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『快感を求めて』

50万ヒット記念50本リクエスト
№08『対象者自身が改造された事に気付いているタイプの改造もの』の話です。
 
それでは続きからどうぞ!
 
 
 
 
『快感を求めて』
 


 目が覚めると、そこは施術室だった。
 彼女は一瞬自分の置かれた状況が掴めず、視線を天井に向けたまま動けずにいた。そんな彼女に向け、視界の外から声がかけられる。
「あら、もう目が覚めたの?」
 その声のした方に視線を向けると、そこには若い女性の姿があった。白衣に身を包んだ二十代後半と思われるその女性は、楽しそうな笑みを浮かべて彼女を見詰めていた。
 目を覚ました彼女はその女性に対して何かを問いかけようとしたが、その前に女性が人差し指を口の前に持って行き、喋らないように示す。
「まだ喋れないから駄目よ。あと少しだけ待ってね」
 女性の言葉に従って声を出すのを控えた彼女に対し、その女性はカルテのような物を取り出して彼女に問いかける。
「えーと、まず、あなたの名前は大杉原エイコさんでいいのよね?」
 間違っていなかったため、彼女――エイコは頷いた。
「ふぅん……若いっていいわよね……私もまだまだ若いつもりだけど、やっぱり本物の若さには勝てないからねえ……」
 肌の張りとか肉の弾力とか、と白衣の女性は溜息と共に呟く。
 その内容に母親の話を聴くようなおかしさを覚えたエイコではあったが、同時に現在の状況に対する疑問が尽きなかった。一体自分はなぜここにいるのか、白衣の女性は何者なのか、そもそも自分はいまどうなっているのか。様々な疑問がエイコの頭の中を過る。彼女を不安にさせていたのは、自分自身の身体の状況がほとんどわからなかったからだ。辛うじて視線や首は動かせるものの、彼女には首から下の感覚がほとんどなかった。
 まさか大事故にでも巻き込まれてしまったのかと、そんな風にエイコは思っていた。

