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『ほんのすこし』

50万ヒット記念50本リクエスト
リクエスト14『人格や精神的な変化はあまりない肉体的変化や認識、扱いの変化する物語』です。
 
それでは続きからどうぞ!
 
 
『ほんのすこし』
 


 最近、クラスメイトの様子がおかしい。

 そのことに気付いたのは春休みが終わって暫くたった頃だった。いつも通り普通に授業を受けていた私は、何気なく教室を見渡していて不意にそう思った。
(……なんなんだろ。何かおかしいような気がするんだけど)
 感じた違和感の正体を掴むため、周囲の様子をつぶさに観察するのだけど、特におかしなところは見当たらない。黒板の前に立って授業をしている先生も何も感じていないらしく、いつものように少し派手で露出が多めの服を着て、真面目な顔で授業を続けていた。生徒が授業中退屈しないようにある程度見た目が派手で、魅力的な格好をするのは先生の務めだからおかしくはないのだけど、もう少し露出を抑えられはしないものだろうか。あまりにも露出が多くて、純情な男子などは明らかに集中が乱されている。本末転倒もいいところだ。
 それはいまに始まったことじゃないからいいのだけど、問題はクラスメイトの様子だった。明らかに何人か授業を利けていない人がいる。体を縮ませ、何かに耐えるように目を瞑っていた。寒いのかと思ったけど、真冬じゃあるまいし、教室もそこまで寒くはない。よくよく観察していたら、どうやらその様子がおかしくなるのには順番があるみたいだった。さっきまでは一番前の席に座っていた子が身体を竦ませていたかと思えば、今度は三番目に座っていた子が身体を硬直させる。何が起きているのかさっぱりだったけど、やがてその様子がおかしくなる人もいなくなった。
 それと同時に、隣の席の男子が席に戻って来る。あれ、隣だったのにいつから席を立ってたのか記憶にない。
 私が何気なくその男子を横目で見ると、彼は何やら疲れたように溜息を吐き、ぐるりと方肩を回していた。ついさっきまで席を立っていただろうに、そんなに疲れることが何かあったんだろうか。
 そんなことを考えていたから、完全に意識が授業から離れていた。
「おい古河ー。なによそ見してるんやー」
 先生に名前を呼ばれてはっとする。
「ご、ごめんなさい!」
「ほんま頼むでー。あんま授業聴かへんのやったら、皆に――そやな、下着でも見せてもらうで?」
 あっさりいう先生に、教室中が湧く。私はその罰をすることを想像して恥ずかしさを覚える。しかし授業をちゃんと聴かなかったら恥ずかしい目に合うのは当然のことだったから、文句は言えない。遅刻、居眠り、宿題忘れ。様々な違反にはそれに相応しい罰則があるべき――というのがうちの学校の理念だからだ。この新学期から急に決まった校則だけど、理には叶っている。実際、その与えられる罰が嫌なのか前よりも遅刻や欠席は減ったみたいだし。
 罰則を受けないように気を引き締めようと気持ちを切り替えた私に対して、隣の席の男子が声をかけてきた。
「みぃちゃん、怒られたな」
 にやにや笑いながら慣れ慣れしく話しかけてくる彼。私は一瞬顔をしかめた。人ごとだと思って。
「なによ。せっかく罰もなくやりすごせたんだから、話しかけないでよ。授業中の私語は厳禁よ」
「いいじゃん、別に。幼馴染だろ?」
 そう、私はその隣の席の彼と――確か昔からの――幼馴染だった。彼とはほとんど話したことがないし、小学校どころか中学校も違うし、住んでいるところはこの学校を挟んで真反対で、そもそも初めて顔を合わせたのは数日前なのだけど。
 彼と私は幼馴染だった。
「幼馴染だからこそ、嫌なことだってあるでしょ」
