屋を異空間に取り込んだといった方がいいかもしれない。
 元の俺の部屋は安普請のアパートの一室だったが、これで居住空間はいくらでも広げることが出来る。
 外から見ると、3Dの制作ソフトなんかでよくある、間取りだけの建物に見えた。
 いずれは色んな施設をこの空間内に作ったり取り込んだりするのもいいかもしれないが、ひとまずはこれでいい。
 俺は自分の部屋に彼女を連れ込んだ。色々とやってみたいことはあるが、やはりまずは彼女自身の味見をするべきだろう。
 せっかく彼女ということで、もらったのだし。
 願いそのものなのだから、彼女は俺の好みにどんぴしゃな容姿をしていた。
 天使の輪が輝く栗色の髪や、垂れ目がちの優しげな目元、口は小さく清楚で、胸は手のひらから零れるほどに大きい。
 肉付きはほどよく、流行のアイドルのように細すぎないのも非常にグッドだ。お尻は大きめの安産型で、太ももの太さも実にいい。
 少々無表情すぎるのは人形のようで最初はいまいちかと思ったが、これはこれで自意識を失ったような哀れさが演出されていていいかもしれない。
 俺には催眠や洗脳と言った一種の鬼畜趣味もあるのだが、二次元ならともかく、実在の女性が発狂して壊れているところを見るのはあまり好きではない。
 それまでの経緯を破壊するという美もあるが、それまで積み上げて来たものを崩すのは可哀想という気持ちも俺には一応あるのだ。
「その点、お前ならそういう気持ちにならなくて済むし、本当にいい彼女をもらえたぜ。あ。そういや、お前に名前はないのか?」
「ありません」
 ないだろうなと思って聴いてみると、本当になかった。俺の願いが形となった存在なのだから、当然ではあったが。
「じゃあ、名前をつけてやるよ。お前の名前は……」
 適当な名前を付けるのもいいが、いっそ肉便器一号とかそういう呼び名でもいいかもしれない。普通の彼女には出来ない呼び方をしたいという気持ちもある。
 かといって、あまり記号的すぎるのは避けたいし、呼んでて微妙な気持ちになる名前は嫌だ。
「むぅ、意外と難しいな。急いでつけることもないか」
 しばらくはこの彼女だけで楽しめるだろうし、この世界には俺と彼女しかいないのだ。呼びかけるのに困ることもない。
 俺は彼女をベッドの上に押し倒した。当然ながら彼女はされるがまま、抵抗なくベッドに寝転がる。
 まずは身体の感度や相性というものを確かめておこう。
 俺は彼女の豊満な二つの丘を手で掴んだ。俺の手は男でも大きな方だと思うのだが、それでもなお掌から溢れている。力を込めると、指先が沈み込み、埋もれてしまうほどだ。
 柔らかさはマシュマロのようで、同時に確かな手応えを持って反発してくる。柔らかさといい、張りと良い、極上の膨らみであることは間違いない。パイズリをしても気持ちよさそうではある。
 さっそく試してみようかとも思ったが、それで出してしまったらもったいないし、なにより情けない。やはり一発目はきちんと中に出したい。
 代わりに俺は、その豊満な乳房の谷間に顔を突っ込んでみた。
 いわゆるぱふぱふ、という奴だ。
 某有名漫画や某国民的ゲームでお約束のそれ。
 現実でやるには馬鹿らしいというか、女性に頼むのは躊躇われるこの行為も、この『なんでもしてくれる彼女』相手なら躊躇する必要も無い。
 顔が柔らかなそれに挟まれる感覚はなんとも気持ちいい。加えて、彼女自身の体臭が肺に広がり、なかなか倒錯的だ。
 やってみたかったという興味があっただけなので、性的にものすごく気持ちいいというわけではなかったが、それなりに気分を高めることは出来た。
 俺は谷間から顔を離し、今度は彼女の乳首を舌で舐めてみた。手で揉むだけでは反応していなかったが、さすがにピンポイントで刺激されると反応してしまうのか、控えめな主張だった乳首が硬く勃起し、それなりの大きさになった。
