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『宝石が販売する店』

50万ヒット記念50本リクエスト
リクエスト16『「思い通りになる世界」の宝石裸婦像編の外伝』です。

カテゴリは『思い通りになる世界』の番外編としています。
それでは、続きからどうぞ!
 
 
 
『宝石が販売する店』
 


 そのデパートの一階に存在する宝石販売店は世界的に有名な店だ。
 デパート内に存在する程度の宝石販売店が、世界に名を轟かせるほどに有名になった理由は、至極簡単なことで、その店でしか手に入らない宝石で出来たあるものを販売していたからだ。それによって口コミが口コミを呼び、いまでは世界の著名人ですらその宝石店を目的に日本を訪れるほどであった。

 そんな宝石店から、採用通知が届いた時、羽泉滝美は思わずガッツポーズを取ってしまった。
「い、よっしゃあ!」
 天を仰ぎ、そんな女らしくない歓声が零れるほど、彼女は喜んでいた。その宝石店に就職するにはかなり厳しい審査を潜り抜ける必要があり、その高く険しい関門をクリアしたという喜びに彼女は包まれていた。
「夢みたい……っ。あの店で働けるなんて……」
 彼女は幼い時からその宝石店を身近で見て来た。キラキラと輝く店員達の姿に憧れ、その店で働くために努力を重ねてきた。容姿を磨き、所作を鍛え、少しでもその場所に近づけるようにしてきた。その成果が実ったのだから彼女の喜びようも仕方ないといえるだろう。
「あれだけ恥ずかしい審査に耐えてきた甲斐があった……っ」
 宝石店の審査は細かな書類審査から始まって、何度も面接を繰り返された。かなりきわどい水着を着たり、複雑なポーズを取らされたり。その中には審査員を性的に満足させるというような項目もあり、生娘だった彼女にとっては何よりの障害だった。友人や家族に協力してもらい、急ピッチで身につけた技術が通じるかどうかは怪しいところだったが、実際に採用された今、その彼女の努力が認められたということに他ならない。
 うきうきしながら、彼女は準備を進める。
「初出勤は明日から……持ち物は……特になし、ね。……あ、そうだ」
 彼女はリビングに行き、母親に声をかける。
「おかーさん、無事採用されたよ!」
「あらまあ、良かったじゃない。今夜はお赤飯ね」
 朗らかな会話を交わした後、滝美は母親に向かって言う。
「それでさ、明日が初出勤になるんだけど……もう家には帰ってこないから、私の持ち物全部処分してもらっていい? 時間あれば自分で処分したんだけど、明日だから……」
 そのお願いを聞いた母親は、いい笑顔でそれを請け負う。
「わかったわ。任せておいて。……家を出るのね……寂しくなるわー」
 しみじみと呟く母親に対し、滝美は苦笑いを浮かべた。
「そうだね。けど、どっちにしてもあのデパートにはいると思うし……気軽に会いに来てよ」
「でもねえ。あの店の独特の雰囲気というか……恐れ多くてあんまり近づけないのよねえ。お母さんはもういい歳だから取り扱いもされないし」
「おかーさんも裸婦像になったら綺麗そうだけどなー……」
 残念そうに呟く娘に対し、母親は笑って滝美の頭を小突いた。
 