「そーかな。俺は授業中の私語の罰則とか、お前となら何度でも受けるけどなー」
「だから声が大きいって……」
 そう諫めようとした私だけど、時すでに遅し。
 先生がいい笑顔で私と彼を見ていた。彼は軽く口笛を吹く。対象的に私は頭を押さえて溜息を吐いた。
「古河? それから――」
「罰則っすね。じゃあ行って来ます」
 なぜか楽しそうに立ちあがった彼が私を顎で促す。私はもう一度溜息を吐いてから立ちあがった。
 全くもう、話しかけてきたのは彼の方なのに、とんだとばっちりだ。
 教室を出て、近くのお手洗いに入る。外だと男女別になっていたりするけど、この学校ではお手洗いは男女共用になっている。無駄に分けるよち、この方がよっぽど合理的でいいと思うのに、なぜ学校以外のところでは基本的に男女別になっているんだろう。不思議な話だ。
 個室が並んでいる方のトイレに入った彼と私。その個室はいまでは珍しくなった和式便器で、様式と違って空間が広いので罰則をする際にはこっちの方が都合が良かった。彼はさっそく罰則の内容を始めた。
「それじゃあ、始めるか。おい、壁に手をついて尻を突き出せよ」
「……はいはい」
 罰則に限らず、学校生活では男子の方に主導権がある。女子は男子のいうことに従わなければならないというのだから、少し理不尽な気もした。
 私は壁に手をついて、言われた通りお尻を突き出す。彼は私のスカートをめくり上げてお尻が見えるようにした。
「ひゃっ」
 わかっていたつもりだけど、スカートがめくられて覆いがなくなったことで、より強く外気を感じた。ひやっとした空気の動きが刺激になって、思わず妙な声をあげてしまった。
 そんな私の反応を楽しんでいるのか、彼はその手でお尻を揉んで来た。丹念に、まるでボールでもさするような手つきで私のお尻を彼の両手が掴んでいる。
「んっ……ふ……ぁっ」
「おいおい、まだお尻を触ってるだけだぜ?」
「わ、わかってるけど……っ、はやく、いれてよ」
 罰則とは関係ない動きは出来る限り控えるように言われているはずなのに、彼は私のお尻を揉み続ける。
「まあまあ、良いじゃん。せっかくだし、ちょっとは楽しんでいこうぜ」
「駄目だっ……あっ!」
 彼の指が割れ目を滑る。その途端、私のあそこからはじっとりとした液が滲みだした。
「……うん、だいぶ開発されてきてるな。ちょっと触れただけでこれか。さすがというかなんというか」
「うう……あんまり言わないでよ」
 顔に熱が集中しているのが言われなくてもわかった。恥ずかしい。
(っていうか……私の身体を開発したのってあなたじゃない)
 性器に触れると濡れるというのは学校の『性教育』によるものだけど、感度に関しては完璧に彼のせいだ。数日前から、事あるごとに私語をするとかなんだかんだと罰則を受けなきゃならないようなことをするから。おかげでたぶん私はいまのところ学校内でもっとも罰則を受けている女子だろう。なんども繰り返して罰則を受けていれば体も自然と開発されてしまう。
「まあ、楽でいいけどな」
 彼はズボンの中からその大きくそそり立ったものを取り出す。最初はグロテスクで見る気にもならなかったけど、いまではさすがにちょっとは慣れた。観察する余裕もある。見れば見るほど奇妙な形をしたものだ。キノコという例えは的外れどころか、実に的確な例えなのだと実感出来た。
 私の背後に回った彼は、そのキノコのようなものの先端を私のあそこの入口に合わせる。
「これだけ濡れてれば問題ねーだろ」
 彼のものの先端が私の身体に触れる。その瞬間、快感が背筋を駆け上がって来た。思わず身体を硬直させる。けれどもそんな私の意思とは裏腹に、私の身体はさらに大量の液体を分泌していた。彼のものに伝わって流れるほどに溢れている。
