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『せいとたちっ! ~思い通りになる世界・番外編~』

50万ヒット記念50本リクエスト
№26『思い通りになる世界・外伝に出てきた、「生徒の種類」を掘り下げた話』です。
 
それでは続きからどうぞ!


『せいとたちっ! ~思い通りになる世界・番外編~』



 この学園には様々な種類の生徒が存在しています。
 わからなくても無理はありません。生徒に種類があるのは日本の中でも我が校だけです。
 まずは『一般生徒』。この分類は他のところでも普通に見られる生徒ですので説明は不要でしょう。勉学に勤しみ、将来社会に貢献する人材として育てられる子供たちです。この学校では性教育に力を入れていますので、その分野で活躍する卒業生が多いですね。
 次に多いのが『性奴隷』という種類です。懲罰などで一時的にこの種類になる生徒もいますから、数は常に変動しています。校則違反や遅刻など、学校生活における過ちを犯した生徒がこの種類になります。この種類の生徒は授業を受ける義務がなくなり、代わりに校舎の至るところにあるトイレに常駐することになります。そこで他の生徒に対して性的な奉仕をすることが主な役割です。ちなみに、この種類の生徒は生徒であって生徒ではないと考えてください。生徒に対する暴言や体罰などは懲罰以外では通常ならばあり得ないことですが、この『性奴隷』の生徒に対しては生徒である前に『性奴隷』であることが優先されます。
 ゆえに、理由なく殴ったり罵ったりすることは自由です。もちろん『破損』させてはいけません。『性奴隷』は公共物ですからね。例えそれが教師であろうと、それなりの罰則を受けていただくことになります。
 次に把握していていただきたいのは『飼育動物』という種類の生徒です。これは年数回行われる定期診断にて、『動物の才能あり』と判断された生徒がなる種類です。
 どういう基準でそういう判断が下されるかは明らかにされていませんが、人間社会に不適合な生徒がそう判断されると言われています。いうなれば他の子に虐められやすい子や、引きこもりや不登校になりやすい生徒ですね。『飼育動物』になれば、その時その生徒が所属していたクラスが責任を持って一年間の面倒を見ます。当然『飼育動物』に対する躾以外の乱暴は禁じられていますし、一般生徒であった時よりもクラスに溶け込める生徒が大半です。『飼育動物』は卒業と共に提携しているペットショップに引き取られて販売されることになっていますが……その時の手続きはその生徒の担任になった時にで説明しましょう。
 大体大まかな生徒の種類は以上ですね。生徒の種類は名札の色や書いている内容で判別出来ます。『性奴隷』と『飼育動物』の判別は難しいこともありますが、名札を確認すれば一発です。くれぐれも、その両者を間違えて扱わないように。
 いまあげた三種類以外にも生徒の種類はありますよ。少々特殊で少数ではありますが……。
 ああ、そうですね。実際に校内を見て回りながらの方がいいでしょう。それでは付いて来て下さい。
 ……おっと、その前にまだきちんと言っていませんでしたね。