 
 翌日。てぶらでデパートまでやってきた滝美は緊張していた。
 憧れだった店でいよいよ働けるというのだから緊張しないわけもないが、それを差し引いても彼女は緊張に上手く身体を動かせないでいた。
(あー、緊張する……ええい、ままよ!)
 一つ気合いを入れて滝美がデパートの入り口を潜る。華やかなデパートのワンフロアの一角に存在するその宝石店はいつもと変わらぬ輝きで滝美を迎え入れてくれた。すでに何度も訪れている場所ではあるが、滝美にとってのその華やかさはいつでも衰えるものではなかった。
 広く空間を取っている店内の至る所で、この店の売りである宝石の輝きが光っている。様々な体格、ポーズを取っているそれらの裸婦像は、滝美のことをまだお客様だと認識しているのか、ポーズを取り続けながらも、にこやかな笑みを浮かべていた。ポーズ的に逆さまを向いている裸婦像もあったが、関係なくにこやかな笑みを浮かべている。時々ポーズを変えるのはディスプレイのためだろう。
 滝美にとって、その裸婦像達は先輩に等しい。彼女自身もそうなりたいと思ったからこそ、この店への就職を目指してきたのだ。
 裸婦像の中で、何のポーズも取っていなかった一体の像が、滝美に気づいて近づいてきた。ダイヤモンドに似た材質でその像の身体は構成されていたが、その動き自体はまるで本物の人間のように違和感がない。関節の動きも自然そのもので、瞼や産毛に至るまで、すべてが忠実に宝石で再現されている、超念密に作られた宝石の像のようだった。
『いらっしゃいませ、お客様』
 テンプレートの挨拶は、まるで洞窟の中を反響して放たれたような、変わった響きを持って滝美の耳に届いた。言われた滝美の方はといえば、その店員の姿に目が釘付けになっていた。
 いまの輝きはまさしく宝石の物だが、間違いなく普通の肌であっても綺麗だろうと思わせる傷一つない肌。宝石で身体が出来ているとは思えないほどに柔らかな表情。そしてその身体全体のバランスが見事だった。一部の隙もない整った体つきは、同じ女性だからこそ、その維持にどれほど神経を使っているのかがわかる。胸は誰もがうらやむほどに大きく、そして宝石にも関わらず、非常に優れた弾力を有していた。店員が動くのに合わせて上下左右に揺れるほどの柔らかさを有している。
 宝石の身体で柔らかくお辞儀をした店員だったが、滝美の顔を見て少し眉根を寄せた。
『あら……? もしかして、採用された新人さんの……』
 店員の宝石姿に釘付けになっていた滝美は慌てて頷き、頭を深く下げる。
「羽泉滝美です! よろしくお願いします!」
『渡田和音です。そんなに堅くならずに、気楽にしてね?』
 優しく滝美に声をかけた和音は、店のバックヤードに滝美を案内する。面接の時にしか入ったことの無かったその場所は、少し見た通りほとんど何も無かった。必要最低限の、商品を梱包する道具や、大きなゴミ箱がある程度だ。机も一大しかなく、帳簿のようなものが置かれている。
『それじゃあ、羽泉さん。さっそく仕事に入ってもらおうと思うのだけど』
「はい! ……あ、でもすいません。質問なんですけど……新人は私だけですか?」
 仕事の説明に入りそうだと感じた滝美が尋ねると、和音は首を横に振った。
『もちろん違うわ。今日新しく入る予定の新人さんは二十名くらいいるのだけど……うちの場合、担当によって仕事の内容が全然違うから、内容に分けて時間をずらしてきてもらっているのよ』
「ああ、そうなんですか。通りで……」
『ふふっ、だからメインの接客を担当するのは、今期では貴方だけなの』
「へー……って。ええ!?」
 思わず聞き流しかけた滝美は、盛大に驚く羽目になった。それを予想していたのか、和音は楽しげに笑う。
『びっくりした?』
「び、びっくりというか……いいんですか? 私で……」
『そういう判断をしたのは、オーナーだから胸を張っていいわよ』
 ニコニコ、と彼女は邪気のない笑みで滝美を励ます。滝美は責任重大な立場に立たされていることを知り、緊張が鰻登りに高まっていくのを感じていた。
『接客するからには、早めにこの店の商品の特徴とか覚えてもらうわ。しばらくは研修生としてわたしと一緒に接客してもらうから安心してちょうだい』
 その言葉に少しだけ滝美は安心した。経験豊富な先輩と一緒であれば、さほど恐れることはないと感じたのだ。
 和音は部屋の隅においてあったゴミ箱の蓋を開く。
『まずは身体を作り変えることから始めないとね。というわけで……服を全部脱いで捨てちゃって?』
「あ、はい。わかりました」
 この店の制服は女性の身体自身である。だからこそ滝美もこれまで身体を磨いてきたし、体調を整えてきた。だから、裸になることに疑問などあるわけがない。
 滝美は先輩である和音が見守る中、その身に纏っていたフォーマルなスーツを脱ぎ、そのゴミ箱の中に放り込む。その中には同じようなスーツが詰まっていた。すでに同じように服を脱いでこの中に入れた者達がいるのだと察する。
