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『雑貨店へようこそ』 ~蛇~ その2

これは以前書いた雑貨店シリーズの『蛇』の続きです。
以前の話はこちら→『蛇』

では続きをどうぞ。


 この『蛇』は本日二十八個目の卵を呑み込む。
 一日で多いときには五十個近くの卵を必要とするこの『蛇』。
 蛇を買ったことのない俺にも明らかにこの『蛇』が食い過ぎであることはわかるが、全く苦にならなかった。
 この『蛇』が与えてくれた楽園の維持費と考えれば安すぎて申し訳なくなってくるくらいだ。金なんていくらでも手に入るしな。
 『蛇』は微かに満足げな声をあげると、俺が脇に置いていた笛を示す。
 最初のときは何を示しているのかわからなかったが、いまはわかる。
「はいはい」
 俺は笛を手に取り、柔らかな音色の曲を吹き始める。
 これはいわゆる子守唄で、この『蛇』はこの曲を聞きながらでないと眠れないのだった。
 五分程度の長さの曲だったが、半分を過ぎる頃には、『蛇』はとぐろを巻いて寝てしまっている。
 それでも一応最後まで吹き続けなければならない。
 長い余韻を終えると、それで『蛇』は完全に眠りにつく。
 俺は『蛇』を起こさないように静かに部屋を出る。
 元々この部屋は『蛇』のための部屋だから問題はない。
 さて――
「『蛇』も寝ちまったことだし……『王国』に行こうかね」
 俺はそう呟いて、階段を降りていく。