 九仲先生、我が校へようこそ。




 特殊な事情で三学期から赴任してくる予定の九仲先生は、なんというか変な人でした。
 まだあまり関わりあってもいないのにそう表現するのは失礼な気もしますが、そうとしか表現出来ないのです。
 何せ、基本何かを堪えているような、そんな笑顔を浮かべているのです。私がこの学校独特のことについて説明している間も、何やら妙に笑いを堪えているような、中途半端な笑みをずっと浮かべていました。
 まあ、そういう顔付きの人なのかもしれませんし、気にしない方がいいのでしょう。少々私の身体や生徒達の姿を見る目が危ない気もしましたが……若い男性であるなら、多少は仕方のないことです。問題行為さえしなければ問題はないのですから。
 私は九仲先生を伴って職員室を出ました。
 そこに丁度通りかかった生徒達が、私を見て挨拶して来てくれます。
「まさちゃんせんせー、さようなら!」
 私は生徒達から親しみを込めて綽名で呼ばれています。
「正原先生、でしょう。全く……さようなら。気を付けて帰るんですよ」
 舐められているわけではなく、あくまで懐いてくれているだけだとわかるからそう強くは注意しませんでした。この学校には変わった校則が多いですが、その中に『教師を綽名で呼んではいけない』という物はありません。
 挨拶してくれた生徒達は楽しげに笑いながら去っていきます。丸出しのお尻が小気味よく揺れ、若くて魅力的な肢体が跳ねまわる様はとても見ていて気分がいいものです。
「いやぁ……元気いいッスね」
 変な笑い方をしながら、九仲先生がそう呟きました。
 私は眼鏡を押しあげながら頷きます。
「基本的に我が校に通っている子達は皆健康優良児です。入学するまで身体の弱かった子も、元気になるんですよ。不思議なことに。ですから、あんな風に裸で跳ねまわっても平気なんです」
「……変わった制服っすよねぇ」
「そうですね。全国でも裸を制服にしているのは我が校だけですし。最近は他の学校が導入することを検討しているようですが……中々実現には至っていませんね」
 卒業後、大きな成果を上げる生徒が多いため、この学校には他の学校から教師が視察に訪れられることが多いのでs。
 ですが、どの学校もうちの取り組みに感心してはくれているのですが、それを参考に自分の学校を改革するということは出来ないらしいのです。不思議な話ですが。
「まあ、それだけこの学校が先進的ってことっスよ」
 九仲先生はそう笑って言います。
 中々口が上手い人だと感じました。
「……そうですね。先ほどの生徒達が『一般生徒』です。九仲先生が前の学校でも接してきたであろう生徒達と同じですね」
「そうっすね。格好はともかく……扱いも普通の生徒と同じでいいんスよね」
「平等に扱うことを目指してください。くれぐれも、男女で差別したりしないように」
「や、やだなぁ、当然じゃないっすか!」
 ちょっとどもったのが不穏ですが、まあ、実際の危険を感じないのでよしとしましょう。こう見えても私は結構勘が鋭いのです。だからこそ、見崎先生は私を彼の指導員に指定したのでしょうし。
「それならば良いです。……さて、まずは『性奴隷』のところにでも行きましょうか」
 私が九仲戦線を連れて最初に向かったのは、教職員用のトイレです。

 職員室からほど近いところにある教職員トイレにも、当然『性奴隷』は設置されています。『性奴隷』中でも特に問題行為が多い、いわゆる不良に値する生徒が設置されています。
 もっとも、それは『一般生徒』だった時の話で、『性奴隷』となったいまとなってはただ我々のいうことを忠実に聞く存在でしかないのですが。
 私は見崎先生の案内に来ているので、男子トイレの方に入ります。
「ここが教職員用トイレです。基本生徒は立ち入り禁止ですが、『性奴隷』の生徒だけは別です」
「あれ、正原先生。中に入るんですか?」
 少し驚いたような顔をする九仲先生に対し、私は少し眉を潜めます。
「何か問題がありますか? 校則にもある通り、『便所は便宜的に男女に分けるが、生徒・教職員は性別を問わずどちらに立ち入っても構わない』です」
「あー、そうっすね! すいません、まだちゃんと校則に目を通しきれてなくって……」
 少し慌てたような口調で九仲先生はいい募ります。言い訳がましいと思いました。
「それなら、仕方ありませんが……実際に授業を受け持つ前に、きちんと校則に目を通しておいてください。指導する側がきちんと校則を把握していないなど、言語道断ですよ」
「すんません……」
「……大体、九仲先生は少々言葉使いが乱れ気味です。生徒の模範となるように言葉使いを正すのは当然のことでしょう。いまは多めに見ますが、正式に赴任した際にはきちんとしてください」
「は、はい!」
 素直な返事は好ましいです。私はそれに免じてここでの説教は切りあげることにしました。
 私達が男子トイレの中に入ると、整然と並んでいる小便器に混じって、『性奴隷』の』生徒が数人並べられていました。明らかな校則違反の一つである染髪している生徒ばかりです。あからさますぎて校則違反を指摘するのも面倒くさいくらいの違反っぷりで、この子たちがこの場所に設置されているのも納得できるでしょう。
「正原先生、これが……?」
「これとはなんですか、九仲先生。どのような暴言も許容のうちではありますが……物扱いは感心しませんね」
 暴言も許されるのですから、物扱いも許容すべきかもしれませんが……それでも私としては、物になっているわけでもない生徒を物扱いするのには不快感を覚えてしまいます。

