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『雑貨店へようこそ』 ~牛~ その3

これは前書いた雑貨店シリーズ『牛』の続きです。
これまでの話はこちら→  

では、続きからどうぞ。

『雑貨店へようこそ』 ~牛~ その3




 その世話役が抱えてきたもの。
 それは、禍々しい形をしたバイブだった。なにやら黒い革のようなものとセットになっているようだ。それを示した店員はにっこりと笑う。
「最初はやはり痛いでしょうから――これで痛みを紛らわせましょう。大丈夫。『牛』に処女膜などというものはありませんから、処女喪失の痛みはありませんよ。むしろ、今頃は挿入準備がしっかり整っているんじゃないでしょうか?」
 そう店員が言うのと同時、背後にいた世話役が私の股間に手を這わせてきた。突然生じた感覚に私は思わず飛び上がる。
「な、なにを」
「こんなにべとべとになっていますね……挿入の準備は整っているようですが、やはり慣らしておかないと不安でしょう?」
 くちゃくちゃ、という世話役の指が私のあそこを弄る音が聞えてきた。そしてそこから生じる感覚に私は突っ張った手が崩れ落ちそうになる。
「んっ、あっ……や、やめ……」
 指の刺激は凄く気持ちいい。気持ちいいのだが、底の知れない快感の渦にとらわれるのが怖くて、私は思わずそう哀願していた。楽しげに笑う店員及び世話役はそんな私の懇願を無視する。
「さあ、そろそろいいだろう。入れて差し上げなさい」
「はい」
 バイブを抱えた世話役が、私の背後へと移動する。首を回してそちらを見ることは可能だったが、私はそれまでの愛撫による感覚に耐えることに必死で、振りむく余裕がなかった。
「それでは、入れますね」
 そう世話役が断る声がして、私のあそこに何かが宛がわれる感覚が走った。思わず身を捩って避けかけたが――もう一人の世話役が腰を抑えて逃げられないようにしたために、避けられなかった。
 男性器を模した、硬くて冷たいそれが中に入ってくる。男性にはあり得ない感覚に、私は全身を震わせて耐えなければならなかった。
 奥まで挿しこんだらしく、それは私の体の中で得体の知れない感覚となっていた。さらにそれに付属していた革の何かを弄る感触がして――抜けないように革がバイブを固定していた。いうなれば……バイブ付きのパンツを履いている、ような感じだろうか。形的にはまさにそれだ。
 ふと顔を上げると、店員が何かスイッチらしきものを手にしていた。私が視線をあげたことに気づくと、店員は楽しげにそのスイッチを操作する。
「いきますよー。スイッチ……オン!」
 一瞬、頭の中が白くなった。すっかり高ぶっていた私の精神が瞬時に達したのだと感じたのは、それから暫くしてからだ。
「あううううう!!」
 びりびりとした感触があそこから背筋を通って、脳髄にダイレクトに襲いかかってくる。電気ショックを食らったかのように私は手をピンと張りつめさせ――崩れ落ちた。搾乳機が装着されたままの乳房が押しつぶされ、機器のせいで乳房全体が変な方向に引っ張られて痛みが走る。
