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『自由気ままに漂う霊体』

50万ヒット記念50本リクエスト
№13『憑依物・やりたい放題』です。
 
それでは続きからどうぞ!
 
 
 
『自由きままに漂う霊体』
 


 コンビニで店番をしていたその女性は、突如背筋を滑り落ちた悪寒に身を竦ませた。
 思わず周囲を見渡すが、誰の目もそこにはなく、気のせいだろうと結論付ける。一つ小さな溜息を吐いた。
(先輩、早く戻ってきてくださいよ……一人で夜のコンビニの店番とか、怖すぎるんですから……)
 情けないとは思いつつ、彼女はそう思った。そもそも夜のコンビニと言う最悪のシチュエーションで、若い女性である彼女が一人で店番をしなくては行けなくなったのは、彼女と一緒に店番をするはずだった先輩が、急な体調不良を訴えて奥のブースで休んでいるからだ。忙しくなれば出るとは言ってくれていたが、コンビニ強盗などの万が一のことを考えると、一人で店番をするというのは中々恐ろしい。
(はぁ……心細いなー)
 今のところ客もやって来ていない。その手のことを考える輩にとっては絶好の状況だろう。刃物を持った男が入ってきたらすぐにお金を出して帰って貰おう、と彼女は決心する。お金は大事だが命はもっと大事だ。諸手をあげる準備は何時でも出来ていた。
 しかし彼女は知らなかった。
 夜のコンビニにたった一人と言うシチュエーションを、絶好の状況だと考える者は強盗以外にもいると言うことを。