「うぉ……っ、さすがにこれはすげえな……ローションぶっかけた時と変わらねえじゃん。……ここまで改造出来るとはな」
 ぼそりと呟かれた言葉を私は利く余裕がなかった。触れているだけで私のそこからは愛液が流れて行くのだけど、その分泌する行為自体、私にとっては快感になるのだから。早く入れるなら入れて欲しいというのが本音だった。
「さてと……じゃあ行くぞ」
 彼が力を込めたのが伝わって来て、私の中にそれが入り込んでくる。狭いところを押しのけながら突き進んでくるそれの感触は何とも言い難い。快感が広がり、背筋が泡立つ。
「ふああああああ……っ」
 思わず声が零れた。気の抜けた甘い声。それが変な声に聞こえておかしかったのか、彼が笑う。
「ぷぷっ、変な声」
「……っ、う、うるさいっ、はやくしな――うぁ!?」
 いきなり身体の中心を突かれてあげかけた声を呑み込む。彼は嫌味な笑みを浮かべて腰を動かしていた。
「おいおいどーしたよ、みぃちゃん。何か言いたいことがあるなら遠慮なくいえよ?」
「ふぁっ、あっ、む、むりぃ! やめっ、とまっ」
「ごめん、何言ってるかわかんねぇ」
 笑いながら彼がさらに腰を動かす。一番奥まで侵入されては抜ける寸前まで引かれ、また一気に突きこまれる。そのあまりの刺激の強さに私の視界が白く染まる。快感というよりはほとんど暴力だ。頭を殴られているかのような衝撃に翻弄され続ける。
 やがて満足したのか彼の動きが止まる。代わりに、身体の奥で熱い物が噴き出す嫌な感触があった。一瞬脳裏に避妊という単語が過ったけど、この学校では妊娠することを推奨しているから別にしなくていいのだと思い出した。在学中に子供を産めば内申点も良くなるし、生まれた子供はちゃんと学校が育ててくれるし、良いことづくめだ。拒否する理由もない。
「ふぅ……やっぱお前って結構な名器だよなー。エロくなったよ、ほんとに」
「う、うるさいわね……っ、別に、好きでこんなになったわけじゃ……」
 射精の間にも何度も逝かされた私は、荒い呼吸を繰り返しながら彼の言葉に応えた。
「悪いんだけどさ。口で綺麗にしてくんね?」
「もう……それくらい、自分で処理しなさいよ」
 いつまで経っても、私に後始末を押し付けるんだから。私は溜息を吐きつつ、彼に向き直ってその場で膝をついた。こうすれば丁度彼のものが口の位置に来る。私は一度出したせいか小さくなっている彼の物を咥えて、軽く掃除を行った。これもまた女子の務めだ。
 綺麗になったそれをズボンにしまった彼は代わりとばかりに小さな栓を取り出す。タンポンにも似たその栓を、今後は私のあそこに突き入れた。
「これでよし、と。早く妊娠しないかなー」
「危険日じゃないし、無理じゃない?」
 妊娠しやすいように差すその栓は手放しでいても抜けおちない工夫がされていた。その栓自体がバルーンのように膨らんでしまうのだ。ちなみにそうすると操作した本人しか外せないから、簡易の貞操帯としての役割も果たしてくれる。性犯罪にもきちんと対策を立てているというわけだ。
「よーし、これでおっけー。じゃあ教室戻ってていいよ、みぃちゃん」
「え? あなたはどうするの?」
「いや、ちょっとションベンしたくなってな」
 あけすけにいう彼に対し、私は頬を膨らませた。
「あのね、デリカシーがないわよ! もう、じゃあ先戻ってるわね!」
 全く幼馴染とはいえ、少しは気を使って欲しい。
 私はトイレの前で彼と別れ、彼はもう片方のトイレに入って行った。
(そういえば――)
 私は逝き過ぎたせいでだるい体に鞭を打って教室に向かいながら、ふと思う。
(もう一つのトイレって……何があるんだっけ?)
 基本的に個室の並んでいる方にしか入らない私はそっちに何があるのかよく知らなかった。
 少し気になったけど、別に知らなくてもいいことだと思い、私は教室に急いだ。