 下着姿になった滝美は、まずはブラジャーの方から外した。若さゆえに張りのある胸部が晒される。
 それを見た和音が、少し羨ましそうに目を細め、熱い息を吐いた。
『やっぱり、若いっていいわね……』
「渡田さんだって、十分お若いじゃないですか」
 さすがに上半身裸になると少し恥ずかしいのか、滝美は頬を赤く染めながらいう。その言葉に対し、和音は複雑な表情を浮かべた。
『うーん、まあ、そうと言えなくもないんだけど……一応、わたしは今年で四十歳になるのよ?』
「……ええっ!?」
 ショーツも脱ごうとしていた滝美が、思わず動きを止めて驚く。まじまじと和音のことを見つめる滝美の目には、和音がどうしても四十代には見えなかった。二十代前半、下手すれば十代といっても通用しそうな顔つきと体つきをしている。
「……冗談、ですよね?」
『それが冗談じゃないのよ。またあとで説明するけど……身体は二十三歳の人のだから、羽泉さんの認識が間違っているわけじゃないわ』
 身体は、という言葉に滝美は疑問を抱いたが、あとで説明があるとのことだったため、まずは服を全部脱いでしまうことにした。ショーツを足から抜き取り、それもゴミ箱に放り入れる。和音が蓋を閉めてしまうと、滝美の身体を隠す物は何もなくなってしまった。
『さて……と。あら、羽泉さん。わたし達の身体は商品なんだから、手で隠しちゃだめよ』
「あ……す、すいません。けど……やっぱり、恥ずかしくて……だって……渡田さん綺麗ですし……」
 おっぱいやあそこを両手を使って隠していた滝美は、気をつけの姿勢を取りつつ、そう口にした。彼女が恥ずかしがっているのは、裸を晒すということではなく、比較対照である和音の身体と見比べて、自分の身体が劣っているという劣等感からであった。
 そんな初な反応を見せる滝美のことを、和音は優しい目で見つめる。
『卑屈になることはないのよ、羽泉さん。わたしとあなたは全然違う存在なんだから。あなたにはあなたの美しさがあって、わたしにはわたしなりの美しさがあるの。すべてのお客様が必ず満足してくださる商品なんてないんだから、わたしはわたしの、あなたにはあなたの売り込み方があるのよ』
「……渡田さん」
『だから、胸を張って? ……若いからおっぱいの張りも十分だし』
 和音は笑いながら、手のひらでぺちぺちと滝美の乳房をさわる。滝美は胸を触れられるという刺激に身体を震わせた。
「あ、ありがとう……ございま……ふっ。わ、渡田さん……」
 困ったように眉根を寄せる滝美。和音は彼女の胸をまだ触っていた。彼女の顔には深い笑みが刻まれていた。
『あら、ごめんなさい。つい……とてもいい感触だったから』
「……それを言うなら、渡田さんの手だって……それ、どんな感覚なんですか?」
 宝石で出来た和音の手は非常に冷たい。冷え性の人の手をさらに冷やしたような温度で、無機質に触られているような、不思議な感触は滝美にとって未知のものだった。和音はその宝石で出来た手を開いて閉じてを繰り返す。
『どんな感覚……と言われてもね。んー、まあ、面白い感覚よ? まあ、羽泉さんにもこの身体になってもらうから、そしたらわかるわ』
 その前に、と和音は滝美の身体を頭の先から足の先まで改めた。子細に観察される滝美が居心地が悪そうに身体を捩る。
「えっと……何か……?」
『一応聞くけど、身体に何か異物を身につけているとかないわよね? ヘアピンとか、ピアスとか、シールとか、付け爪とか……』
「は、はい。そういうのはつけないようにって面接の時に言われました」
 その滝美の応えに、和音は満足そうに頷く。
『よろしい。もしもそういうのつけてたら永遠に取れなくなっちゃって、素材の価値が下がるのよ……売られてくるものに関してはそれがプラスになったりするからいいんだけど、わたし達『正素材』は自然に拘るように指示されているから』
「なるほど……そういうことでしたか。なら大丈夫です。今日は何も身につけてません」
 その言葉に満足した和音が、滝美を部屋の隅に置いてあった丸い台の上に促す。
『それじゃあ、さっそく全身宝石化してもらうわね。一度変わると二度と元には戻れないけど……問題ないわよね?』
「はい。大丈夫です」
 滝美の意志を確認した和音は頷き、滝美に向けて指示を出す。
『変わるときは気をつけの姿勢が一番いいと思うわ。ああ、そんなに堅くならなくていいから。力を抜いてリラックスして……変わった直後はちょっと身体が堅くて動かしづらいかもしれないけど、慣れればわたしみたいにスムーズに動けるようになるから心配しないでね。じゃあ……いくわよ』
 滝美が緊張に唾を飲み込む。和音が何かをしたようには見えなかったが、滝美の身体が端から徐々に緑色に変わっていった。
 宝石化が始まったのだ。