 突如、彼女の頭の先から足の爪先までを衝撃が駆け巡った。

 まるで電流にでも打たれたかのように彼女の体は硬直し、指先ひとつ動かなくなる。
(えっ、なっ、なにこ――)
 そこで彼女の意識は暗転し、記憶は途切れる。




 俺が気付いた時、普段はカウンター越しにしか見れないその身体を間近で感じていた。
 ほとんど習性の一種として周囲を確認し、誰もいないことを確かめ、俺は早速目的の物を楽しむことにする。
「うお……っ、すげえ」
 思わず呟いた。その声も、普段は「いらっしゃいませ」と柔らかな声音で呼びかけてくれる人のものだ。その耳を癒す声がいま自分の喉から発せられているという事実に興奮する。この声は非常に癒される心地よいものではあるが、それだけで満足できるほど、俺も無邪気ではない。
 前々から気になっていた彼女の身体を堪能させてもらうことにする。
「しかし……やっぱりスゴいな、この身体は」
 小さく呟き、自分自身の胸を揉んだ。コンビニの制服を内側から大きく盛り上げる二つの丘は、足下が見えなくなるくらいには大きな存在だった。実際これでは足元が見えないからよく転んでしまうのではないだろうか。そんなどうでもいいことを考えながら手を動かす。
 ずっしりとした乳房は、それを包み込んでいるブラジャーの分もあるのだろうが、かなり重かった。その重量感と来たら、本当に同じ人間のパーツなのかと疑問に思えてしまうほどだ。片手ではとても覆いきれないその大きい乳房を揉み上げる。さっきの貧乳もあれはあれで良かったが、やはり胸は大きい方がいい。
「ん……この柔らかさ……弾力……まじすげえっ」
 本来ない部分の感触は、なんだか不思議な感覚を持って俺の脳髄に響く。服の上からだというのに、その快感の感じようは下手な自分自身がしてきたオナニーに比べても十分強い快感だった。このままじっくりと揉みたいところだが、あまりここでのんびりするのももったいない。
「さて……と」
 俺は一端胸から手を離し、着ている制服のボタンを躊躇なく外していく。ここからが本番だ。
 いまこの身体がいる場所はコンビニのカウンターの中である。そんなところで服を脱ぐなど、普通ならばあり得ないことだろう。そんな光景がいま生まれつつある。
 制服の前ボタンを全て外し、直接ブラに包まれた胸が露出する。下着が覆っていない部分の身体の白さは不健康そうなものではなく、きめ細かな肌質の結果だ。手を見た時から想像はしていたが、実際にその部分の肌はこれ以上ないほどに綺麗だった。俺が目を付けただけはある。
 その綺麗な肌を見ながら、今度は下の服に手をかけた。これはこれでいいものだとは思うが、結局のところコンビニの制服でしかない。色気というものがないに等しい。しかしそれも脱いでいる途中ならば色っぽい仕草の演出に使える。するりと肌を滑り落ちる服の感触に背筋が泡立つ感覚がする。足元にズボンが落ちると、半裸の状態になった。これだけでも傍から見れば十分異常だが、さらに異常な行動を続ける。見られたらという恐怖心はなかった。むしろ、もしも誰かが店に入って来たらすぐ見せ付けられるように、カウンターの上によじ登ってその上で座り込み、M字開脚で店の入り口に女のそこを向ける。
 ブラはフロントホック式のものだったため、ホックを外してカップから乳房を露出させておく。
 これでもう言い逃れの出来ない立派な痴女の完成だ。
「ふふっ……さすがにすごいドキドキしてる……」
 掌で直接胸の柔らかさを堪能すると、その奥で心臓が大きく高鳴っていることがわかった。見つかったら終わりというスリル感ではなく、見られることを期待しているドキドキだ。恐らくは本来の彼女が持っていない感覚だろう。この身体の記憶が元の彼女にも影響を与え、彼女を露出狂にでもすれば面白いのだが。いずれそういう実験もやってみることにしよう。
 いまはとりあえずもっと楽しむことにする。
「んっ……うわ……もうびちゃびちゃ……」
 大きく開いた股間を触ってみると、そこはすでに零れるほどの愛液によって濡れていた。指先で愛液を適当にこねくり回し、ぺろりと舐める。
「う……にが……」
 シャワーも浴びなかったからだろう。色んな汗やら何やらの味がしていまいちな感じだ。少し興が殺がれたが、どうせならと指に唾液を絡めて、さらに弄りやすくする。もう一度股間に手を伸ばし、そこを優しい手つきで弄り始める。この身体は中々いい感度を持っているらしく、内腿がぴくりと痙攣した。
「ん……っ、気持ち、いい……」
 弄っていれば当然身体の各部が反応し始める。いつ誰かに見られるとも限らないスリリングな状況に、より身体の快感は高まっているようだった。