 いまやこの学校に女子トイレも男子トイレもないが――建物の構造は別に変っていないので元女子トイレと元男子トイレという区切りは存在する。
 元女子トイレの方はさっきみたいに罰則で使用したり、普通に使用したりしているが、男子トイレの方には別の使用方法があった。まあ、まともな使用方法ではないかもしれないが。
 俺が元男子トイレに入ると、そこには異様な光景が広がっていた。小便器が並んでいた場所には、あるべき便器がどこにもなく、代わりに裸の女子が数人正座させられている。彼女達は全員後ろ手に拘束されていて、必要以上に動けないように鎖によって壁に繋がれていた。その首にはプレートが下がっている首輪が嵌められており、彼女達を家畜のように印象付ける。
「よう。全員元気か?」
 声をかけてやると、全員が面白いように身体を竦ませ、怯えるような視線を向けてくる。数日前……というか春休み前までは生意気だった女子達も、いまやすっかり大人しくなった。まあ、何十人もの男に奉仕させられ、排泄物の処理をさせられてなお反抗的な態度を取れるような女子はそうそういないだろうが。どいつもこいつも怯えの感情を向けてくることしかできていない。
「ふむ……」
 俺は一つ唸り、壁にあったスイッチに手をかける。それを見ていた女子便器どもが一斉に声をあげた。
「や、やめ――っ」
 そのスイッチには『洗浄』というシールが貼られている。オンにすると、どこかでモーターの動く音がして、拘束され不自由な身体を女子達が一斉に竦ませる。
「うぁっ、うああああああああっ!」
 悲鳴混じりの嬌声を上げる女子達。このスイッチはいわゆる腸内洗浄のためのスイッチだった。正座しているから見えないが、実は彼女達の肛門にはそれぞれ長いチューブのようなものが刺さっている。それは中で膨らんで抜けないようになっているのだが、それを突き刺した目的は彼女達の身体の中を強制的に洗浄するためだ。彼女達はこのスイッチがなければ排泄すら出来ないのである。ちなみに注入する浣腸液や排出した排泄物は全てこのトイレの下のタンクに貯まっており、ある程度循環して使用されている。彼女達はそれを栄養にして生きて行かなければならない。普通の人間ならとても無事では済まない管理のされ方だが、肉体改造を行っている彼女達は滅多なことでは病気にならないし、不足する栄養は全て精液などから賄えるようになっている。肉体的な強度もかなり増しているため、膨腹にもかなりのレベルで耐えることが出来る。
「さーてと、今日は誰にしようかなぁ……」
「いぎぎぎぎぎぃっ! と、とめ、とめてぇ! お腹が……割れる……っ」
 段々お腹が膨らんで来ていた。そう切実な気持ちになるのもわからないでもないが。
「おいおい、まだまだ余裕だろ? 以前はこの五倍は膨らんでも平気だったじゃないか」
 にやにやしながらそう言ってやると、女子達は絶望的な表情を浮かべた。
 いくら強度を上げているとはいえ限度はある。このまま俺が止めなければ破裂は必至だ。
 俺は先ほど綺麗にしてもらったばかりのいちもつを取り出して、女子達の中の一人に向けて突き出した。
「止めてほしかったら俺をいかせてみな。はやくしないと……」
 最後までいう必要なんてなかった。目の前にいちもつを突き出された女子は必死の形相で俺のものを加え、口の中で転がしたり下で舐めあげたりして何とか射精に導こうとする。もはや女性としての――いや、人間としての尊厳などどこかに忘れてきてしまったようだ。とにかく必死に俺をいかせることしか考えていない。
(うーん、中々いい……が、まだまだテクニックは今一つか)
 俺はそんな風に思いながら彼女のフェラを楽しむ。先ほど射精したばかりということもあり、中々射精に達することは出来そうになかった。それはつまり、彼女達にとっては地獄の苦しみが際限なく続くということでもある。特にフェラをしていない者に至ってはただ見守ることしか出来ない状況だ。苦しみにただただ耐えるしかない状況には同情すら覚える。だからといって解放してやる気もなかったのだが。
 そう思っている間にもどんどん彼女達の腹は膨らみ――もう臨月を通り越して異様なほどに膨らんだところで。
 突如、女子達の様子が変わった。
 急に白目を向いたかと思うと、その口から茶色い水を吐きだす。
「うぶぶっ、ぶあっ、げほっ!」
 一人の女子がそうなったことを皮きりに、次々決壊して吐瀉物をまき散らし始める。俺はそれを見ながら、そろそろ危ないと思って数歩後退した。
「げほっ! げぼっ!」
 思った通り、俺に対してフェラをしていた者も限界に達したのか、口から汚さそうなものを吐きだす。肛門から注ぎこまれた液体が逆流して口から噴き出したのだと説明されなくてもわかる。
 俺は地獄絵図を暫し見学し、それから壁のスイッチを切った。今度は排泄側にポンプが動き出し、彼女達の肛門から排泄物がホースを通って下のタンクへと移動して行く。そうなると今度は別の苦しみが彼女達を襲い始めた。苦しみというと少し語弊があるだろう。排泄するという行為に快感を得てしまう彼女達は盛大に喘ぎながら、嬌声を上げながら、身体を震わせながら、何度も絶頂に達する。前の秘部からはとめどなく愛液と尿が噴き出し、涙と鼻水を流しながらイキ狂う。
 そんな痴態を眺めながら、俺は笑っていた。
「あーあ、そんなにイキ狂っちゃって……しらねーぞ」
 やがて彼女達に注がれた物がほとんどなくなったのか、自動的にポンプが止まる。快感の余韻か、まだ小刻みに震えている彼女達に俺は笑いかけた。
「だいぶ逝きまくってたな……そんなんじゃ、卒業までもたねーぞ」
 俺は女子の内一人に近づき、その首輪に下がっているプレートを見る。そこには『879/1000』という数字が並んでいた。
「ほら、あと879回……900回を切ってるじゃねーか」
 そう俺が伝えてやると、その女子はびくりと身体を竦ませた。俺はそんな女子に構わず、トイレの壁に張り出している『取り扱い説明』を読む。
「確か……900回のペナルティは……ああ、『足先、指先が使えなくなる』か。動かなくなってるだろ?」
 聴いてみると、その女子は愕然とした表情で自分の手や足を見詰めていた。
「は、はい……」
 どうやらちゃんとペナルティは働いているらしい。
 俺はほくそ笑みつつ、彼女達に向けて行った。
「最初に言った通り、お前達はこれから逝く度に便器に近づいていく。永遠に便器になりたくなければ、頑張って卒業までの残り時間、逝かないように堪えることだな。心まで失ったらさすがに可哀想だし、出来れば生き残れるように頑張れよ」
 定期清掃の度に逝きまくっている彼女達のことだから、たぶん卒業まで誰も生き残れないとは思うけど。
 まあそうなったところで別に俺には何も損はしない。女子型便器を使えるのだからむしろプラスだ。
 俺は最後に彼女達に言葉ばかりのエールを送って、トイレを後にした。果たして誰がいつまで生き残れるのか……徐々に便器に相応しい状態へと化していく自分に絶望して心が壊れるか……いずれにせよ、楽しめそうだ。
 俺はトイレを後にしながらそう思った。
 