 『性奴隷』であろうと、人間ではあるのですから。

 九仲先生は益々慌てて撤回してくれました。
「すいません! そういうつもりじゃなかったんですけど……その……すいません」
 語気を萎めてしまう九仲先生に、さすがに少し悪い気がしました。
「いえ、別にそこまで悪いというわけではありませんので……そこまで気にしなくても構いませんよ」
 私は気を取り直して『性奴隷』の生徒についての説明を始めます。
「『性奴隷』となった生徒はこのようにトイレに常駐されるようになります。基本的に喋る必要はなく、私達のような教職員、および『一般生徒』の言うことをきくだけの存在です」
 『一般生徒』だった頃の彼女達は何かにつけて私達に不平不満をぶつけてくる態度の悪い生徒でしたが、『性奴隷』となったいまは不必要なことは何も言わず、全く乱れのない背筋を伸ばした正座でひたすら前を向いています。私達に視線を向けるどころか、聞こえているであろう会話にも全く表情一つ動かさずじっとしている様は理想的な『性奴隷』の姿で、なぜこの子達は『一般生徒』である時の態度があんなに悪いのか――不思議で仕方ありません。
 あるいは彼女達はずっと『性奴隷』である方がいいのではないかと、そんなことさえ思います。
「彼女達『性奴隷』の仕事は、生徒や教職員の性欲の発散、および排泄物の処理です。排泄物といっても、処理出来るのは尿だけですが」
「病気にはならないんですか?」
「基本的に我が校に通う生徒は特別身体の丈夫なものばかりで、健康体ですから排泄するものには身体を害する成分は含まれていません。それも尿程度なら問題ありません。それ以上の処理を行う生徒は他にいます」
 私はそう言いながら、個室の方に向かいます。
 個室の中には、ある『もの』が設置されていました。恐らく初めて見るであろう九仲先生がごくりと生唾を飲み込む音が聞こえて来ます。