 指を一本身体の中に入れてみる。どうやらさすがに処女ではないようだ。けれど開発がされているというほどではなく、鈍い快感がじわりじわりと広がっていく。ぐりぐりと弄って快感を高めつつ、もっとも快感を覚えられるポイントを探る。
 その間、もう片方の手は乳房の方を改めて弄っていた。掌でこねまわすようにして全身に刺激を与えると同時に、先端の乳首を意識して擦る。乳房全体を触る時にも快感は発生するけど、やはり乳首の快感の強さは格別だ。わかりやすいし、なにより感じやすい。すぐにその乳首が硬くなり、より強い快感を発するようになる。指先でつまんで引っ張ってみると、少し痛いがそれ以上に快感が鋭く走る。
「っ……あ!」
 その強すぎる快感に声が漏れた。別に大声で喘いだところで何も変わらないのだが、堪えている時に思わず漏れる声は、わざとらしくなく、俺はもっぱらこうしている。下手に喘ぎ声を上げるよりはこちらの方がより興奮するのだ。
 すっかり身体全体が上気して、快感のレベルもずいぶん高まりつつある。そろそろ一度絶頂に達しておこうと思ったとき、コンビニの入口が開いて客が入って来た。入って来た客は極普通のサラリーマンで、何気なくこちらを見て、足を止める。
「え?」
 思考が停止しているのだろう。完全に呆けていた。気持ちはわからなくもない。ちょっとコンビニに寄るかとたまたま近くにあったコンビニに入ったら、カウンターで店員がオナニーしていたとしたら、俺でも思考停止して固まる。
 見られる側になっている俺は、一瞬本気で焦りによって緊張したが、そう緊張する必要もない。気にせず手の動きを再開した。ギャラリーがあるからから、視線が身体の各部に突き刺さっているように感じ、さらに興奮の度合いが一歩高まった気がする。
 しかし、残念なことに店に入って来た男はすぐに踵を返して店を出て行ってしまった。君子危うきに近寄らずといったところか。厄介事に巻き込まれるのは嫌だと思ったのだろう。それは人としては正しい判断なのだろうが、犯されることを期待していた俺としては少々詰まらない行動だった。
「へたれめ……やっぱり、いまどきの男は駄目だなー」
 自分もその中の一人で、きっと同じような状況に遭遇したらそうするだろうが、どうせなら犯して欲しかった。そうでなくても、観ていてくれるだけでも良かったのだが。
 仕方なく、俺はまた一人でオナニーを始める。もしかすれば先ほどの男が警察でも呼ぶかもしれないが、そうなったらそうなった時の話だ。気にことなく、俺は自慰を続ける。
 闖入者の逃亡で若干下がっていた気分と快感は、すぐに元の水準まで戻った。今後はそのまま一気に快感を高め続けて行く。
「っ、う……あっ……!」
 つまんだ乳首の快感が最後のトドメになった。頭の中が真っ白になる衝撃が全身を突き抜ける。思わず頭を仰け反らせながら絶頂を貪る。
 大きな波が通り過ぎると、身体から力が抜け、倒れ込みそうになった。それを何とか堪えて、荒い呼吸を整えることに集中する。
「はぁ……はぁ……っ、中々良かったな……」
 この身体は十分堪能した。そう感じた俺は彼女の身体から早速離脱する。
 身体が感じていた視点や感覚が急に変わって、感覚的には煙にも見た不安定な身体の感覚がある。ふわふわとコンビの天井付近を飛びながら、俺はカウンターのところで気を失っている彼女の様子を傍から見た。
 半裸でいかにもオナニーしていました、という風情の彼女は、傍から見るととても扇情的な格好になっていた。カウンターの上で仰向けになってるため、両手足がだらりと下がっていて、着崩した上着の間から二つの双丘がいい感じに揺れている。前から突き入れやすそうな、いい体勢だった。
(さっきの男が残ってたらな……犯せたのに)
 逃げられてしまったことが惜しい。まあすでにいなくなってしまった者のことを考えても仕方ない。
 俺が暫くあられもない格好の店員を様々な角度から楽しんでいると、コンビニの入口が開いて、新たな客が入って来た。
(おっ、来た来たっ!)
 今度の客はかなり若そうな女の子だった。着ているのは制服ではないので学生ではなさそうだが、予備校帰りの受験生といっても通用しそうだ。シンプルなブラウスと裾の長いスカートがとても似合っている。真面目そうな女の子だった。
 店員の身体から出た後、暫くこの場にとどまっていたのも、店員の身体を眺めるという目的以外に、実はこれも待っていたのだ。
 店に入って来た女の子は、先ほどの男と同じようにカウンターの上にいる店員に気付くと、その目を見開き、硬直した。
「え……?」
 いまは店員の身体が倒れているため、何がそこにあるのか一瞬理解出来なかったのだろう。女の子の方からは女性の顔も見えないはずで、それは益々何なのかわからなくする。
 暫く店員の身体を見詰めていた女の子だったが、やがてそれが人の身体で、しかも裸を晒しているのだと気付いたようだ。その頬がかっと紅潮する。手にしていた鞄を取り落とし、その手で口を覆った。