 乳首にも色々な種類があるが、さすがは俺の願いそのもの。俺好みの、普通程度に勃起する、綺麗な桜色をした乳首だった。陥没乳首や長乳首、黒乳首もいいものではあるが、やはり最初は普通なのが一番だ。
 硬くなったそれをさらに舌で刺激し、吸い付いて新たな刺激を加えてみる。わずかに身体を震わせたようだが、表情はあくまで平然とした様子だ。刺激を刺激として受け取っているだけにすぎないようである。
 人形めいた反応もおつな物ではあるが、最初からこれでは高性能なダッチワイフを抱いているのと変わらない。
「おい、刺激されて感じたら、それを素直に表現しろ」
 主体性がないと思われるこいつにそんなことを言っても理解できるのか疑問だったが、彼女は淡々と頷いた。
 試しに刺激して硬くなった乳首を軽く爪弾いてみると、顔をかすかに顰めた。表情というには動きが乏しかったが、さっきまでの無表情よりは人間味がある。さらに試しに、硬く尖った乳首を指先で押しつぶし、捻りあげて見た。
「い゛……っ」
 この刺激はさすがに強すぎたのか、盛大に顔をしかめて身体を大げさなまでに跳ねさせる。こんなこと、普通の彼女にやらかせば大げんかは免れないだろうが、この彼女はそういったこともさせてくれる。
 俺の息子が反応して、ジーパンの中で痛いほどに膨らんでいた。先に脱いでおけばよかった。
「ちっ……ちょっと待ってろ」
 俺は手早くシャツを脱ぎ、ジーパンとトランクスを引き下ろし、すっかり硬くなったそれをむき出しにする。
 抑圧から解放されたそれはいつもより大きくなっているような気がした。やはり興奮の対象が画面の向こうにあるのと、目の前にあるのとでは違う。
 ましてや、いまは金を払っているわけではないので気が楽だし、何より理想通りの女体が目の前にあるのだ。普段より興奮してしまうのも自然というものだった。
 女の股を割り裂くように、足を広げさせ、その空いたスペースに上がり込む。硬く膨張した俺のものを、下の毛が綺麗に整えられたそいつのデルタゾーンに押し当てた。生い茂っているのも全くないのもいいが、やはり俺の好みはこのくらいのほどよい茂みだ。
 裏筋の辺りにそいつの毛の感触が感じられて、実に刺激が心地よい。
 一気にぶち込みたくなるが、そいつのそこはまだ湿っていなかった。いまの状態で入れると、俺が痛いので前戯を施して濡らしてやる必要がある。
 面倒だがやってやろうと手を伸ばしかけ、こいつにそういった気遣いは無用であることに気づいた。面倒くさい前戯などする必要がない。
「股を濡らせ」
 そう命じれば済むだけのことなのだから。
「わかりました」
 彼女も文句をいうことなく、命令して数秒後にはその穴から透明な蜜を溢れ出し始めた。さすがは『なんでもしてくれる彼女』なだけはある。世界の時間を止めることに比べれば、この程度は造作もないことだろう。
 さっそくその溢れだした汁を指先にすくい取り、自分の息子に擦りつける。ローションのようだが、人から分泌されたものだけに、人肌の暖かさがあって非常に良い感触だった。
 その時、ふと悪戯心が湧いた。
「おい、腰を持ち上げてみろ」
「はい」
 足だけでブリッジをするように、彼女の腰が浮く。テラテラとした蜜を尻の方まで垂らしながら、彼女は腰を持ち上げた。
 俺はそいつの硬く窄まった肛門に指を添え、軽くもみほぐしてみる。綺麗な形をしているが、果たして中身はどうか。
「排泄物はどうなってる?」
「発生したばかりですので、まだ何もありません。お望みとあればすぐに生成しますが」
 肛門を刺激されても、恥ずかしがる様子はなく、淡々と事実を告げてくる女。俺はそんな女の反応に少し物足りないものを感じつつ、応えた。
「いや、それはいまはいい。糞がつくのも嫌だし、いまは一切生成するな」
「わかりました」
「中を見てみたい。括約筋を限界以上に緩められるか?」
「可能です」