 それ以上――最悪の状態になっていることなど、想像も出来なかった。

 白衣の女性は暫く何かを考えていたが、ようやくエイコの方に向き直った。
「ああ、ごめんなさい。色々分からないままだと不安になるわよね。安心して? いまからちゃんと説明してあげるから」
 にこやかな笑みは彼女を安心させる材料にはならなかった。エイコはその笑みの中に優しさを見いだせなかったからだ。それは彼女を安心させるための笑みというよりは――むしろ、この状況そのものを楽しんでいるという様子だった。
 白衣の女性はポケットの中からスマートフォンらしきものを取り出す。
「これ、何かわかる?」
 エイコに対して女性はそれを示す。それがスマートフォンであることはエイコにもわかったが、彼女の言い方からしてそういうことを聴いているのではないと言うことはわかった。
 白衣の女性もエイコの返事を期待していないのか、反応する前に勝手に話を先に進める。
「これはね……まあ、実際にやってみた方が早いわね」
 言いながらスマートフォンを弄る。
「アプリ起動……っと」
 そんな女性の呟きを聴いたエイコの身体に突如異変が起きた。否、正確には身体の感覚が正常に戻った。それと同時に、エイコは自分の状況に気付き、悲鳴をあげようとする。
 だが、声は一切あがらず、それどころか口すらも動かなかった。
 身動き一つ取れない状況のまま、驚愕するエイコに対し、白衣の女性は優しく語りかける。
「ああ、ごめんね。起動はしたけど、全身駆動オフ状態だから動けないのよ。ちゃんとオンにしたら動けるようになるから安心して頂戴」
 エイコにとってはわけのわからないことを言う白衣の女性。その彼女に向けて、問いかける視線を投げつけることだけが、いまのエイコに出来ることだった。
 白衣の女性はエイコに一歩近づき、その手を伸ばしてその身体に触れる。触れられた場所から生じた感触にエイコは首から上をこわばらせた。
「んー、やっぱり、若いっていいわね……この弾力、柔らかさ……吸い付くような肌の張り……妬ましいくらいに羨ましいわ」
 女性は掌を使ってエイコの乳房を揉んでいた。エイコは掴まれた感触から、自分が感じた状況が確かであることを知り、おそれおののく。
 彼女は全裸で寝かされていた。その乳房も、腹部も、股間さえ隠すものはなく、エイコは全裸を晒していたのだった。
 羞恥心が彼女の心を埋め尽くす。それを読んだようなタイミングで、白衣の女性は口を開く。
「恥ずかしがらなくて大丈夫よ、エイコちゃん。だって、エイコちゃんの身体、こんなに綺麗なんだもの。恥じることなんで何もない。とっても素敵よ」
 柔らかな呼びかけに、エイコは安心材料を一つも見出すことが出来なかった。そもそも状況自体が異常なのだ。安心しろという方が無理難題というものである。
 エイコの心には羞恥心だけでなく恐怖心も湧きあがって来ていた。それは明らかな全身の異常に気付くことが出来なかったことにある。切れていた身体の回線が再び繋がったとしか思えないタイミングで彼女は自分の身体の状態を感じることが出来るようになった。そしてそれは白衣の女性がスマートフォンでアプリを起動させた時と全く同時。そこまで要素が揃っていれば、何が起きているのか連想するのかは容易かった。
「じゃあ次は……これね」
 また女性がアプリを操作する。すると、エイコの身体に再び変化が生じた。
「――あ――…………っ!?」
 急に喉の閊えが取れたように、エイコの口から声が零れた。
「気分はどう?」
「ど……どういうことですか、これ」
 声を普通に出せるようになったエイコは、早速白衣の女性に対してそう呼びかけた。白衣の女性は笑顔のまま、アプリを操作する。
「応えてくだ――ギッ!?」
 重ねて問いかけようとしたエイコの全身を、言いようのない激痛が襲った。喉の奥から押し出されるように潰れた声が漏れる。
 まるで電気ショックでも浴びせかけられたような痛みに身体を動かせないまま悶えた。
 その痛みはすぐに引いたが、エイコの精神にはその痛みの感触が一瞬でこびり付いていた。
「気分はどう? ……って私は訊いたんだけど」
 にこやか過ぎる白衣の女性の笑みに、エイコは戦慄を覚える。
「……良くは、ないです」
 ここは素直に答えるしかないと文字通り痛感したエイコはそう答える。白衣の女性は首を傾げた。
「あら? そうなの? 不具合は生じてないはずなんだけど……」
「……私に、何を、したんですか?」
 恐る恐る問いかけたエイコに対し、女性はあくまで穏やかだ。
「簡単に言うと……人体改造? あ、命に別状はないから安心して。むしろ普通よりずっと丈夫になってるから、ちょっと乱暴に扱われたって壊れることもないくらいよ」
 壊れる、という表現を女性は使った。そのことにエイコは不安しか感じない。
「サイボーグ、ってわけじゃないけどね。機械部品は使ってないし。ちょっと額にチップは埋め込んだけど、それはメインじゃないし……」
 埋め込んだ、という言葉にエイコはさらに不安を感じる。
 白衣の女性はスマートフォンを操作しながら一歩離れる。
「とりあえず、自由に動けるようにするけど、反抗しようなんて思わないでね。私を殺したって改造された身体は戻らないし、むしろ戻れる可能性が零になるだけだから」
 ついでに言うと、と続ける。
「このスマートフォンにダウンロードしてるアプリはすでに希望者にも渡ってるはずだから、これを奪ったところで解決にはならないわよ。緊急用の対策もあるから立場を悪くするだけ損ってことを忘れないでね」
 不意に、エイコは身体を自由に動かせるようになった。それに気付いた彼女は急いでその身体を丸め、大事なところや胸を手で隠す。
「恥ずかしがらなくていいのに……」
 少し不満そうな声を発する白衣の女性を、エイコは睨み付ける。
「……服を、返してください」