「え、ええ……っ!?」
 駆け寄るべきか、逃げるべきか。そんな風に葛藤する心情が見て取れる。俺はそんな彼女の表情を楽しみながら、女の子に触れるほど近くに寄った。
 顔立ちはまだ幼いが、十分美人と言える整った相貌だ。これならば思う存分楽しめそうだった。
(悪いな……ちょっとその身体、借りるぜ!)
 俺はその女の子に重なるように霊体を合わせていく。女の子は俺が触れたところに寒気を感じたのか、身体をぞわりと強張らせた。
 完全に重なってしまうと、女の子は一瞬だけ恐怖に引き攣った声を上げ、大人しくなる。その時には俺の視界は彼女のそれになっていて、身体の感覚も彼女のそれに成り変わっていた。
「……あ、あー。あー。……うん、オッケーっ」
 身体の主導権を手に入れた俺はガッツポーズをして身体の感触を確かめる。さっきの店員だって十分若かったが、この身体はそれよりさらに若い体と言う感じがした。
「うーん……これは中々……うわ、スゴイ弾力……」
 軽く頬を触ってみると、その張りと艶はかなりのものだった。若いだけではなく、手入れもきちんと行き届いているのが感じられる。化粧をしている感じはしないが、気付かない程度にさりげなく化粧はしているらしい。そういう細かな手入れをするということがまず好印象だった。
「さて、と……」
 カウンターの上で倒れている店員に絡もうかと思ったが止めておく。どうせ俺が抜けて暫くは絶対に意識を取り戻さない。正確には俺がそうしようとでも思わない限りは俺が抜けてすぐ意識を取り戻すことはないのだが。いずれにせよ、わざわざ絡むほど魅力的な肢体と言うわけでもない。
 それに、さっき逃げた男が警察とかを呼んでいたら面倒なことになる。
 俺はさっさとその場を離れることにして歩き出した。
「さーて、どうやって遊ぼうかな」
 暫く歩いていくと、人通りの多い繁華街に出た。色んな人間が忙しそうに行き交っている。時間柄仕事帰りのサラリーマンが割合としては多い。
(……んーと、そうだ)
 この身体でどう楽しもうか悩んで目的もなく歩いていたが、この通りに来て思いついた。せっかくだから仕事帰りで疲れているであろう人達にサービスしてやろう。
 通りを道なりに歩き出しながら、まずはブラウスのボタンを外して行く。前を開いてしまうと清楚なブラを惜しげもなく衆目に晒すことになる。だけどまだ周りはほとんど気付いていない。さらにブラウスを方からずり下げ、腕も抜いてその場に脱ぎ捨てる。さすがにこの時点ですれ違う人間の大半は気付いた。注目する視線が集中することを感じる。
 このまま歩きながらストリップショーをすることにしたのだ。たまたま目撃したサラリーマン達に対する慰労という奴だ。露出もののAVなんかではよくあるシチュエーションだろう。
 さらに堂々と歩きながら今度はスカートを脱いで地面に落とす。突然女の子が下着姿になったのだから、周りの動揺は見ていて手に取るようにわかった。その様子を楽しみつつ、露出の解放感にドキドキしながらさらに道を進む。AVなんかではよくある光景とはいったが、これほど真面目そうな女の子がやっているようなAVは中々ないだろう。たまたまこの光景を目撃した男たちは実にラッキーだ。
 さらに下着も脱ぎ捨て、靴と靴下以外全裸になってさらに先に進む。繁華街中の視線が集まっているんじゃないかというくらい、多数の視線を感じた。
「ふ、ふふ……っ」
 歩きながら股間に手を触れてみると、そこはじっとりと濡れていた。見られているだけで興奮するなんておかしな話だと思うが、この気持ち良さは実際にやったものでなければ分かるまい。
 先ほどの店員よりは小ぶりな胸の先端の乳首は硬くなり、吹き抜ける風がよく感じられた。風だけで快感を覚えてしまうほどだ。歩きながらオナニーを始める。周りのざわめきはさらに大きくなったような気もしたが、気にせずさらに先に進んだ。
 大きく注目を浴びながら辿り着いたのは大きな駅前の広場だ。待ち合わせか色んな人がたむろしていたが、その人達も突然現れた裸の女の子に騒然とし始める。中には携帯電話を取り出してカメラで撮影するものも出始めた。
 普通ならば人生終わったと破滅的な気持ちになるところだが、生憎俺は別に撮影されても痛くもかゆくもない。撮影している人にサービスで笑顔を向けてやるくらいには余裕だった。
 広場のほぼ中央、よくある奇妙なオブジェの前に置かれているベンチに腰掛け、さらにオナニーを続ける。AVの撮影と思われているのか、周りの者達はざわめくばかりで話しかけて来ない。写真を撮るくらいが限度だった。邪魔されることもなく、安心してオナニーに没頭できた。
「あ、あぁっ、ああんっ!」