 彼女がそう言うや否や、直前まで何人の侵入も許さないとばかりに硬く閉じていた彼女の肛門が、まるで巨大魚の口のようにぱくりと開いた。
 ちょっと指で広げてやれば、ほとんど抵抗なく、何度も何年も拡張プレイを繰り返してきた肛門のように、リンゴが入りそうなほど大きく広がった。
 あまりに抵抗がなかったので、驚いて指を抜いてしまったほどだ。
「お、おおう……すげえな……」
 普通の人間がこのレベルに達するためには、常にアナルに栓を入れさせ続け、それを少しずつ大きな物に取り替え、じっくりと時間をかけて広げていかなければならないだろう。
 それが「緩めろ」という一声で開くようになるのだから、なんと便利なことか。
 今度は両手の親指と人差し指を使って、四角形に肛門を広げてみる。指で広げるまま、ぱっくり開いた彼女の肛門は、その中を惜しげもなく晒した。彼女の申告通り、その中には茶色い物体はわずかにも見えない。腸液で滑った腸壁があるだけだ。
 拳でも楽々飲み込んでしまいそうなその穴に圧倒され、思わず生唾を飲み込む。
 フィストファックというのもそそられるうが、いまの目標はそちらではない。片手は抜き、片手の人差し指と中指で穴を広げたまま、彼女に命じる。
「もういいぞ。普通に締めて見ろ」
「はい」
 そう彼女が言った途端、括約筋が一気に締まり、突っ込んでいた俺の人差し指と中指をがっちり咥え込んだ。咥えたというより、もはや締め上げているに等しい。
「いででっ! 力め!」
 骨が折られそうな締め付けに慌ててそう命じると、少し肛門の締め付けが緩んだので、指を引き抜く。指は少し赤くなっていた。
「あいててて。そりゃ、そうだよな」
 普通の肛門は指を入れたりするようにできていない。出すのはともかく、入れるように出来ている穴ではないのだから。
 指一本でもキツくてなかなか入れられないのだから、二本も入れていたらこうなるのは当然だった。濡らせという命令で彼女が垂れ流していた蜜が潤滑油にならなければ、真面目に捻挫くらいはしていたかもしれない。
 いまだ命令に従って足をブリッジのように使い、腰を持ち上げている彼女だが、その肛門が細かく収斂しては緩んでいた。普通の状態のところに二本の指が突っ込まれたので、括約筋が少し痛んだのかもしれない。
 いまから使うのは前の穴の方なので、ひとまずそちらは捨て置いた。
「よし。じゃあ、やるか」
 童貞ではないが、こうして生の女とやるのはかなり久しぶりだ。興奮が隠せない。
 命令が更新されないためか、先ほどからずっと腰を突きあげている彼女の股の間に、俺は膝をついた。こうするとちょうど腰と腰の位置が合う。
 ここも俺好みになっているのか。これほど楽しみな味見は初めてだ。
「挿入するぞ」
 俺の息子にはさっき少しだけ女の蜜を塗ったが、全体は濡らしていない。
 果たしてスムーズに挿入出来るのか不安だったが、その場所の濡れようは凄まじく、その心配はすぐにいらなくなった。
 彼女の身体の中に、俺の息子が入り込んでいく。
「うぉ、これはっ」
 入れ始めた段階で、その彼女の秘部が凄まじい名器であることを悟った。神様はどうやら俺にとって最高のパートナーとして彼女を作ってくれたらしい。
 身体の相性はこの上なく抜群だった。奥まで差し込むとちょうど子宮の入り口に亀頭の先端がぶつかり、ほどよい刺激を与えてくれる。
 そして彼女の方も、挿入されただけで気持ちよくなれているらしく、悩ましげな顔に変わっていた。
 全体が吸い付くように俺のものに張り付いて来て、ほどよい締め付けが心地よい。
「いい、感じだ。おい、腰を動かせ」
「はい」
 素直に彼女は腰を動かし始める。接合部からは激しい水音が響き、俺に極上の快感を与えてくれていた。彼女自身もまた気持ちよさそうに顔を歪めて悶えている。感じたことをそのまま顔に出せとは言ったが、ここまで素直に感じてくれていると、こちらとしてもやりがいがある。
「くっ、出すぞっ」