 足先や手先から宝石化は始まり、私はその身体の変化に意識を向けた。
(あっ……すごい……ほんとに、宝石に変わってく……!)
 変化はゆっくりと、まるで布切れに染料がしみこんでいくように、じわりじわりと進んでいった。手足の先が本物の石のようになめらかに、透き通る素材に変わっていく。視線を下を向けると、その視界の端で自分の身体が透明な宝石のようになっていくのがはっきりと見えた。
「うあ……っ、これ、すごい……っ」
 私はその変化を見つめながら、その変わっていく場所の感覚に心を震わせた。宝石に変わっていくその場所の感覚は、まるで快感という名のついた水にでも身体を浸していっているかのようで、本来ならばそれほど強い快感を生み出すはずもない二の腕や肘までもが乳首やクリトリスといった性器に変わってしまったかのような快感がわき上がっていた。
 思わず撫でさすりたくなるけれど、渡田さんに厳しく制される。
『まだ動いちゃだめ! 完全に変わるまで動かないで!』
「ふぁ、は、はいぃ……!」
 涙を堪えて、なんとか手足を動かさずに堪える。それは相当な精神力を必要とした。もっとも、宝石に変わってしまったところは動かしにくくなっていたから、変わる瞬間の感覚さえ我慢すればなんとか耐えられなくもない。手足はすっかり宝石になって、胴体へと変化は移る。胸や下腹部が宝石に変わる瞬間が最も辛かった。元々性感帯でもあるそれらの部位が宝石に変わろうとする時には、予想以上の快楽が襲いかかって来て、思わず悲鳴にも似た喘ぎ声をあげてしまった。足が完全に宝石かしていなければ倒れてしまっていただろうというくらい、その快感はすさまじいものだった。
 いともたやすく絶頂に至ってしまったわたしは、あそこの中が非常に熱い熱をもっていることを感じていたけれど、宝石に変わってしまったそこからは何の液体もにじみ出ることはなかった。
 首から下がすっかり宝石化した私の身体は、もう指先一つ動かせない。宝石化は首から顔ににじみあがってきた。
「うあ、あ……ぁ……」
 口が中途半端に開いた状態で固まって動かなくなる。口の中の舌すら微動だに出来なくなった。宝石かが目に至った時、一瞬視界が緑色に染まったかと思うと、それまで通りの色彩で見えるようになる。けれど、宝石に変わってしまったことを示唆しているかのように、瞬きも眼球を動かすことすら出来なくなっていた。
 そしてついに宝石化は頭頂部にまで至ってーー私は完全に宝石像へと変わった。
 変化を見つめていた渡田さんが、私の正面に回ってきて、笑顔を浮かべる。
『お疲れさま。完全に宝石になったわよ。凄い良い顔になってるわ。写真に撮っておきたいくらい』
『あ…………あぅ…………ぉ…………』
 私の口から発される声は、すっかり渡田さんのそれと同じ響きを有するようになっていた。憧れの存在と同じになれたという充足感を感じる。
 渡田さんの手が、私の身体に触れてきた。宝石同士が擦れあう音がして、そこから生じるすさまじい快感に驚いた。固いものと固いものがぶつかったら痛いだろうと思ったのに、私達の宝石の身体はそうじゃなかった。同じ存在だからなのか、触れられているという感触をより強く感じられて、強い快感を生み出す元になっていた。
 私の感覚を読み取ったのか、渡田さんが楽しげに口を開く。
『気づいた? わたしたちはね、お互いに触れることで、より気持ちよくなれるの。共感覚に近いもので、お互いの快感が増幅されるみたいなのね。これによって、商品の手入れをする時も、効率よく宝石の輝きを増すことが出来るのよ。宝石になったわたしたちが気持ちよくなればなるほど、その宝石の輝きも増すってわけ』
 触れていた手を離して、渡田さんが一歩わたしから離れる。
『さて……それじゃあ色々教えてあげる前に、まずは動けなくならないと話にならないわ。がんばって身体を動かしてみて。あなたはまだなったばかりだからかなりきついと思うけど、早めに動けるようになってもらわないといけないから』
『ぁ…………ぃ…………』
 はい、と答えたつもりなのに、私の口からはちゃんとした声が出なかった。こちらの方も早急に慣れる必要があるみたいだ。
 ともあれ、動けるようにならないといけないというのは確かだったので、私は渾身の力を込めて指先を動かそうと試みる。まるで固めた蝋の中にいるみたいで、身体はちっとも動いてくれなかった。指を曲げることさえ容易ではなく、微かに動いたような気もしたけど、数ミリ動いた程度だった。先駆者である渡田さんから指導が飛んでくる。
『最初のうちは、身体だけ動かそうとしてもなかなか動かないわ。身体をうごかすんだっていうイメージと一緒に身体を動かしてみなさい。指を曲げるのであれば、指を曲げようとするのと同時に、指を曲げる想像もするの』
 渡田さんのアドバイスは抽象的で、どうすればいいのか迷うところもあったけれど、とりあえず言われた通りに想像してみた。指を曲げようとするのと同時に、指が曲がる想像もしてみる。頭で覚えている指が曲がる感覚を現実に当てはめるみたいな感じだ。
 すると、いままでかなり力を入れてもなかなか動かなかった指が、大きくぐぐっと動いた。まっすぐのばしていた状態から、少し力を入れて握っているような手の形に変化する。
(こ、こんな感じ……なんだ……)