 その無数の視線を感じながらオナニーをしていると、やはりギャラリーがある分の気持ちが変わるのか、店員の時より早くに絶頂に達してしまう。
 体を丸めて息を整えていると、焦った様子の足音が近づいてくる。
 警察かと思い、面倒くささから顔を歪めたがそれが顔をあげて、それが杞憂であったと知る。
「ちょ、っ!? さっちゃん何やってんの!?」
 どうやらこの身体の持ち主の友達に見つかってしまったらしい。驚愕した表情を浮かべて駆け寄って来た彼女は焦ったように周りを見渡している。
 俺は思わず顔が笑み崩れるのを止められなかった。
 さっちゃんと呼ばれた女の子の身体から抜け出す。当然さっちゃんの身体は意思を失い、その場に崩れ落ちた。
「え!? さっちゃん!?」
 慌てた様子でさっちゃんを抱き起そうとした彼女の身体に張り付く。
「うっ……!? な、んなの……!?」
 動いていた時だったからか一瞬抵抗されたが、すぐに順応して彼女に同化する。
「……っ、ふ、くくっ」
 完全に身体の支配を終えた俺は、身体を動かせるようになるや否や、服を脱ぎだした。ざわめきがさらに大きくなる。それはそうだろう。露出狂の女の子に友達らしき女の子が慌てて駆け寄ったかと思うと、露出狂の女の子が倒れ、近づいた女の子が急に服を脱ぎだしたのだから。何が起こっているのか理解することも出来ないに違いない。
 周りのことなどどうでも良かった俺は、勢いよく服を脱ぎ捨ててさっちゃんと同じように全裸になると、倒れているさっちゃんの身体に覆い被さった。そしてその身体を弄り始める。
「ん……いい匂い……」
 顔と顔を接近させると、さっちゃんの髪の良い匂いが飛び込んでくる。それにうっとりしながら俺が自慰をしたせいで僅かに紅潮したさっちゃんの顔を間近で楽しみながら、その唇にキスを落とした。触れるだけのお子様なキスではなく、無理矢理口を開かせ、中に舌まで入れるディープなものだ。唾液がどろりと行き交い、卑猥な水音が気分を高める。
「ふぅ、ん……あっ……」
 さっちゃんの目が覚めるわけもないのだが、意識がなくとも刺激を受ければ肉体的な反応が引きだせるのは当然のことだ。彼女の方も流し込まれた唾液を苦しそうに押し出そうとして、こちらと唾液の交換が行われる。その際に突き出して来た舌に自分の舌を絡める。濃厚なキスだった。
 さっちゃんの身体を抱きしめる力を強め、裸と裸で抱き合う感触を堪能する。この子とさっちゃんとだとさっちゃんの方が胸が大きいらしいが、柔らかな胸同士が押しあって潰れるのは中々いい感触だった。時々、彼女の方の乳首と、こちらの乳首が擦れ合う感触が走り、益々気分が高まっていく。
 彼女の足にこちらの足を絡め、割り開くようにして股間に太ももを触れさせる。向こうの意思がないので若干苦労したが、絡み合う感触が非常に心地よかった。
 意識を失っている彼女の膣に指を入れて掻き回すと、さっきの自慰で溜まっていたらしい愛液がこちらの手を濡らして行く。客観的に感じるとこんなに濡らしていたのかというくらいに愛液の量が多かった。もう片方の手でさっちゃんの投げ出された手を掴み、自分の股間へと誘導する。そしてその指先があそこに当たるようにして動かし始める。さすがに相手に意識がないのでさほど気持ちよくはなかったが、人の手を勝手にオナニーに使っていると言う状況に興奮はさらに高まる。
 突然始まった百合プレイに、どう対処すればいいのかわからないらしく、周りはざわめくだけで何もしようとして来ない。こちらとしてもそれで問題がなかったため、視線をスパイスに活用しつつ、意識を失っているさっちゃんとのレズプレイに没頭した。
 双頭バイブでもあればもっと簡単に楽しめただが、さすがにそんな用意はない。舌と手と足を駆使して楽しむしかなかった。
 道具がないとはいえ、この異常なシチュエーションは十分すぎるほど興奮出来る材料で、身体の中に導いた彼女の手に添えた自分の手でクリトリスを弄り、向こうから弄られているのだという錯覚も利用し、一気にイった。それから暫くして、ようやく誰かが読んだらしい警官が近づいてくるのを目の端で見た。
(……ちっ、婦人警官じゃないか)
 咄嗟にそう思ったが、さすがにそこまで望むのは出来過ぎだし、さすがに警官を乗っ取るのは面倒になるかと思い直す。とりあえず入っている女子の身体から抜け出ておく。
 裸で絡まった体勢のままで意識を失っている女子二人をどうすればいいのか、警官達が困惑しているのを眺め、すぐに興味を逸らして次の対象を探して移動を始める。
 あまり霊体のまま移動するのは良くないと聴いていたので、近くで俺の様子を窺っていたらしい適当な女子の身体を乗っ取ってその場を離れた。
 女子の身体を活かし、女性専用車両に入って女性を物色する。しかし案外、女性専用車両にいる女性にいい女性はいなかった。俺の好みに合うような女性がいなかったといった方がいいだろうか。