 相性が抜群すぎて、そう長く耐えることは出来なかった。
 彼女の腰を押さえて奥に突き入れたまま、射精する。熱いものが迸るのを感じ、そしてそれを受けた彼女も身体を震わせて逝っているようだった。
 同時に絶頂を迎えることが出来るなんて、相性のいい証拠である。俺に合わせて作られたのであろうが、実に都合のいい話だ。
 射精して少し萎えたペニスを引き抜きつつ、俺は一息吐く。
 さて、余韻に浸りたい気もするが、彼女がどこまでしてくれるのかは見極めておかなければならない。
「俺の体力と精力を回復させろ」
 まずは軽い確認として、そう頼んだ。
「はい、わかりました」
 彼女がそう言った次の瞬間には、射精後で気怠かった俺の身体は一気に蘇り、ペニスも力強く屹立していた。
 だが出した精液はそのままのようで、彼女の股間からは白濁液が零れだしていた。
「気力が続く限り犯し続ける、ってこともできそうだな」
 あまり俺自身を変えさせるのは、想定外の影響が出るかもしれないため、極力避けるべきだが体力の回復などに限っても十分楽しむことは出来そうだ。
 余韻がなくなってしまうのは問題だが、それを補ってあまりあるものが得られるだろう。
「おい、ちょっとそこで立ってみろ」
「はい」
 ベッドの縁に腰掛けた俺は、目の前の床に彼女を立たせる。
 全裸の彼女は特に恥ずかしがる様子もなく、綺麗な姿勢で立っていた。
「人形状態も悪かねえが……もう少し感情が欲しいな」
 理想の人格を創造していくのもいいが、どうせならもっとこいつでしか出来ないことをしたい。
「なあ、お前って性格、というのか人格のコピーって出来るのか? 例えば、テレビに映っているアイドルの人格とか」
「可能です。ただ、推奨はしません」
「なんで?」
「私がコピーする人格は演技を含まない素の人格ですので、虚像を崩すことになります」
「あー、なるほどそういう意味ね。わかった」
 テレビではいつもの笑顔で天真爛漫なアイドルでも、素の性格がどうかはわからない。
 それをコピーしてしまったら確かに思った通りの結果にはならないだろう。
 夢は夢のままにしておいた方がいいこともあるのだ。
「そう考えると、二次元のキャラの人格をコピーさせた方が理想に近くなりそうだな」
 漫画やアニメのキャラなら、そこに書かれているのが本質になるはずだ。少なくとも、演技している可能性が高い現実の女よりは求める人格に近いだろう。
「逆にいえば、演技を必要としない場合はコピーでもいいわけか」
 気の強い女を屈服させるプレイをしたい時は、こいつに頼んでコピーしてもらえばいいわけだ。臨場感のあるプレイが行えそうである。
「催眠とか洗脳とかも出来るよな?」
「世界規模でなく個人規模ならば制限はありません」
「つまり、全世界の美女は裸で暮らすことが常識だ、みたいに世界全体の常識を変えることはできないけど、個人を露出狂に変えることは出来るって認識でいいか?」
「はい」
「ふむふむ。露出プレイを目撃した人間の記憶からそれを消したり、人間を犬に見せたりするような認識阻害に関しては?」
「それらに関しては制限がありません。先ほど神社で私たちが目撃された記憶や記録を消すということも可能ですが、行いますか?」
 そういや、そもそもそれが原因でこの空間に来ちまったんだった。
「ああ、頼む。写真とか物理的な痕跡も消えるよな?」
「はい。問題ありません」
(万能じゃなくても……マジで便利だなこいつ)
 好みの女をこの空間に連れてきて、その女に関する記憶や記録を消してしまえば、完全犯罪が容易く行えるではないか。
 殺すのはダメでも、個人に対する洗脳や催眠に制限がないなら、完全なる従者として従えさせるのは簡単だ。
(ふはっ、今年は忙しくなりそうだ)
 この異空間に、俺の、俺だけの王国を築いて見るのも面白そうだ。
 さて、まずは何から取りかかろうか。何からでも構わない。