 
 この学校内において、俺に出来ないことはない。
 問題のあるようなことを問題のないことだと思いこませるのは簡単なことだし、自分自身の認識をずらして授業中気にも留められないまま動き回ることも可能。さらには相手との関係性までも自由に変えることが出来る。さっきの古河さんなんかは前々からあんな子が幼馴染だったらいいな、と思っていたのでそういう関係性に変えた。ちょっと面倒だがトイレに設置した女子達のように肉体を本来ならあり得ないレベルに強化することや、条件に従って変化を付けることも出来る。俺の命令や指示は絶対であり、それに逆らうことの出来る奴なんていない。
 俺は教室には戻らず、保健室に向かっていた。保健室といえばサボりのメッカだが、自由に動ける俺にとっていまさらサボりも何もない。暇つぶしに遊びに来たという感覚が一番近かった。保健室のドアをノックもせずに開けると、保険医の泉中先生がこちらを見て、その端正な顔を嫌悪に歪めた。白衣の天使という評され方をする穏やかなこの先生がこんな風に侮蔑の感情を露わにすることなどそうはないだろう。しかしそれに足る理由はいくらでもあった。
「……またサボりですか?」
「ええ、そうですよ。先生」
 敬語が口癖だという先生に対し、俺が口にした敬語は半分以上からかい混じりのものだ。それが口調で伝わってしまうのか、泉中先生は非常に気に食わなさそうな顔で俺を睨んでくる。
「学生の本分は勉学です。授業を蔑にするのは……」
「いまさら、何を言ってるんですか? そんなレベルの話じゃないでしょう?」
 学校内を全て支配に置ける力を持つ俺に、いまさら勉学なんて必要ない。
 泉中先生は悔しそうに唇を噛んだ。
「……また、例のことを?」
「んん? 例のことってなんですか?」
 わざとらしく聴き返してあげると、泉中先生は溜息を吐いた。
「……セックス、をしに来たんですか?」
「その通りです。さすがは先生。生徒のことをよくわかってくださいますね。生徒思いで有名ですもんね、泉中先生は。くくっ」
 おっと、思わず笑みが零れてしまった。わざとらしすぎたな。案の定彼女は非常に不愉快そうな目で俺を見ていた。
「まあ、先生が犠牲になってくださっている間は、俺も他の女子生徒に手を出そうとは思いませんので。憧れの泉中先生だけ弄れればいいですよ」
「……約束、してくださいね。決して他の子達には手を出さないと」
「もちろんです」
 実際には思いっきり手を出している以上にヤリまくってるが、別にいう必要はない。すでに泉中先生の認識はずらし済みだ。例え泉中先生の目の前で女子生徒を犯しても、過剰なスキンシップを取っている程度にしか見えない。便器代わりに設置している女子生徒のことは泉中先生には普通の便器にしか見えていないし。ちなみにそれを利用して泉中先生にあの女子便器を使用させたこともある。あの時は小便器に向かって用を足すことに対する嫌がり方をしていたが、実際は愛してやまない生徒達の口に向かって放尿していたというのだからお笑いだ。
 映像としては残しているので、いつか認識を戻した上で見せ付けてやるのも面白いかもしれない。
「とりあえず、泉中先生。立って白衣の前を開いて貰えますか?」
「……っ」
 一瞬固まった泉中先生だが、すでにもう何度もやって来た行為だ。渋々と言った体は崩さなかったが、抵抗少なく彼女は立ちあがり、きっちり留めていた白衣の前を開いた。
 白衣の間から見えるのは、ただただ見事な先生の裸身だった。その裸身にはラバーで出来た拘束具が絡み付いており、ただでさえ魅力的な先生の肢体をさらに色っぽく締めあげている。
「うん、良い感じですね。どうでしたか? 昨日から一日それで過ごしてみて。白衣に認識疎外の力を込めているので気付かれはしなかったでしょうけど」
 町中で白衣を着ているようには見えるので注目は浴びただろうが、それ以外のことには気付けなくなっていたはずだった。もちろん注目はされるので本人はさぞかし恥ずかしい思いをしたに違いない。
 案の定、泉中先生は顔を真っ赤にして潤んだ目を俺にうらみがましく向けて来た。
「……恥ずかしかったに決まってるじゃないですか。歩くたびに身体全体が締めあげられるようで……お風呂に入ってお湯に浸かったらまた締めつけられましたし」
「気持ち良かったですか?」
「……恥ずかしかっただけです。気持ち良くなんてなってません」