「これが先ほどあげた種類以外の一つ――『排泄物処理機』です」

 個室には普通便器が設置されていますが、この学校では、その便器が設置されるべき場所に、逆さまを向いた生徒が設置されています。
 万引きなどの社会的な違反を犯した生徒がなる『排泄物処理機』は、永遠にこの場所に設置され続けることになっています。もちろん、生物であることも辞めてしまっていますので、生徒の一人ではありますが、物扱いも問題ありません。
 まんぐり返しの格好で固定されたその生徒の口には口の広い漏斗が挿し込まれていますいます。この漏斗の中に大便や小便をすることで、この『排泄物処理機』が自動的に排泄物を処理してくれる仕組みです。
 ちなみに処理された排泄物は、一端『排泄物処理機』の体内に溜められます。処理機の腹部は大きく膨らむようになっており、それによって『汲み取り』をする時期を判断します。
「そうですね……『汲み取り』の手順もお教えしておいた方がいいですから……」
 私は数部屋並んでいる個室を見て回ります。その中でも、特別大きく腹部が膨らんでいる『排泄物処理機』を選びました。
「この『排泄物処理機』で説明しましょう。難しくはないので一度で覚えてください」
 九仲先生がきちんと聞いていることを確認してから、私は説明を始めます。
 まず用を足した後にも使用する蛇口を捻り、漏斗の内側に残っていた汚物を全て『排泄物処理機』の中に流し込みます。大量の水を注ぎましたので、少し苦しそうではありましたが、すぐに全ての水が『排泄物処理機』の中に吸い込まれていきました。
 次に、一端邪魔な漏斗を外します。そして、トイレの個室の壁から垂れさがっているチューブのようなものを手に取りました。それは先端が膨らむように出来ており、『排泄物処理機』の肛門に突き刺してから固定することが容易な造りになっています。
「まずこのチューブの先端を『処理機』の肛門に挿しこみます」
 『性奴隷』も同じですが、基本的に生徒の穴は解れていますし、準備をする必要はありません。
 ちょっとした抵抗を抜ければすぐに『処理機』の肛門は太い直径を持つチューブを体内に呑み込んでしまいます。かなり力任せに肛門を押し広げながらチューブは入りましたが、それに対して『排泄物処理機』が何かしらの反応を返してくることはありませんでした。当たり前です。掃除される際にいくら擦られても便器が痛がらないのと同じ理屈です。
 ある程度『処理機』の体内にチューブを押し込んだら、あとは挿入部分を操作して体内で膨らませます。括約筋を過ぎた先で先端部分が膨らめば、もはや抜けることはまずありません。一度長期休暇明けに、休みの間の排泄物をために溜めこんだ『排泄物処理機』の『汲み取り』を行った際、あまりにも量が多すぎてチューブが吹き飛んだ事件がありましたが、あれはいま思っても凄まじい事件でした。
 さておき、私は水を流すレバーの隣にあるスイッチを九仲先生に示します。
「これが汲み取り用のスイッチです。ほぼ全自動で行ってくれますので、ずっと見ている必要はありません。今回は始めてですし、最後まで見て行きましょうか」
 私が躊躇なくスイッチを押すと、まずチューブが鳴動して、大量の洗浄液が『処理機』の中に入って行きます。元から入っていた分も合わせると、とっくに人間の許容量を超えている量の液体が『排泄物処理機』の中に注がれて行きます。まず洗浄液を入れるのには訳があり、体内で固体化している排泄物を余すことなく『汲み取る』ためです。自然の放出に任せると、どうしても一定以上の量を出すには時間がかかりすぎてしまいます。そこで、まずは洗浄液を注ぎ込むことで排泄物を柔らかな体状にして、処理をしやすくしているのです。
 『処理機』の腹部は、もはや人間としてはおかしなレベルで膨張していました。いつ破裂してもおかしくない状態です。お腹の皮も張り詰めていて、少し先の尖ったもので突けば破裂しそうな予感です。それでも暫く注入は続きます。当然ですが破裂はしませんでsた。
 次に、連結したチューブはポンプに接続が切り代わり、注ぎこむではなく中身を吸い出す工程に入りました。
 チューブの中を溜め込んだ排泄物が移動して行きます。その量は中々尽きず、暫く延々とチューブが排泄物を吸う行為が続きました。人間がやられれば、正気を保っていることも難しいのではないかと思いますが、幸いにして『排泄物処理機』からは人格というものが消えています。ただ排泄物を処理するものとなった生徒は、ただひたすらに排泄物を処理し続けています。
「『排泄物処理機』は注がれた排泄物を極めて優秀な肥料とすることが出来ます。ここで造られた肥料は園芸部などで使用されるんですよ」
「いやぁ……すごいっすね……どんな仕組みなんでしょう」
 そんな九仲先生の質問に、私は首を傾げます。
「そういうものですから、当然でしょう?」
「……そうっすね」
 また九仲先生はなんとも言えない微妙な笑みを浮かべながらも、私の答えに納得してくれたようです。
「あとは元に戻しておけばOKですか?」
「ええ。チューブを抜き忘れるなんていうことがないようにしてください」
 その『排泄物処理機』の処理を終えた後、私達は教職員用トイレを出て、次の場所へと向かいます。