 宝石と化した指が自在に動くのはなんだか変な感覚だった。本来であれば微動だにしないはずの鉱物が、自分の意識に従って動く現象。自分の身体のはずなのに、神経につないだロボットアームを動かしているような、そんな奇妙な感覚だった。
  一度身体を動かすコツを学んでしまえば、あとは早かった。手首、肘、肩、と徐々に動かせるようになっていく。首、腰、足の付け根、膝……と、だんだん動かせる範囲も広くなっていった。渡田さんのように普通の人と全く変わらないような、スムーズな動きにはまだまだだけど、とりあえずその場から移動出来る程度には身体が動くようになった。
 見ていてくれていた渡田さんが、満足そうに頷く。
『うん。だいぶ慣れてきたみたいね。それじゃあ、練習がてらちょっと歩いてみましょうか。あ、もしも転んでもこの身体はよっぽどのことがない限り割れたり傷ついたりしないから安心してね。ただ、ぶつかった物とか床の方が壊れるから出来るだけこけないように注意すること。いいわね?』
『は……あ…………い……』
 どうやら声の方ももっと意識をして出すようにしないといけないみたいだ。中々理想には困難な道が待っているようだった。
 平然と歩く渡田さんの後について、私も歩いていく。渡田さんはバックヤードから外に出た。私は一瞬、自分の身体を晒すことに躊躇を覚えたけど、身体を晒すことをためらうなんておかしなことだと思い直す。『商品』を晒すことを恥ずかしがる店がどこにあるのかという話だ。
 私はバックヤードの中から足を踏み出した。きらびやかだった宝石店の店内は、いまの私にとってはもっと煌びやかですばらしいものに映る。なにせ、ここにおかれている宝石裸婦像は全部私と同じように人間だった者のはずだ。いまの自分の状態を考え見れば、そのポーズを取っている裸婦像達がどれほどすばらしいものか、まさに身を持って感じる事が出来る。人間の柔らかな動きをこの宝石の身体で再現している裸婦像達は、まさに美の結晶だ。
 渡田さんが手招きする場所に私は何とか移動した。不格好な移動の仕方しか出来ないことが恥ずかしくて仕方ない。そんな風に思っていたのが顔に出ていたのだろう。
『最初は誰しもそんなものよ。恥ずかしがることないわ』
 そんな風にフォローを入れられてしまった。私は恥ずかしさに顔のあたりが熱くなるのを感じる。
『は……い……』
 頬の熱を感じて、私はふと疑問に思った。こんな宝石の身体なのに、体温はあるんだろうか? それとも単に私が人間だったときの感覚を頭の中で反芻しているだけなのか……実際に熱くなっているのかどうか、私には判断できなかった。聞けばいいのだろうけど、まだ声がうまく発せられないから、通じるとは思えない。ちゃんと声を出せるようになったら聞こうと頭の片隅に入れておいた。
 渡田さんが私を呼んだのは、小さな宝石像が納められたショーケースの前だった。その中に納められている宝石像を渡田さんは指し示す。
『これがこの店で一番人気の宝石よ。インテリアとして飾るにはこれくらいの大きさがちょうどいいの』
 手のひらに載りそうな大きさのそれらの宝石達は、確かに手軽に手に入れられそうな者達だった。それぞれ一つ一つポーズが違い、様々な趣味嗜好に対応出来そうだ。思わずまじまじと見てしまう精巧さはさすがという感じだった。素材が人間なのだから精巧なのは当たり前なのだけど。
 けれど――ふと、私は奇妙な事に気づく。
 そのショーケースに並べられた宝石像達は、全部で何十体もいるのだけど、そのうち複数の宝石像が全く同じ顔つきと体つきをしているのだ。最初は双子か三つ子なのかと思ったけど、それにしてはやけに数が多い。容姿が綺麗な双子や三つ子をこんなにも集められるだろうか。いくらこの宝石店が世界的に有名な店とはいえ、さすがにちょっと無理がある気がした。
 そんな私の疑問を察したのか、それとも誰もが感じる想定内の疑問だったのか、渡田さんは得意げな笑みを浮かべていた。
『気づいた? 同じような子達がたくさんいるのが不思議なんでしょう?』
 私はその問いかけに対して、首をなんとか頷きの形に動かす。渡田さんはさも得意げな様子で説明してくれた。
『その秘密こそ、最近うちの店で採用されたばかりの『宝石像』の量産方式なの。オーナーのおかげでこれが出来るようになって、売り上げは何十倍にも伸びたわ』
 その方法はね、と渡田さんが説明をしようとした時、ちょうど店にお客様が入ってきた。常連さんなのか、特に戸惑う様子もなく、楽しげに宝石像を眺めている。
『あら、お客様が……説明はあとでね』
 説明を始めようとしていた渡田さんはそれを打ち切り、お客様の対応に動き出す。その前に、私の胸にシールのようなものを張り付けた。視線を落として自分の胸に張られたそれを見てみると、『研修中』の文字が印字されていた。
『さすがに入ってすぐのあなたを売るわけにもいかないから、これでとりあえずは配慮してもらいましょう。どうしてもということであれば売られてもらうことになるけど……まあ、それはほとんどないから安心していいわ。とりあえず私が接客するのを後ろで見ておいて』
『は、はい。わ、かあ、りあ、した』
 まだまだうまく言葉が口に出来ない。渡田さんは優しげに私に対して笑いかけてから、急いでお客様の方へと歩いていった。私も転ばないように注意しながらそれに続く。