 そういう先生だが、それは嘘だとわかっている。別に彼女の秘めたる性癖を理解しているというわけではなく、純粋に彼女に身につけさせている拘束具には『身に付けている者を気持ち良くさせる』効果を持たせているからだ。気持ち良くならないわけがないのだ。しかもその効果は見に付けている時間が長くなればなるほど深く、強くなっていく。しまいにはただ立っているだけでも気持ち良くなりすぎて動けなくなることだろう。さすがにそこまで行きついてしまうと出来ることに限りが出て来て勿体ないので、ある程度身体を快楽漬けにしたらそれからは解放してあげるつもりだったが――まあそれはいまは置いておこう。
「それじゃあ、先生。保健室のベッドでやりましょうか。このシチュエーションが最高ですよね」
「……あまり、気が進みません」
「おっと先生。いつでも俺の望む時に望むだけやらせてくれるっていうのが他の子に手を出さない条件でしたよ?」
 そう言ってやると先生はまた唇を噛んだ。折角綺麗な唇が破けないか心配になる。
「……今日は、危険日なんです」
 搾り出すように言った先生の言葉に、俺は即座に言葉を返す。
「え? 違うでしょう?」
「え……いや、違わなくは……」
「違いますよね? むしろ安全日でしょう?」
 強く言い聞かせると、先生は明らかに混乱しながらも頷いた。
「そ、う……ですね……今日は安全日……そう、安全日です」
 認識をずらすのなんて簡単なことだ。ちょっと強く言って聞かせるだけでいいのだからこんなに簡単なことはない。
 先生の認識をずらし、今日は危険日ではなく安全日だと思いこませておいて、俺は改めて先生をベッドに誘導する。
「さあさあ。早く先生が相手してくれないと、他の子を探しに行っちゃいますよー。浮気しちゃいますよー。いいんですかー」
「……ッ」
 本来なら他の人間に行ってくれた方がいいと考えるだろう。しかし生徒思いのこの先生はどうしてもそれが出来ない。自分が俺を拒否するということは、代わりにこの学校の生徒が犠牲になるということだ。それを看過出来るような人ではないということは良く知っていた。
 泉中先生は躊躇いながらも、ベッドの上に昇り、その肢体をさらけ出しながら俺を誘惑する。
「わ、わたしのからだでっ、良ければ、ん……使って……ください……」
 そういう格好で誘うように言ったのは俺だけど、相変わらず破壊力抜群だった。真面目そうな先生が卑猥な格好で誘いをかけてくる。
 その光景だけで俺は俺自身が元気になるのを感じていた。
「頼まれちゃあ、仕方ないですね。愛してあげますよ、泉中先生」
 我ながらこれほど軽い『愛』もないと思いつつ、俺もベッドに上がった。
 先生は俺に押し倒されるような形でベッドに寝転んでいた。白いシーツに散らばった髪と、投げ出された身体が妙に艶めかしい。さっきは結局いけなかったこともあり、十分な時間が経ってあそこの元気も戻っていた。先生の身体を締めあげている拘束具は、丁度秘部のところが無防備に開いている形だ。むしろ秘部の左右を締めあげているため、彼女が何もしていなくても自然とあそこは開かれる。それがまたエロくて、俺はさらに興奮するのを感じていた。
 ちなみに先生は高根の花過ぎて男性と付き合ったことがなかったらしく、初めて犯した時はまだ処女だった。さすがに少しは慣れて来ているようだったが、数度犯した現在でもまだ照れは消えないらしく、顔だけでなく身体全体を羞恥から真っ赤にして、憂いを込めた瞳で、芯の強さは窺えるが、同時にどこか不安そうな揺らぎも見え、なんとも情欲をそそる。
「ほんっと……先生って、エロいよな」
「な……っ! 何を、言ってるんですか!」
 耳まで真っ赤にして叫ぶ先生に、俺は苦笑を禁じ得ない。全く素直じゃないというか、真面目な先生らしいというか。
 俺はそんな先生のすぐ傍にまで顔を寄せた。それだけで体を竦ませる彼女はまだまだ初心だ。年上なはずなのだけど、同級生でも相手をしているような気分になる。
 そんな先生の後頭部に手を回し、逃げられないようにホールドしてから唇に唇を重ねた。もちろん舌を伸ばして口の中までを蹂躙する。
「ふぁ……っ、あっ、ふぁめ、て……っ」
 嫌がる先生には理由がある。ディープキスをされると感じてしまうのだ。それは俺のテクニックが凄まじく優れているから……というわけでは残念ながらない。
 単純に、先生に関しては俺の唾液を含めた体液を吸収すると感じるようになるのだ。いうなれば俺の体液を媚薬のようなものに捉えるようにしている。そのおかげでテクニックが不足してようとも先生を喘がせることに苦労はない。他の奴らはそもそも感度自体を弄っていたり、条件によって一瞬でいかせることが出来るなど結構改良を加えているが、泉中先生に関しては俺の動きがかなりのウェイトを占めるようにしている。別にこれという理由はないが、色んなパターンを模索するのは男として当然だろう。