 三階建ての豪邸――ここが俺の王国であり、楽園だ。




 階下のリビングに降りると、そこでは『相棒』の関係にある真沙美がのんびりと水割りでお酒を飲んでいた。
 降りてきた俺に気づくと、上機嫌な様子でグラスを傾ける。
「やっほー。蛇ちゃんは寝ちゃった?」
 ちょっとふらついている真沙美の仕草に思わず笑いながら、俺は頷いた。こいつは本当に酒が好きなのだ。
「ああ。……ところで真沙美。例の件はどうなった?」
 俺のためだろう。キッチンに歩いて行った真沙美はグラスを取り出し、お酒をそこに注ぐ。
「んー? ああ、大丈夫。問題なくしんこー中」
 差し出されたグラスを受け取り、味わいつつ呑みながら、俺は真沙美を抱き寄せた。
 くすくす、と笑う真沙美は特に嫌がる様子は見せず、俺に体重を預けてくる。
 美女を抱えながら呑む酒は最高だ。これも全て『蛇』のおかげである。
 人を喰らい、卵の形で産み落とすあの『蛇』の力を使えば、従順な奴隷や従者、相棒が出来上がる。
 普通ならいまこうして身体を預けてくれている真沙美は、俺なんか相手にもしてくれなかっただろう。
 さて、それはともかく――。
 『蛇』の力で絶対支配下に置いた人間は真沙美一人ではない。数人ほどいる。
 そいつらの姿が見えないようだが……どこに行っているのだろうか。どれも俺の趣味嗜好に合わせて美人や可愛いどころを揃えてある。出来ればそいつらも見ながら酒を飲みたい。
「おい、真沙美。他の奴らはどうした? 呼んできてくれ」
「はいはい……わかったわ」
 立ち上がった真沙美は素早い足取りで部屋から出て行った。『相棒』という関係性ではあるものの、絶対支配下にあることは変わらない。俺の命令を面倒がることも嫌がることもなく聞いてくれる。
 俺が真沙美に対して完全に命令系で命じないのは、一種のロールプレイみたいなものだ。相棒として接することを楽しんでいる。
 どうでもいいことをそんな風に考えていると、部屋の外から足音が響いてきた。
「ご主人さま、お呼びでしょうか」
 まず顔を覗かせたのは、渡部ミナト。穏やかほんわり系の美女で、優しげな顔立ちと柔らかい体の線はその印象を深めている。
 彼女の役割は『使用人』――つまりはメイドだ。
 だから彼女にはメイド服を着用してもらっている。もっとも、実用性は極めて怪しい、非常に危うい物ではあったが。
 まず、胸のところが開いている。それも半端な開き方じゃない。普通のドレスで背中が空いているタイプがあるがこのメイド服は前がそんな風に開いているのだ。当然胸は全部零れてしまっている。裸の乳房は、根元のところでようやく存在する服の生地に抑えられ、乳首がまっすぐ前に剥くように設計されている。そのため、必要以上に卑猥な感じだ。さらに下のスカートもおかしい。股下どころか、明らかに股の上までしか丈がなく、あそこと後ろの穴が丸見えになってしまっている。当然下着は身につけさせていないし――ただむき出しになっているだけじゃない。そこにはバイブとディオルドが両方の穴に埋め込まれており、動いている間に刺激されて濡れてしまったからだろう、歩くたびにくちゃくちゃという音が響く。
 腕の部分は普通のメイド服と変わらないのが、余計に胴の部分の卑猥さを浮き立たせている。
「ああ、ちょっとこっちにこい」
 笑いながらそう命じてやると、ミナトは頷き、部屋の中に入ってくる。一瞬、その腰がびくり、と小さく跳ねた。黙ったまま見つめていると、ミナトは何かに耐えるように呼吸を荒立てながら一歩一歩こちらに近づいてくる。
 ミナトの突然の変化の理由は簡単で、俺はポケットの中に電波を発信する装置を持っている。その電波をミナトのあそこに埋め込んであるバイブと後ろの穴を抉るディオルドが受信すると、それらが動き出す仕組みになっているのだ。
 これによって、俺は何も行動することなく、勝手に悶え出すミナトの姿を堪能することができる。距離が近づけば近づくほどに振動は強くなるから、ミナトには堪らないだろうが。
 もっとも、命令を無視するという選択肢はないから、ミナトはどうあっても俺に近づいてこなければならないのだ。
「な、なん、でしょうか、ご主人様?」
 多少つっかえながらも、ちゃんと言葉を口にするミナトは従順なメイドそのものだ。全く可愛いメイドである。
「つまみが欲しいな。用意してくれ」
 言いながらポケットの中にある送信機のスイッチを切り替える。
「はい、かしこまり、まし……っ」
 ひと際激しく腰を話させるミナト。スイッチを切り替えると振動のパターンが変わるようになっているのだが、効果は覿面だ。
 ぴくぴく、という音が聞えてきそうなほど身悶えたミナト。その膣からバイブがごろり、と転がり落ちる。
 どうやら愛液が潤滑剤となって、嵌っていられなくなったようだ。ベルトなどで止めていないしな。当然の結果だろう。
 ミナトはバイブを落としてしまったことを見ると、大慌てでそれを拾い、必死に俺に向かって頭を下げてきた。
「も、申し訳ありません!」
「俺が折角直々に入れてやったのに……落とすなんて、メイド失格だな」
 笑いながら俺はその言葉を口にする。ミナトは顔色を失い、先ほどまでとは別の理由で震えていた。
 それもそのはず。こうやってミナトが俺の前でバイブを落とすのは一度や二度ではない。その度に俺は、ミナトに罰と称して恐ろしい痛みと苦しみを与えてきているのだから。
「あとでお仕置きだな。覚悟しとけ」
「はい……」
 殊勝に頷くミナト。
「とりあえず、その手に持っているバイブを自分の手で入れ直しとけ」
「はい」
 そう応えたミナトは、その場で大きく足を開き、俺に股間を見せつけるようにする。そしてバイブにその股間から垂れている液体を絡め、膣に挿入し直した。かなりサイズは大きめなので、「んっ、くっ」とかいう声を洩らしながらだったが、なんとか奥まで挿しこむことが出来た。
「よし、じゃあつまみを持ってこい」
「……は、い」
 多少消耗したようだが、まだ元気な方だ。以前さんざんいたぶった後は足腰が立たなくなって暫く野外に放置していたからな……。まあ、それはいい。
 ミナトが台所に行った後、ようやく次の配下がやってきた。
「――わんっ」
 ドアを肩で押し開けるようにして入ってきたのは、小柄な女性。
 蘭城静香。この王国での彼女の役割は『ペット』。犬のように四つん這いでしか行動出来ないことになっている。
 とても知的な印象を受ける眼鏡をかけ、インテリっぽい黒髪がなんとも似合っている。白い肌はあまり外に出たことがなく、運動をしていなかったがゆえの白さだとわかるものだ。
 本来ならとても知的で、賢そうな女性だが――いまやそこにその印象は皆無だ。