 次にやって来たのは、三学期から九仲先生が副担任を務めることになっているクラスの教室です。
 扉を開けると、まだ残っていたらしい女子の姿がありました。
「あら、美南さん。居残りですか?」
 このクラスの委員長である美南さんは、机の上でノートを広げて何やら自習中のようでした。
 真面目な容姿をした模範的な生徒である美南さんは立ち上がりはしませんでしたが、席についたまま軽く頭を下げます。
「はい。回数消化ついでに、自習でもと思いまして」
「よい心がけですね。他の生徒にも見習ってもらいたいものです」
「ところで、正原先生。……そちらの方は?」
 少し不思議そうな眼で美南さんが九仲先生を見て言います。私は九仲先生を紹介しておくことにしました。
「三学期からこちらに赴任することになった九仲先生です。このクラスの副担任を務めていただきます」
「あ、そうなんですか。宜しくお願いします。委員長の美南です」
「お、おう、よろしくな。九仲だ」
 九仲先生よりよっぽど美南さんの方が礼儀正しいことに、私は少し頭痛を感じました。生徒に対することとはいえ、本当にこの人は大丈夫なのでしょうか?
 私の心配をよそに、九仲先生は美南さんの様子を見詰めていました。美南さんもその視線に気付いたのか、居心地の悪そうな顔で私の方に視線を向けていました。
「……九仲先生? 何か彼女に気になることでも?」
 水を向けてみると、九仲先生は慌てて咳払いをします。
「あ、ああ、その、いま彼女は何をしているところなのかと思いまして」
「自習ですよ?」
 美南さんが不思議がっている声でそう言います。私も声にこそ出しませんでしたが、同じ思いでした。いま目の前で交わされた話を聞いていなかったのでしょうか。
 九仲先生は私と美南さんの視線を受け、さらに慌てます。
「ああ、いえ、その、自習ってことはわかるんですが……その、座っている……もの?についてです」
 私は九仲先生の視線を追いかけて、何に疑問を持っているのかわかりました。
 なるほど、あまりにも当たり前すぎて忘れてしまっていました。これに関しては私が迂闊でしたね。さっそく説明を加えます。
「『人間椅子』の生徒ですよ。今は同時に美南さんへの精液の供給機も兼ねていますが」

 それは、生徒の種類の一つである『人間家具』系の男子生徒です。

 その男子生徒は足は空気椅子のような形を取り、その膝の上に美南さんを乗せています。若干背中を丸めで美南さんが座りやすいようにスペースを確保しつつ、そそり立つ男根は美南さんの性器に突き立てて、そして何度も射精に達しているようでした。溢れだすほどの白い液体が接合部分より溢れだし、教室の床までを汚しています。
 彼の肛門には不安定な体勢を支えるための脚代わりの巨大なバイブが突き立てられており、それは三本目の脚として『人間椅子』としての体勢を安定させています。
 そんな『人間椅子』に貫かれながらも、美南さんは平然とした様子で自習を続けていたのです。
「この前の選挙で、『子供を産む』当番に選ばれたんです。それで、なるべく早く妊娠するように、特別に『人間椅子』を使わせてもらって、毎日百回の膣内射精を行っているところなんです。授業中も休まず出してもらってたんですけど、ノルマを達成するのは難しくて……いつもこれくらいの時間まで居残る必要があって。もう一週間くらいは続けてるんですけど、中々妊娠しないんですよ」
 恥ずかしそうに美南さんははにかみます。まあ、これだけ長期間何度も膣内に射精してもらっているのに、妊娠しないというのは――個人差もあることだから仕方ないとはいえ――恥ずべきことだからです。
 もっとも、きちんと恥じることの出来る彼女は、きっと今後成長していってくれることでしょう。
「きっと近いうちに妊娠することが出来ますよ。……さて、あまり邪魔をするのもなんですし、次の場所に移動しましょうか九仲先生」
「あ、はい。わかりました」
「それでは美南さん、さようなら。ノルマが終わったら気を付けて帰るんですよ」
「はーい。先生、さようならー」
 可愛らしい笑みで彼女は私達を美送ってくれました。
「さて……次に行きますよ、九仲先生」
「はい、わかりました」
 九仲先生の前に立って、私は次の目的地に向かいます。