 一通り彼女の口内を堪能した俺は、口を離す。唾液が糸を引き、熱い吐息が絡み合った。彼女の方はすでに快楽に溺れているようで、口付けは終わったと言うのに目を閉じたまま喘いでいる。震えるまつ毛が可愛らしくて、つい瞼の上にキスを落とした。びくりと震える眼球の動きが瞼越しに伝わって来て、なんだか背徳感に満たされる。
(……さて、と……うわ、もうこっち洪水じゃねえか)
 下の様子を窺うと、そこはもうすっかり挿入を受け入れる準備が出来あがっていた。秘部の左右を締めあげる拘束具の存在がなくても、はっきりとわかるくらいに彼女のそこは開いていて、くぱっと開いた奥がねっとりとして濡れているのがわかる。
 こんな状態のことに突っ込んだらさぞかし気持ちがいいのだろう。期待に胸が膨らむ。
「くくっ、もうすっかりここもいやらしく成長してますね。挿入するたびに気持ち良くなってますからね……今日はどの程度のものか……期待させていただきますよ……っ」
 位置を合わせ、無造作に突き込む。酷く大きな水音がして、隙間から大量の愛液が飛び散った。それは彼女が羽織ったままにしていた白衣に散らばり、シミを作る。目立つシミになってしまうかもしれないが、白衣を脱がすつもりは毛頭なかった。折角保険医という美味しい要素があるのに、それを失わせてしまうのはあまりにも惜しい。
 真昼間から学校の保健室で保険医を犯している――この最高のシチュエーションを逃すわけにはいかない。
「くぅ……先生の、中……凄く気持ちいい、ですよ……っ、さすが、です」
「な、にが……っ、あっ、うあ、あっ、さすっ、が……なっ……」
 ずぶずぶと彼女の中に入るとよくわかる。彼女のそこが比類なき名器であると。正確には俺にとっての名器であることがわかる。
 俺が欲しいところに彼女の膣内のヒダはあり、その深さ、狭さ、柔らかさ、全てにおいて全てが俺のものに合致している。これほどまでの名器はこの世に他に存在しないに違いない。というか、そもそもこの名器とて自然にあったものではないのだからそれも当たり前かもしれない。
 泉中先生の身体は、俺とのセックスを繰り返す間に徐々に俺に合ったものに変わる。使い込めば使いこむほど、俺にとって最上の存在となるのだ。そんなことは露知らず、彼女は見悶え、快感に耐えている。相性がよくなるということは、こっちの具合だけではなく、向こうの具合も良くなっているということだ。ただでさえ快感に慣れていない彼女にとっては気持ち良すぎて苦しくなっているかもしれない。
 俺はさらに快感を堪能するべく、素早く腰を動かし始める。そうすると味わう快感も増すことになる泉中先生は、いよいよ耐えきれなくなったのか激しい喘ぎ声をあげながら、自らも腰を振り始めた。拙い動きではあるし、こちらも動いているのでペースを合わせるのが大変だけど、身体を動かすことを我慢出来ず、腰を振る泉中先生が可愛らしかったため、無理に止めることはしないでおいた。
 そうこうしている内に、こちらの快感が我慢できないくらいに高まりつつあった。さらにストロークの勢いを早めつつ、泉中先生に向かって言う。
「それ、じゃあっ。そろそろっ、出すぞ!」
 そう宣言してみたのだが、泉中先生は全く余裕がないらしく、相変わらず大きな声で喘ぐだけだ。それを肯定の意味だと解釈した俺は、自分の欲望を彼女の身体の奥で遠慮なくぶちまけた。
 俺と泉中先生は暫く動けなかった。俺は快楽の余韻に浸って、先生は快感に翻弄されて。理由はどうあれ動けなかった。
 どうせだからこのままここで休んで行くことにする。俺は泉中先生を潰さないようにベッドの上に寝転がる。すぐ傍に人の体温があるとどうしてこう落ち着くのだろうか。
「泉中先生。ちょっと突かれたんで休んでいくことにします。適当な時間に起こしてください」
 一方的に言って寝る体勢に入る。少し回復したのか、先生が目をあけた。
「ちょ、っと…………それは…………」
「駄目ですか?」
 俺がそう再度問いかけると、先生は呆れを滲ませて頷いた。
「……わかりました。次の時間が始まるまでには、起こします」
「真面目ですね。いいですけど」
 まだまだ事務的な態度は崩れないようだ。俺は少し残念に思った。
 というのも、先生に中出しすると同時に、ほんの少しだけ俺を愛するようにしているのだ。その少しは本当にほんのすこしだから、劇的なものではない。けれどやればやるほど確実に愛は降り積もっていく。
(だんだん変わっていく先生が楽しみだ)
 完全に俺を愛することになった時、彼女はどういう態度で俺に接してくれるのだろうか。
 そんな楽しげな想像をしながら、俺は静かに目を閉じる。
 