 だが、あそこから迸る快感がそれを全て覆い潰していた。
「さて、そろそろいいでしょう。十分すぎるくらいでしたね」
 そう言ってほほ笑む店員の手にはさっきのとはまた別のスイッチが握られていた。そのスイッチから伸びたコードは、搾乳機に繋がっている。それが何を意味するか――いちいち言わなくてもわかるだろう。荒い呼吸を繰り返しながら、上半身を地面に倒した状態で私は彼を見上げる。
「二人とも。立たせてあげなさい」
「はい」
 世話役の二人が応えて、私の脇をそれぞれが抱え、持ち上げる。
「手をしっかり突っ張ってください、オーナー」
 二人はそう私に求めてくるけれど、私の脳は快感に痺れていて、上手く身体を動かせなかった。何とか手を突っ張ったものの、いまにも崩れ落ちてしまいそうなほど腕が震えている。
「仕方ありませんね……二人とも、そのまま倒れないように彼を支えていてください」
「了解しました」
 世話役達が私の脇を支えるのを確認すると、店員は楽しそうな顔でその手に握るスイッチを示す。
「ではいきますよー。もうだいぶ溜まっているようなので、沢山出ると思いますが」
 店員の言う通りだった。搾乳機が装着された乳房はすっかり張りつめ、中にミルクが大量に生み出されていることが感じられた。
 店員はもったいぶった手つきで、スイッチを弄ぶ。
「では、入れます。最初は痛いかもしれませんが――同時にこちらも動かしますので大丈夫でしょう」
 さきほどバイブを動かすために使っていたスイッチを別の手に握る店員。
 そして。
「いきます」
 ついにそのスイッチが入れられた。
 股間から湧き上がる快感と共に、胸が爆発したような衝撃が脳髄を貫いた。きゅぅ、と搾乳機が収縮し、乳首の先端から何かが抜き取られていく感覚が溢れる。チューブの中に流れていく白い液体が出ていくほどに、頭が破裂するかのような快感が襲いかかってくる。
「は、ああああああああああああ!!」
 体を痙攣させて悶える私を、世話役二人が必死になって支えている。
「オーナー! 暴れないでください!」
「そ、そんふぁこふぉいふぁれふぇもおおおおおお!!」
 あまりの快感に舌が回らなくなってしまっていた。喘ぎと呻きを同時にしているような不明瞭な言葉しか出すことが出来ない。
 搾乳機の締め付けが一瞬緩み、すぐにまた収縮する。それはまるで大きな手で乳房を揉まれているような感覚だった。
「ふわああああああああああ!!」
 みっともないことは理解していたが、大きく喘ぎ声を上げることを止められなかった。
 ミルクが出なくなるまで、およそ五分はかかっただろうか。私は、その間何度も何度も絶頂を迎え、喘ぎ続けていた。数時間もの間ずっと悶えていたように思ったが……。
 ちなみに取れたミルクの量は、瓶にして4~5本分だったらしい。もっと時間を置いて、ミルクを作る時間が経てば一回の搾乳につき、20本近くを取れることもあるそうだが……正直、あの快感を四倍だなんて、考えただけで背筋が凍る。悶えすぎて死ぬかもしれない。
 初めての搾乳を終えた私は、力尽きてその場に倒れ込んでしまった。