 『いらっしゃいませ。比原様。いつもありがとうございます』
 常連さんだという私の認識は間違っていなかったらしく、渡田さんはそのお客さんの名前を呼んで、にこやかに接客を始めた。比原さんと呼ばれたその人は、優しげな笑みを浮かべた穏やかそうな人だった。
「いやいや……ここの宝石は素晴らしいからね。何度も脚を運びたくなってしまうのさ……おや? 後ろにいる君は……見たことがない裸婦像だが……」
 私のことを目敏く見つけたその人は、瞬時に私を「見たことがない」と言える程度に、この店のことを知り尽くしているみたいだった。私はまだ動かしづらい表情筋を何とか動かし、笑顔を作る。
『今日からこちらで働くことになった子なんですよ。中々の逸材でございましょう?』
「ああ、いい感じの輝きを放っている。形も悪くない。研修中のシールがなければ購入を検討するくらいにはいい子だね」
 比原さんは手放しでそんな風に褒めてくれた。自分の価値が認められたみたいで、嬉しい。
『ありがとう、ございます』
 ぎこちなく頭を下げながら、私は比原さんに頭を下げる。
 柔らかな笑みを浮かべる比原さんに対して、渡田さんが尋ねた。
『今日はどういった裸婦像をお探しで?』
「ああ、そうだった。いや、私の家の庭にはいい桜の木があったんだが……虫にやられてしまってね。切り倒すことになったんだ。その跡地に置く裸婦像を探しに来たんだ。出来ればピンク系の、桜を想起できるような色の物がいいのだけど』
『なるほど……そういうことでしたら』
 渡田さんはポーズを決めている等身大の裸婦像が並んでいるコーナーに、比原さんを案内した。その中で一体、とても恥ずかしそうな格好で立っている裸婦像に近づく。
『これは今日入荷したばかりの新人なのですが、ちょうど比原さんが求めていらっしゃる色に近い色になっています』
「おお、これは……! 新人らしい恥じらいの表情とポーズがいいね」
『たまにはこのようなポーズも新鮮かと思いまして』
「うむ、気に入ったよ。これをいただこうか」
 即断即決。豪気な人だった。
『お支払いはいかがなさいますか?』
「カードで」
 そう言って比原さんは黒いカードを渡田さんに差し出す。
 ブラックカードなのだと思うけど、そんなカードをほいほい出せるこの人はすさまじい人なのだと今更ながら理解した。一般の人達も利用することがある店だというから、値段はそこまででもないかと思えば、実質その金額は庶民が想像する桁より二つほど多い。その秘密を私はパンフレットやお店のホームページで知っているけど、よくできたシステムだと思う。
 一応私と同期になるはずのその新人の裸婦像は、店の各所に普段はディスプレイとして待機しているスタッフの手によって梱包され、運び出された。あとから聞いた話だけど、可動式の宝石像になれるかどうかはその人の体質にもよるらしく、一度宝石像に変わってしまうと二度と動けなくなる場合もあるらしい。さっきの子はそのパターンで、だからスタッフが梱包して運んでいったらしかった。
 そんな手続きが済んでいる間に、渡田さんと比原さんが別の話を交わしていた。
「そうそう、そういえばもう一つ今日は用事があったんだよ。使用人の外観を変えようと思っていてね。是非とも君の姿を売って欲しいんだが。私の好みに合わないだけで、使用人の容姿は中々のものだよ」
 その提案に対し、渡田さんは少し考えるそぶりを見せる。
『トレード、ということですね?』
「ああ。裸婦像の価値に差が生じるのであれば、差額分は支払おう」
 比原さんがそう言って使用人を呼びつける。その使用人さんは、理知的だけど、どこか冷たい感じもする完全無欠のメイドさん、という感じだった。体は普通の人間で、それが裸婦像になった時にどの程度の代物になるのかは私にはよくわからない。
『それでは、失礼して商品を改めさせていただきますね』
 渡田さんはそんなメイドさんに近づき、遠慮なくその体を見つめる。肌に触れ、目をのぞき込み、髪質を確かめ、メイド服を脱がせて胸やあそこの状態も確認していく。その間、メイドさんは服の採寸でもされているかのように無反応だった。
『……うん、これは素晴らしい素材です。これではむしろこちらが差額分をお支払いしなければなりませんね』
 私からすると渡田さんもそのメイドさんもどちらも素晴らしい体をしているようにしか見えないのだけど、渡田さんには違いがわかるらしい。
「いや、いいよ差額分は。チップとして受け取っておいてくれ。いつも世話になっているからねえ。今後ともよろしくと言うことで」
『ありがとうございます。それでは……少々お待ちくださいませ。交換させていただきます』
 そう言うと、渡田さんはメイドさんにそのまま動かないように命じる。そのメイドさんの体が、私の時のそれと同じように、手足の先から徐々に宝石へと変わっていった。メイドさんはそれでも表情一つ変えない。クールな人だった。そんな冷静さを体現するかのように、その体はサファイアのような蒼い宝石に変化しつつある。私の時はもっと変化に時間がかかっていたように思ったけど、メイドさんが変化するのは割とすぐだった。人によって差があるのか、それともそうなるようにしたのかはよくわからない。あるいは、それほどにメイドさんが逸材だった、のかもしれない。
『失礼します』