 
 
 
『ほんのすこし』 終
 
 
 
 

Comment

No.1081 / ごんべー [#-] No Title

完全に羞恥心が無くなってる訳でもないので、『ズレ』が絶妙なバランスで保たれていますね、いいセンスです。

2013-04/23 10:00 (Tue)

No.1082 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

ごんべーさん、いつもコメントありがとうございます!

> 完全に羞恥心が無くなってる訳でもないので~
完全に変えてしまうと羞恥心までなくなってしまうため、認識のズレという感じで表現してみました。
もっと一人についてをじっくり書ければもっといい話になるのかなー、と少し思ったりもしましたが。それはこれからの課題ですね。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-04/23 23:29 (Tue)

No.1083 / Torainu [#CNtCm3fU] No Title

ラスト付近、「突かれたんで」→「疲れたんで」ですよね!?
まさか、そんな展開は…(笑)

じっくり読んでから感想を書きたいので、とりあえずは指摘だけ

最近忙しくて…(涙)

2013-04/24 00:38 (Wed) 編集

No.1086 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

Torainuさん、いつもご指摘ありがとうございます!
……ほんと、いつもすいませんorz

> ラスト付近、「突かれたんで」→「疲れたんで」ですよね!?
> まさか、そんな展開は…(笑)
修正しておきます。
全然意味が違ってきちゃいますね(笑)

> じっくり読んでから感想を書きたいので、とりあえずは指摘だけ
> 最近忙しくて…(涙)
ありがとうございます!
お忙しい時は本当に無理をしないでくださいね。こちらとしてはコメントを頂けるだけで狂喜乱舞ですが。
いつでもお好きな時に評価いただければ幸いです。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-04/24 22:12 (Wed)

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