(なんだ……つまらないな……)
 適当な席に座った俺はすぐに乗っ取っていた身体から抜け出て、他の車両の中を飛び回る。すると、思いがけずいい女性を見つけた。かなりの美人だ。スタイルもいい。
(よーし、次はこいつにするか……ん?)
 同化しようとした時、不意にその女性が妙な顔をしていることに気付いた。満員電車の中にいるのだからある程度不快な想いをするのは仕方ないが……それにしても嫌悪に満ちた表情を浮かべている。
 俺はその原因を探ろうとして――探るまでもなく原因を見つけた。その女性の背後に、その女性のお尻に股間を押しつけている痴漢がいたからだ。
(なるほど……上手いな)
 ついそう思ってしまったのは、男が満員電車という空間を利用し、密着するのは仕方ないという顔をしているからだった。これがもし手で女性に触っていたのだとすれば気の強そうな女性のこと、きっと即座に手を掴んでいたことだろう。しかし、男が押し付けているのは股間だ。このギュウギュウ詰めの空間で、周りが込んでいるのだからしょうがないと言われればそれ以上追及することは出来なくなる。言ってみればチキンな戦法だが、ほぼ捕まらない手であることは確かだ。
 俺は少し考え、これまでにやったことのない憑依の方法をしてみることにした。上手くいけば、きっと楽しいことになる。
 まず俺は痴漢の方に霊体を重ねた。普通なら男になんて憑依したくはないのだが、いまはそれが必要だ。そして入ってみて気付いたのが、こいつは相当無理な体勢で股間を押しつけていたらしい。かなりきつい体勢になっていた。それを戻す。目の前にいる女性はやっと気が済んだのかとでも言いたげな、ほっとした雰囲気を醸し出した。
 にやりと笑った俺は、両手を使って彼女の胸と股間に思いっきり手を伸ばす。左手は乳房を掴み、右手は股間に突っ込んだ。
「――!!!?」
 消極的な行動しかしてこなかったはずの痴漢が突然大胆な行動をしてきたことに驚いているのだろう。一瞬女性の動きが止まる。とはいえすぐに冷静さを取り戻してくるだろう。そうなったら今度こそこちらの腕を捕まえて警察に突き出すに違いない。
 しかし一瞬でも隙を作れれば十分だ。
 男の身体から抜け出し、女性の方に憑依する。
「……っ!?」
 大声をあげようと息を吸い込んだあたりで身体の自由を奪い取ることが出来た。悲鳴などを上げられる前に乗っ取れてよかった。別に俺は捕まらないが、折角の獲物を逃がすのは惜しい。成功して良かった。
 女性の方に憑依した俺は、素早く痴漢の手を抑え、離れられないようにする。
「……う……? ――えっ?」
 俺がそうしようと思えば、抜け出てすぐに憑依対象者は意識を取り戻す。痴漢からしたら驚きだろう。消極的な方法で楽しんでいたはずが、いきなり自分の手が女性の一番触れてはならないところに密着しているのだから。
「……!?」
(おっと。逃がすか)
 動揺が手に取るように伝わってくるが、それを逃がす俺ではない。すかさず脇を閉め、足の間も締め、男の手が逃げられないようにする。
 益々激しく動揺しているようだが、こっちが騒ぎもせず、悲鳴もあげず、それどころが逃げられないように動きを封じたことに不信感を抱いたようだ。動きが止まる。俺はそれを感じつつ、ゆっくり手の拘束を解いた。
 自由になった痴漢は手を引っ込めようかどうしようか迷っていた。出来ればすぐに逃げたい。しかし相手に抵抗したり、声を上げる様子がない。千載一遇のチャンスかも――みたいなことを考えているに違いない。中々煮え切らず、躊躇いはまだ続くようだった。
 いい加減何かしら行動しろと叱咤したくなるくらい長い躊躇いの後、ようやく男がこちらの身体をまさぐる方向で手を動かし始めた。
 自分で揉むのとはまた違う、他人に胸を揉まれるというのは中々に刺激的な行為だ。いつどんな風に動きを変えてくるのかわからないため、湧き上がる快感に備えることが出来ず、生じる快感に翻弄される。もしも本当に痴漢をされている女性ならばこんな余裕は持てなかっただろうが、こちらとしてはまさぐってもらうのが目的だったのだから問題ない。
 胸を揉んでも抵抗されないと気付いた男は、股間の方の手も積極的に動かすようになった。しかしスーツの上からではあまりこちらの快感は強くない。股間を触られているというのは直に触られるのでもない限りは精神的な影響の方が強いものなのだろう。
 男は余程安心して痴漢出来ることを喜んでいるようだが、こちらとしては同じ刺激ばかりで飽きてきた。そろそろこちらも動いてやるべきだろう。