 俺の彼女は『なんでも』してくれるのだから。

Comment

No.1619 / [#] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019-01/12 01:52 (Sat)

No.1620 / [#] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019-01/12 02:43 (Sat)

No.1621 / dir [#-]

復活おめでとうございます!
50万ヒット企画の続きなんかも気が向いたらお願いいたします!具体的には49番など・・・・(リクエストした)

2019-01/13 16:36 (Sun)

No.1625 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

> 復活おめでとうございます!
> 50万ヒット企画の続きなんかも気が向いたらお願いいたします!具体的には49番など・・・・(リクエストした)

dir様、コメントありがとうございます。ご無沙汰しておりました。光ノ影です。
恥ずかしながら戻ってまいりました。

50万ヒット記念については、長らくお待たせしてしまい、誠に申し訳ありません。
少しずつ進めておりますので、49番もなるべく早くにお届けできるよう、がんばりたいと思います。

2019-01/17 09:03 (Thu)

No.1627 / 名無しさん [#-]

初コメントさせていただきます。自分的にはもう復活しないんじゃないかって絶望してたのですが復活してくれてとても嬉しいです。自分は光の影さんの作品が好きすぎてもう何百回もお世話になってきました。特に思い通りになる世界の外伝•新しい学校性活編が自分の中では特にお気に入りで[学校生活を頑張っている性的な物とは対照的な学生たちが自分の将来のために平然とエロいことを主人公がいない時でも主人公の作った卑猥な規則に従う]というの性格上でどストライクで特にあの精液プールのシステム全てが最高です。しかも古林さんがエッチな校則を自然な流れで自己解決という感じが好きすぎてもうおかしくなりそうなくらいです。自分的に学校性活が最高なのでぜひ続編を描いて欲しいです!もしできたらでいいのでリクエストno26のせいとたちっ!の続きを描いて欲しいです。あと自分的には小学校(ショタロリ)での精神年齢の少し下がった状態での変態校則のある学校性活も光の影さんの書き方で見てみたいです。リクエスト多すぎてすいません。光の影さんにも都合があるし沢山のリクエストがまだ消化しきれてないので全部終わってからでもいいので書いて欲しいです。何年でも待ちます。

2019-02/02 00:36 (Sat)

No.1629 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

> 初コメントさせていただきます。
> 自分的にはもう復活しないんじゃないかって絶望してたのですが復活してくれてとても嬉しいです。

初コメントありがとうございます。
私も復活するかどうか正直悩んだ面はあったのですが、恥ずかしながら戻ってまいりました。
……ちゃんと戻ってきたと言えるのかは怪しい限りですが汗

> 自分は光の影さんの作品が好きすぎてもう何百回もお世話になってきました。特に思い通りになる世界の外伝•新しい学校性活編が自分の中では特にお気に入りで[学校生活を頑張っている性的な物とは対照的な学生たちが自分の将来のために平然とエロいことを主人公がいない時でも主人公の作った卑猥な規則に従う]というの性格上でどストライクで特にあの精液プールのシステム全てが最高です。しかも古林さんがエッチな校則を自然な流れで自己解決という感じが好きすぎてもうおかしくなりそうなくらいです。自分的に学校性活が最高なのでぜひ続編を描いて欲しいです!

大変嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
思い通りになる世界の外伝は人気の高いお話ですし、私としても、もっと書きたい作品です。いまの私が昔ほど書けるかどうかはわかりませんが……続編の構想もあったはずですが、どこかにやってしまっているので、当時想定していたものからはかけ離れたものになるかもしれません汗

> もしできたらでいいのでリクエストno26のせいとたちっ!の続きを描いて欲しいです。あと自分的には小学校(ショタロリ)での精神年齢の少し下がった状態での変態校則のある学校性活も光の影さんの書き方で見てみたいです。リクエスト多すぎてすいません。光の影さんにも都合があるし沢山のリクエストがまだ消化しきれてないので全部終わってからでもいいので書いて欲しいです。何年でも待ちます。

色々と溜りに溜まってしまっていて、身動きが取れない状態なのが申し訳ないです。
そういった年代の子の話はあまり書いていないように思いますので、いつか挑戦してみたいと思います。
少しでも進めていけるよう、頑張ります。

それでは、よろしければまたどうぞお越しくださいませ。

2019-02/08 15:12 (Fri)

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