 渡田さんがそう断ってから、宝石裸婦像になってしまったメイドさんの額に額を会わせる。一瞬、二人の間を光が行き交ったような気がした。
 動かなかったメイドさんがぎこちなく動き出す。けれど、ぎこちなかったのは最初のうちだけで、すぐになめらかに動き出し始めた。
『あー、あぁ、あー。……ごほん。お待たせいたしました、比原様』
 メイドさんだった人が、柔らかな物腰で比原さんに頭を下げる。その動きは渡田さんのそれとすんふん違わず同じだった。
「おお……いつ見ても不思議な感じだな」
 渡田さんだった宝石裸婦像は、先ほどメイドさんが脱いだ服を淡々と拾い集め、身につけている。その表情の動かなさは、さきほどのメイドさんと一緒だ。まさに中身が入れ替わったことが一目瞭然でわかる。
 比原さんは満足そうに笑いながら、渡田さんだった体をしたメイドさんを連れて帰って行った。
 見送った後、渡田さんは体を慣らしているのか、ストレッチ体操みたいなことをしていた。
『ん……まだちょっと固いわね』
『渡田、さん凄い、です……もうそんなに、なめらかに』
 私も少しはなめらかに動けるようになってきていると思うけど、それでもやはりまだぎこちない。なのに渡田さんはあっさりと動けるようになっていた。そういえばあのメイドさんもだ。私には宝石裸婦像の才能がないのだろうかと思ってしまう。
 それを察知してくれたのか、渡田さんがにこやかな笑みを浮かべた。
『私はもう何十回と体の交換を経験してるし、今日みたいに人間から裸婦像に変わったばかりの人と交換することも少なくないからね。あと、あのメイドさんがすぐになめらかに動けたのは私が前の体をしっかり慣らしておいたからよ。もちろん完全に同じというわけにはいかないけど、それに近いレベルには出来てた自信があるから。ほら、完全な新品よりも中古の方が動かしやすいって経験はない?』
『なるほど……そういうことですか』
 そういうことなら納得できなくもない。私が特別劣っているわけではないことがわかって少しほっとした。
 ふと気づくと、渡田さんは自分の胸を両手を使って揉んでいた。これが普通の人間がやっていることなら痴女の行動以外の何者でもないけど、裸婦像である私たちの場合は違う。何かその行動にも意味があるのだと思った。
『渡田さん……えっと、その動きは……』
『ああ、これ? これは特別固くなりがちなところを揉みほぐしているの。私たち宝石裸婦像は身体が宝石だから固いのが当たり前なのだけど、口の中と胸、それから秘部はある程度柔らかくしておかないといけないから。……あなたもまずは胸を揉んで柔らかくしておきなさい』
『あ、はい!』
 私は渡田さんに言われて、慌てて自分の胸に手を当てて、揉み始める。営業中のデパートの宝石店の一角で、接客係の二人が並んで自ら胸を揉んでいる……そう言葉だけで考えると凄い話だけど、これはあくまでちゃんとした宝石裸婦像になるための行動だから、おかしくはない。もちろん恥ずかしくもない……はずだ。
 頬に熱が集まる感覚を覚えつつ、私は渡田さんの指導に従って胸の柔らかさを維持するマッサージを覚えていく。
 そこそこ長い時間マッサージを続けた後、改めて渡田さんに取り扱っている宝石裸婦像について説明を受けた。
『最初、この宝石店では、裸婦像を増やすためにはあなたみたいに『正素材』として採用して来たり、客さんから彼女さんや婚約者さんを提供してもらったりするしかなかったの。それはそれで問題なく回ってはいたんだけどね。ある時、お客様同士で欲しい裸婦像が重なってしまったことがあったの。そのときは結局話し合った末、片方のお客様に別の宝石裸婦像を選んでいただいたのだけど……店として、お客様の望みに応えられなかったというのは恥でしかないから。どうにかしなければならないとオーナーに相談したの』
 そしたらオーナーは見事に解決策を示してくれたわ、と渡田さんは言う。
 案内されたのは、宝石店の一角、『増殖コーナー』と銘打たれたスペースだった。
 そこは一見ほかのところと変わらず、裸婦像が何体か展示されているだけのように見えた。ところが、よくよく展示されている裸婦像を見ると、明らかにほかの裸婦像と違うところがあった。
『おなかが……大きい?』
 そこに並べられている裸婦像達は、みんな妊婦さんのようにお腹が膨らんでいた。渡田さんがその裸婦像に近づいて、その膨らんだお腹を優しく撫でる。
『彼女達はお店のホームページで人気投票を行った結果、上位になった子達なの。彼女達は特別に妊娠するようになってて、それによって自分と全く同じ姿をした裸婦像を生むことが出来るようになっているの』
『それで……同じ姿をした裸婦像がいくつもあったんですね』
 普通に考えれば素材は一点ものなのだから、同じ姿をした者がいくつもあるわけがない。よく出来ているというか、凄すぎてあっけに取られてしまう。
 渡田さんは楽しげに私を手招いた。
『まだまだこんなものじゃないわよ。この店の素晴らしさは。お客様にそれを伝えることが出来るよう、あなたも早くこの店のことを覚えてね』
 あまりのすごさににあっけに取られたけど。
 そんな、素晴らしいところで働くことの出来る幸せに私は心が踊った。
『はい!』
 まだまだ奥の深いこの店で、しっかり働いていこうと私は決意を固める。
 