 再び私が気が付いた時、そこは牧場に隣接して建てられた一軒家の中のようだった。
 ベッドに寝かされているようだ。私は身体を起こす。気づけば、体は慣れ親しんだ男の物に戻っており、搾乳機や鼻輪、バイブなどは全て外されていた。服もきちんと着こんである。
「…………」
 私はしばらくの間、先ほどの経験が夢だったのかどうかという埒もない想像に囚われていたが、頭の中に残るあの快感の渦の記憶によって、あれが現実に起きたことだということを否応なしに感じた。
 なんとはなしに溜息を吐いた私は、ベッドから降りて部屋のドアへと向かう。そこを開くとその先はリビングになっていた。部屋の中央に置かれた丸い机を囲うように設置されたソファで、店員が寛いでいるところだった。世話役二人はリビングから見える台所でお茶を用意している。
 店員は私の姿を認めると、柔らかな微笑を浮かべてきた。
「ぐっすりとお休みになられましたか?」
「ああ、おかげさまでね……」
 向かい合う位置にあるソファに座るよう勧められたので、私はそのソファに腰かけて彼と向き合う。彼はソファの横に置いてあったらしいクーラーボックスから、一つの瓶を取り出した。中に入っている物は――牛乳、だった。
「先ほどあなたから搾乳した牛乳です。すでに加工済みですので普通の牛乳と変わらない食感で飲めますよ」
 私は無言でそれを受け取り――よく冷えていた――懐かしい牛乳キャップを開けて牛乳を飲む。それは驚くほど美味しかった。
「…………すごいな、これは」
「色々な調理に使っても美味しいですよ。いま彼女達にケーキを焼かせていますから、それを食べながら今後の話をいたしましょうか」
 待つというほどのこともなく、世話役達がこちらにやってきて、焼き立てらしいケーキをテーブルの上に置く。紅茶も湯気が出ているくらいに温かく、丁度いい温度に設定されていた。
「…………これも、驚くほど美味しいな……私から採った牛乳から作ったとは思えないよ」
「ふふ、そういうものですから。あの『スタンプ』……それに『牛』は」
 店員は本題を話し出した。
「さて……細かいことについて話しておきましょうか。まず、おわかりだと思いますがこの『牧場』は外部の人間には『ごく普通の牧場』として認識されています。『牛』は本物の牛だと認識しています。ただし――姿形は実際の物を認識します。この違いはわかりますか?」
「…………要するに、『牛』の姿……人の形をしていることは理解しても、それが異常だとは認識出来ないということかい?」
「そうです。ちなみに写真やビデオなどで間接的に見てもその効力は有効ですからご安心を。そこの世話役の二人は私が作った管理用の人形なので、関係ないので…………そうですね。実際に外部の人間が来たらわかるでしょう」
 どんな反応が返ってくるかは、その時のお楽しみということで、と店員は楽しげに告げる。
「それから、そこの世話役は無条件であなたの言うことを聞きますが……他の方もこの牧場内においてはある程度あなたの指示を聞かせることが出来ます。ルールを設定できる、と言った方が正しいかもしれません。たとえば『この牧場内においては女性は皆『牛』と同じ態勢でいなければならない』というルールを作れば、この牧場に足を踏み入れた者はそのルールに従います。直接的に命令を聞かせるのは無理かもしれませんが、そういうルールにすれば問題ありません。あ、『オーナーの命令には絶対に従わなければならない』などのルールは作っちゃダメですよ。それだと直接命令できるのと同じですからね」
「なんでそんな微妙にややこしいんだい?」
 ルールを制定出来るなら、最初からオーナーの命令には絶対服従とした方が簡単そうだが……。
「お恥ずかしながら……まあ、色々とありまして」
 ふむ。まあそういうことなら仕方ない。実質的には問題はなさそうだし……多少の面倒は許容しよう。
 気を取り直して、店員は口を開いた。
「あと……私の方へ支払っていただく『牛乳』ですが、それは一週間に一度の頻度でお願いします。器具の装着などは世話役達に言っていただければ行いますので」
 またあれをしないといけないのか……正直気が重いが、そういう契約だったのだから仕方ない。気持ちいいことはいいんだが……どうも屈辱的だからな……。
「あれは、どうしても私がしないとダメなのかい? 他の『牛』のものではダメなのか?」
「残念ですが……他の『牛』や世話役では代わりになりません。そうですね……外部から誰か連れて来て、その方に役目を負わせるなら構いませんよ」
 それはいいことを聞いた。求人を出したら誰か来てくれるだろうか。いや、しかしそれだとあまり面白くないかもしれない。…………うーむ。なにかよい手を考えてみる必要がありそうだ。
 私はケーキを頬張り、お茶を飲みながら、明日から始まる楽しい牧場生活をどう送ろうか妄想を巡らせていた。




『雑貨店へようこそ』 ~牛~ その4へ続く



Comment

No.146 / nekome [#lWxbDKCI]

搾乳はかなりの刺激のようですね。
果たして男の精神で耐えられるのだろうか(^^;

そして、他の人間に担わせることもできるとはっ!
誰かを「牛」に変えて、悶え転がる姿を眺める展開まで見られるかもしれないということか。
それもまた楽しみです。

2009-02/11 19:46 (Wed) 編集

No.147 / 光ノ影 [#-]

nekomeさん、感想ありがとうございます!

いやあ、どうでしょうね。かなりの刺激ですのでちょっと主人公が呟いていたように20本分一気絞りとかやったら精神崩壊するかもしれませね(笑)

その展開もありえます。他にも色々考えていますが、まあ、そこはお楽しみにということで。

ありがとうございました!

2009-02/13 22:23 (Fri)

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