 そう考えた俺は、男の手を振り払うのではなく、さらに進んだ刺激を与えてもらうことにする。自分の着ていスーツのボタンを外し、前を開いて男の手をその中に誘導してやる。服の中に手を誘導された男は、やはり驚いたようだったが、そちらがその気なら遠慮しないとでも言いたげに、奥深くまで手を突っ込んで来た。男の無骨な指が柔らかな乳房をブラごと揉みし抱く。少々力が強すぎる気もしたが、痴漢ならばこれくらいの乱暴さだろう。こちらとしては痴漢プレイを楽しんでいる感覚だった。
 胸の方はこちらが何もしないのに、ブラを押し上げて直接乳房を揉んで来た。少々性急なような気もするが、がっついている痴漢ならこれくらいは仕方ない。さらに俺は下の方も弄ってもらうことにする。こっそりベルトを緩め、ずらしやすくすると、気付いたのか男がパンツを引き下げてきた。そうすれば元々細い女の脚だ。滑らかな肌にも助けられ、膝のあたりまでずり落ちた。局部を守る最後の砦、ショーツをどうするのかと思っていたら、ずり下げることもせず、いきなり中に手を突っ込んで来た。
「……ッ」
 女の身体に元々ある本能だろうか。ぶわりという効果音が付きそうなほどもろに嫌悪感が噴き出した。けどまあ、こうなるように誘導したのは俺だから文句をいうつもりはない。
 痴漢はもうすっかり荒い呼吸になっており、下手すれば周りにも気付かれかねないほどだ。全く、飢えた男というのは本来同性である者からしても醜いものだ。
 男の手によって揉まれ、硬くなった乳首が摘まれる。思わず身体が跳ねた。それに気分をよくしたのか、ぐりぐりと乳首を押しつぶして来るが、あまりにも連続して押しつぶして来るので徐々に慣れて来てしまう。
 股間の方はと言えば、ほとんどがお尻の肉を揉む手つきで、前の方には――無論後ろの方はもっと――触ろうとしなかった。もっと弄って欲しいのだが、やはりそんじょそこらの痴漢程度ではこれが限度だろう。
 仕方ない。そこそこ楽しんだところで、俺はそっと痴漢を驚かせない程度の勢いで後ろを振り返った。痴漢と目が合い、痴漢の身体が硬直する。こうもあっさり動きを止めるのはなんとも情けない話だ。最近の男は駄目になったというが、こいつは間違いなくその駄目男の中の一人であろう。
 俺は意識して妖艶な笑みを浮かべつつ、手を後ろに伸ばして痴漢の股間に触れる。逆痴漢をしようとなどとは思っていない。すぐに手を離して再び前を向く。ここまで露骨なアピールをされて気付かない男はいないに違いない。
 一端こちらの股間を触っていた手が離れ、ごそごそと動く。そして、次にこちらの身体に触れて来たのは熱くて細長い何かだった。
 ちょっと気持ち悪いような気もするが、これこそが気持ち良くなるためには必要である。カップルの片割れに憑依して、女側としてのセックスも経験したこともある俺にはよくわかっていた。
 心なし足を開き、少し前のめりになって腰を後ろに突き出し、相手が入れやすいようにしてやった。
 そこまで御膳してやったら、痴漢は嬉々としてそのイチモツを足の間に割り入れてきた。熱を持ったそれが俺の股間で異様な存在感を放っている。
 そそり立つイチモツは容赦なくこちらの秘部を捕え、ずぶずぶと身体の中に入って来た。拙かったとはいえ、外部刺激のおかげでこちらの準備は万端だ。濡れたその穴を割開くようにしてイチモツが中に入り込んでくる。
「~~~っ!」
 気持ちいい。やっぱり人間これが一番だ。体の中にもう一つ別の熱源があるというのは普通ならあり得ない感覚は、こちらの快感をさらに引き出す。
 男は大層気持ちよさそうな笑顔で奥をぐいぐい突いてくる。かなりの勢いだった。満員電車でかなり動きは制限されるであろうに、ピストン運動でもされているかのように身体の中をそれが行ったり来たりしていた。
 やがて一際強く奥に突きこまれた次の瞬間、男のいちもつが激しく波打ち、身体の奥に熱い体温がぶちまけられた。その体の中で浸透していくような感覚に強い快感を覚えた身体は、一気に絶頂に達して痙攣し、そして力が抜けた。体が崩れそうになるが、幸い満員電車の状況では倒れることも出来ない。周りは明らかにこちらを不審がっていたが、向こうもギュウギュウ詰めだったからどうしようも出来なかった。
 力が抜け倒れ込みそうになる俺を痴漢が支えてくれている。
「えっと……大丈夫かい?」
 小声で囁いてくる男に、俺は何も返さなかった。どうせもうこれっきりの関係だ。
 これ以上ここでやれることもなかったから、躊躇なく女の身体を出て、電車の外へと飛び出す。霊体は途中下車も自由自在なのだ。果たしていちもつを突っ込んだままの男がどうするのかはわからないが、女性が気を取り戻すまでに逃げれれば助かるかもしれない。あとは男がどうするかで結末は決まるだろう。だが、そこまで見守るつもりはなかった。
 電車から降りた俺はふわふわと漂いながら、好き勝手に憑依して楽しむための次の獲物を探す。