 まず文明の象徴たる服を着ていない。ほとんど全裸で、首につけている首輪、膝のところにつけているサポーター以外は何も身に着けていない。頭につけている犬耳は黒髪にとてもよく似合っていた。黒同士で溶けあい、まるで本当に犬耳が頭に生えているように見えるからだ。さらに彼女のアナルにはアナルバルーンが装着されており、それには黒いふさふさの尻尾が付けられている。完全なる犬のスタイルだ。
 彼女はここで犬として生活させている。
「こっちにこい、静香」
「わんっ」
 当然基本の発言は全て「わん」。ただし、俺が何か尋ねたことはちゃんと喋っていいことにしている。何か喋らせてみるか。
「どうだ? 静香。少しは犬の生活にも慣れたか?」
 こいつを絶対支配下においたのは一週間ほど前のことだ。まだ完全に慣れているとはいいがたいだろう。
「あぅ……ごめんなさい……あまり……」
 小さな声でぼそぼそと答える静香。俺はあえて少し怖い声を出してやった。
「それは良くないなあ、静香。お前は元は人間だったかもしれないが、ここでは犬だ。お前はここで人間とは認められないんだよ。犬としての立場をわきまえて、さっさと犬の生活に慣れてくれないとなあ」
 理不尽なことをさらりという俺。我ながら理不尽だと思う。
 だがそんなことは静香にはわからない。今の彼女にとって俺の言葉は『絶対』だからだ。
「ご、ごめんなさい……!」
 怒られたと思ったのか、涙目になって俺の足元で蹲る静香。
 実は静香のことはあまり知らない。『ペット』とする相手を探していた時に、偶然街中で見掛けて、あえてこういう知的な女性を犬として扱ったら楽しいかな、と思ったので襲ったからだ。
 気弱な性格をしていたようで、浮かべる情けない顔は被虐心を満足させてくれる。俺はかなり『ペット』としての静香を気に入っていた。
「そうだ……もっと早く犬の生活に慣れてもらうよう、工夫しないとな……くくく、楽しみにしていろ」
 俺はあることを思いつき、その想像に自分で笑ってしまった。これは楽しいかもしれない。
 実際に『それ』をやったとき、静香がどんな反応を見せてくれるのか非常に楽しみだ。
 何をされるのかわからない静香はますます身体を縮ませて震える。足元に這いつくばっているように命じると、震えながらも座っている俺の足元に寝転がった。
 可愛い女性をはべらせるのは気持ちいい。さらに屈辱的な格好で這いつくばらせておくという状況には興奮する。
「さて、と……遅いな」
 あと一人、配下にしている者がいるのだが、やってこない。時間がかかっているのだろう。
 よくよく耳を澄ませてみれば、廊下の方から真沙美の声と、ある音もしている。
「早く歩きなさいよ、あの人を待たせる気?」
 そんな声がしてから数十秒後。
 真沙美に連れられてようやく部屋の入り口に姿を見せたのは、とんでもない格好をした女だった。
 南本カズハ。
 数日前に絶対支配下においた女性だ。こいつの役割は従者は従者でも『奴隷』……彼女の姿はそれにふさわしい格好になっている。
 まず基本的に服は着ていない。ただし、全身に皮のベルトが巻きついている。胸やあそこを締め付け、強調する形になっているため、かなり卑猥な状態になっている。腕は後ろ手に拘束しているため、体を隠すことも出来ない。口にはよくフェチラオ用に使われている強制開口具をつけさせている。ただし、涎をだらだらと垂れ流されるのは困るので、ゴム栓が出来るタイプだ。鼻にはフックがかけてあり、額を通って後頭部に回し、ボールギャグの金具に接続しているため、鼻が上向きに引っ張られて豚鼻っぽくなっている。元々綺麗な顔を歪めるのは中々に愉快だ。乳首はピアッサーで穴を開けて、丸いピアスをつけさせている。さらにクリトリスにも同じように穴を開けており、そこの穴と乳首の穴は極細のワイヤーで結んである。長さ的には体を逸らしたら引っ張られる程度のもので、前かがみになっている間は大丈夫だが、何らかの理由で身体を逸らすと痛みが走るだろう。こういった形で自由を奪うのも面白い。さらにベルトの一つには小さなウエストポーチが付いているのだが、その中には小型のエアーポンプが入れてある。それから伸びているチューブは肛門に潜り込んでいて、遠隔操作ができるため、いつでも空気浣腸を施せるようになっていた。前の穴は俺が思い立った時に入れられるように何も入れていないが、全身から走る刺激にいつでもいやらしく濡れている状態となっている。両足には足枷が取り付けられており、さらにその二つは金属の棒で連結されていて、歩く時はガニ股で歩かなければならない。そんな状態だから来るのに時間がかかったのだろう。
 こいつに関しては実験的なことをしていることが多い。何せ『奴隷』だからな。他の奴らにプレイを施す前にこいつで実験してみる、という手順だ。
 奴隷だからこの王国の中でのヒエラルキーは最下層……そう、『ペット』の静香よりも立場は下だ。
 だから俺の『相棒』である真沙美の言葉も絶対。
「さっさと歩きなさいよ!」
 ぱしん、と尻を叩かれたカズハは、不自由な体で必死に足を進める。ものすごく惨めな状況だ。
 台所から戻ってきたミナトも含めた、これが現在俺の王国に住む者達――。

 俺はそれらを眺めながら、思わず笑いが零れるのを感じた。


『雑貨店へようこそ』 ~蛇~ その3へ続く

Comment

No.117 / 名無しさん [#-]

奴隷とはいえちょっと痛々しい・・・・

2008-12/07 17:41 (Sun)

No.118 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

> 奴隷とはいえちょっと痛々しい・・・・

 コメントありがとうございます! ちょっと酷い扱いをさせてみました。まだまだ生ぬるいので、もっと極悪な感じにいきたいと思います。せっかく蛇で色々な関係を築けるようになったのですから、このような関係も入れておかなければ。女の子は可哀想ですが、そういう運命だったのだと諦めてもらいましょう。

2008-12/14 00:03 (Sun)

No.187 / 名無しさん [#mQop/nM.]

読ませてもらいました。

いいですね。大満足です。

2009-05/13 00:30 (Wed) 編集

No.194 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

> いいですね。大満足です。
 今後も、満足していただけるように、頑張ります!
 ありがとうございました!

2009-05/17 18:28 (Sun)

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