 
 
 
『宝石が販売する店』 終
 
 
 
 

Comment

No.1134 / サファイヤ [#-] 感無量です。

自分が書いた短いリクエストからこんな素晴らしい話を書いていただき本当にありがとうございます。今までの方のリクエストの出来栄えに満足し、自分の番はいつかなと待っていました。しかも続きがあるかもということで楽しみにしています。お体に気をつけて執筆して下さい。では。

2013-05/26 22:55 (Sun)

No.1135 / 名無しさん [#-] No Title

リクエスト楽しみに見させてもらってます!
デパートの続きいいですねぇ・・・他のフロアもどうなっているのか気になります。リクエストの際に出しておけばよかったな~。服にあわせて身体が変わるフロアとかきになるなぁ。TS的にも。

2013-05/27 00:32 (Mon)

No.1136 / [#] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2013-05/27 01:34 (Mon)

No.1137 / Torainu [#CNtCm3fU] No Title

執筆お疲れ様です

自分が宝石化するという視点での作品、非常に面白かったです
人体変化が起きたりした場合、私ですと「本人はどんな感覚なのか」というのを考えてしまうんです
もちろん自分の想像だけで終わらせる時もあるのですが、その感覚を表した作品も見てみたいとよく思うのですよね
今回は見事に求めていたその作品でした

この作品では、人間の容姿のまま材質だけ変わった人の話でしたが、牛になったり液体になったりなど、人外のものになった時の「感覚」にとても興味があります
今後も機会があれば、そのような作品を書いてくださると嬉しいです

長文になりましたが、それでは

2013-05/27 02:55 (Mon) 編集

No.1138 / 光ノ影 [#-] Re: 感無量です。

サファイアさん、コメントありがとうございます!

> 自分が書いた短いリクエストから~
いえいえ、インスピレーションが湧くようなリクエストをありがとうございました。
おかげさまでまた一つ続きを書きたい作品が……いい加減自重しないとえらいことになりそうです(笑)

> 今までの方のリクエストの出来栄えに~
お待たせして申し訳ありませんでした……後半、40番台の方には本当に申し訳ないです。
何年かかるのかって話ですよ絵、ほんとに。
頑張ります。

> しかも続きがあるかもということで~
続きを書けるのがいつになるかはわかりませんが、おいおい書いていこうと思っているので、楽しみにお待ちくださいませ。
身体はホントに壊さないように気をつけます……いつぞやの時みたいに無茶はしないようにしますね……。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-05/27 23:42 (Mon)

No.1139 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

コメントありがとうございます!

> リクエスト楽しみに~
ありがとうございます。楽しんでいただけていたら、幸いです。
これからも精進していきますので、宜しくお願いします!

> デパートの続き~
思い通りになる世界はどんどん次々話を膨らませて行った分、一つ一つの要素に対する描写が希薄になってしまったりしていました。続編や番外編でその辺りを上手く補完出来たらな、と思っています。
他のフロアの続きに関しても、書けるだけ書くつもりでいますので、気長にお待ちください(笑)

それでは、どうもありがとうございました!

2013-05/27 23:44 (Mon)

No.1140 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

Torainuさん、いつもありがとうございます!

> 自分が宝石化するという視点での~
元の思い通りになる世界で書いた時は、あくまで変える側の視点で書いていましたので、今回は変えられた側の視点で書きたいと思っていました。
どういう感触なのかとか、書くのは結構難しかったんですが、楽しんでいただけたようでなによりです。

> この作品では、人間の容姿のまま材質だけ~
牛に変えられた人とか、液体、あるいはまったく別の形状に変えられてしまった人の話とかはぜひ書きたいんですよね……いつになるかはわかりませんが、そういう作品にも挑戦してみたいと思います。気長にお待ちくださると幸いです。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-05/27 23:48 (Mon)

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