 さて、今度は誰に憑依してみようか?




『自由気ままに漂う霊体』 終
 
 
 
  
 

Comment

No.1062 / 名無しさん [#-]

破滅しそうなようで、ここまでやりたい放題なら逆に見逃してくれるかもとか思ったりしました
だってやりたい放題やってる人騒がせな幽霊がいるんだもん

あっ、寺生まれのTさん・・・

2013-04/16 00:23 (Tue)

No.1064 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

コメントありがとうございます!

> 破滅しそうなようで~
ですよねー(笑)
たぶんここまで好き勝手にやってる男(霊体)がいる町なら、他の所でも唐突な事件が頻発していて、案外社会的な信用はそこまで落ちないと思います。
「ああ、あの怪奇現象に巻き込まれたのか……可哀想に」くらいで。写真を取られてネットに晒されたであろう女の子二人は今後ちょっと生きづらいかもしれませんが(笑)

> あっ、寺生まれのTさん・・・
「破ーっ!」で一発KOですね!
これまで散々好き勝手生きて?きた霊体なので案外あっさり成仏すると思います。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-04/16 01:23 (Tue)

No.1066 / ステテコメイト [#-] No Title

お疲れ様です。
憑依作品楽しみに読ませてもらいました。
またいつの日か、
憑依モノの作品、よろしくお願いしますw

2013-04/16 01:51 (Tue)

No.1069 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

ステテコメイトさん、コメントありがとうございます!

> お疲れ様です。
> 憑依作品楽しみに読ませてもらいました。
少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。
憑依作品は久しぶりに書きましたが(天使空間も一応その内ではありますが)、やっぱり非常に楽しめる物語になりますね。出来れば今度書くときはステテコメイトさんがよく書かれているような、憑依した女性の立場を利用して、憑依した女性の友達を愛撫して落とす……みたいなそんな話しも書いてみたいです。

> またいつの日か、
> 憑依モノの作品、よろしくお願いしますw
いつになるかわかりませんが、頑張って書きますね(笑)
その時はより面白い話を書けるように精進します。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-04/16 22:36 (Tue)

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 以下、連載中の作品概要


『私の名前はまだない』
(MC物、ペット化、女性視点)
(最終更新日:2013/12/07)

『思い通りになる世界 ~forガール~』
(カオスジャンル、世界改変系)
(最終更新日:2016/02/28)

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光ノ影

Author:光ノ影

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