 その後も、私はこの学校の至る場所にいる色々な種類の生徒を九仲先生に紹介して行きました。
 理科実験室の『人体模型』、性的能力実習室の『性交人形』、中庭の『デッサン用彫像』などなど……紹介する度に九仲先生は驚きの声を上げて、初めてそれを見るかのように感嘆の息を吐きだしていました。
 確かに全国的に見ても珍しい生徒の扱い方をしているという自覚はありましたが、そこまで物珍しがるものでもないと思っていたので、その九仲先生の反応は少し意外でした。
 再び職員室に戻って来た頃には、九仲先生はとても満足そうな笑みを浮かべていました。
「大体主要な場所は回りましたが……どうでしたか? この学校で上手くやって行けそうですか?」
「ええ、もちろんですよ! とても楽しくやれそうです! ほんと、この学校に赴任出来て良かったと思います!」
 満面の笑みでそんなことをいう九仲先生に、私は呆れざるを得ません。
「それは良かった、というべきなのでしょうか? ……きちんと授業をしてくださいね」
「もちろんです!」
 本当に大丈夫なのでしょうか。私は不安でしたが、信じないわけにもいきません。
 九仲先生は笑顔で口を開きます。
「ところで正原先生、ちょっと変なことを聞くかもしれませんが……」
「なんでしょうか?」
「教職員であっても、『性奴隷』を使って性欲を解消させるのはありですよね?」
 その質問の意図がよくわかりませんでしたが、とりあえず決まっていることを答えてあげます。
「もちろん可能です。……というか、生徒との性行為は推奨されておりますので、『一般生徒』相手でも問題ないですよ? もちろん、授業中などの学業に支障を来すような行為は厳禁ですが」
「マジッすか! あ、いや、ほんとですかっ」
 思わず素の言葉使いになるほどのことでしょうか? 本当に九仲先生がよくわかりません。
「嘘を吐く理由はないと思います」
「ですよねっ、うわー、そうなんですか……なるほどねぇ……」
 あからさまな笑みを浮かべて九仲先生はぶつぶつと呟いています。
 さすがに少し不気味でした。
「九仲先生、あまりそういう顔は……好ましくないですよ」
 耐えかねてそう指摘すると、九仲先生は慌てて表情を普通に戻します。
「あ、すいません。つい……」
 何がついなのでしょうか。
 私は思わずため息を吐きながら、九仲先生に渡す書類を探します。
「色々と慣れない学校で、少し変わった決まりごとも多いところですから、色々とあるとは思いますが……まあ、あまり問題を起こさないでくださいね」
「もちろんですよ。むしろ――」
 九仲先生は何か言っていたようですが、丁度書類を発見したところだったので聞き逃してしまいました。
「すいません、何かおっしゃいましたか?」
 聞き直してみましたが、九仲先生は笑うだけで教えてくれませんでした。
「いえ、なんでもないです。大したことではありませんので……」
 何かその笑顔に得体の知れないものを感じつつ、その正体がわからなかったので流すことにします。
「それでは九仲先生、こちらが来週までに提出して頂く資料になりますが――」
 ただ、視界の端で微かに見えた九仲先生は。

 まるで、この世の楽園を目の前にしたような、笑顔を浮かべていたようでした。




『せいとたちっ! ~思い通りになる世界・番外編~』 終
 
 
 
 

Comment

No.1348 / けーさん [#-]

「性交人形」が気になりますね。

2013-09/17 06:44 (Tue)

No.1349 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

けーさん、コメントありがとうございます。

> 「性交人形」が気になりますね。
「性交人形」はその名が示す通り、この学校で性教育を行う際、パートナーが組めずに余った生徒の性交相手として使われる元生徒の「人形」です。
自我はなく、性交相手の要求に従って体位を変更したり、あるいは初心者に対して複雑な体位の手ほどきをすることが出来ます。「性交人形」は卒業時にもっとも(性的に)優れた体を持つ生徒がなるものですので、時にはその相手になりたい生徒が争うこともあります。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-09/17 11:09 (Tue)

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