「必要ないでしょ? 寒くないはずだけど」
「そういう問題じゃありません!」
 思わず叫んだエイコに対し、白衣の女性は眦を吊り上げる。
「おしおきがまだ必要なの?」
 仕方ないなぁ、と白衣の女性は呟き、その手元のスマートフォンを操作する。
 また激痛が生じる、と身構えたエイコだったが、それは杞憂に終わった。
 代わりに、その乳房が膨らんだ。
「ええッ!?」
 元々それなりに大きかった彼女の胸は、突然爆乳と言えるレベルに膨れ上がった。しかも不自然な膨らみ方ではなく、最初からそうであったとしか思えない状態だ。
 だが、驚くのはまだ早かった。エイコの乳房は人間の限界というものを遥かに越え、超乳と呼べる域まで達する。
「う、わっ!」
 言ってしまえば脂肪の塊である乳房だから、それほど大きくなればそれなりの重さになる。エイコは乳房を下から両手で支えようとしたが、掌から優に零れるサイズのそれは両手を使っても持ち上げられるものではなく、彼女は胸の重さに引かれて寝かされていた台の上から床へと落下する。
 大きくなった乳房自体がクッションとなり、落下の衝撃はほとんど感じなかったが、冷たい地面に接した乳房全体から激しい感覚が走る。
「な、なにこれ……っ」
 大きすぎる乳房の所為で彼女は動くことすらままならない。あり得ない現実にエイコは混乱するしかなかった。
「うふふ……大きさの調節出来る乳房、ってこと。絶壁からこのサイズまで自由自在だから、あらゆるニーズに対応出来るわ」
「……!」
「さて……あまりうるさいと、奇形にしたまま放置するわよ?」
 うるさいのは嫌いなの、と白衣の女性はエイコの乳房を踏みにじる。敏感なところを踏みにじられる痛みに、エイコは声を殺して呻いた。
 白衣の女性はエイコの胸を元の大きさに戻しながら言う。
「他にも色々改造はしてるんだから、これくらいで驚いてもらっちゃ困るのよね」
「……何を、したんですか」
 乳房が普通の大きさになったことで、再び動けるようになったエイコは、身体を手で隠しながら立ち上がる。その身体は得体のしれない白衣の女性の超技術に身体を震わせていた。
 そんな彼女に対し、白衣の女性はにやりと笑う。
「ふふふ……いまから教えてあげるわ」
 女性は部屋の壁際に行くと、そこに備え付けてあった棚からグラスを二つほど取り出した。そしてそれをエイコが寝かされていた台の上に置く。
「まずはこのモードからね。アプリを操作して……っと」
 白衣の女性がスマートフォンを操作すると、エイコの乳房が再び膨らんだ。
「ひっ! ……また……ッ」
 二度目だったため、なまじ余裕があったエイコは、自分の乳房が明らかに膨らんでいく感触に恐怖を覚える。だがその膨らんでいく感触は先ほどと違い、乳房自体が膨らむのではなく、その中に何かが溜まって行くような感触だった。
 膨らむこと自体には痛みを感じなかった先ほどとは違い、皮が張り詰めて行く痛みをエイコは感じていた。それと同時に彼女の中で『出したい』という欲求が膨らんでいた。
「ううっ……なに、これぇ……ッ」
 思わず声を漏らすエイコに対し、白衣の女性は台の上に置かれていたグラスを指差す。
「搾りなさい」
 すると、不思議なことに、エイコの身体は彼女の意思とは関係なく動き出した。
「ふぇ!? なんなの!?」
 悲鳴を上げるエイコに構わず、身体はグラスを手に取り、乳房の先端にある乳首の辺りにかぶせるようにしてグラスの口を当てた。そして、グラスを固定している手とは反対の手で乳房を揉み始める。途端、彼女の乳房の先端から白い液体が踏み出した。
「ふあぁッ!? あっ、ああっ!」
 液体が噴き出す度、エイコの身体は震え、口からは切なげな声が零れた。それはその行為が強い快感を伴うものであることを示している。
 妊娠しているわけでもないエイコの乳房からは普通に考えて母乳が出るわけがない。その上、明らかにその乳房から放出されている液体の量は異常だった。
 あっという間にグラス一杯に母乳が溜まり、エイコはそのグラスを台の上に置くと同時に膝から崩れ落ちた。息も絶え絶えの様子で、荒い呼吸を繰り返す。
「まだよ、エイコちゃん」
 呼吸も整わない内に、再び白衣の女性が声をかける。
 その指はもう一つのグラスを指差していた。
「そっちも搾りなさい。今度はもう一つの乳房でね」
「い……いやっ! やめて!」
 思わず叫んだエイコだったが、その身体は容赦なく動いた。もう一つ残っていたグラスを手に取り、いましがた母乳を絞ったのとは別の側の乳房の先端にそのコップをかぶせる。
 そこから先は同じ行為の繰り返しだった。唯一違ったのは、その噴き出した液体が白ではなく緑色をしていたことだ。
「!?」
 快感に悶えながらも、その色を目にしたエイコは驚愕する。白衣の女性は得意げに説明する。
「ミルクだけじゃ飽きるし、そもそも飲まない人もいるじゃない? だから、出せるドリンクはいくつか種類を用意して置いたの。それはメロンソーダね」
 パチパチとした炭酸の刺激が彼女の乳房を襲う。
 小さく震えながらコップ一杯分出し終わる。
「このモードの名前は『ドリンクバー』。全部で十種類の飲み物を出すことが出来るわ」
 ちなみに、と白衣の女性は底の深い平皿を取り出す。
「出せる場所は乳房だけじゃない。膀胱もそれ用に改造済みよ」
 ぞわり、とエイコの背筋を悪寒が走る。その悪寒は間違いなく悪い予感だった。
 その予感の通り、白衣の女性はその手に持っていた底の深い平皿をエイコの足元に置く。
「さ、腰を落としてそこに飲み物を出してみて」
「い、いやぁ! そんなのいやぁ!」
 叫ぶエイコだが、身体は素直に白衣の女性の命令を実行に移す。
 足元に置いてあった平皿を跨ぐようにして腰を落とすと、両手を頭の後ろで組み、半ば腰を突き出すようにしながら勝手に放尿を開始する。
 意図せずに尿を出している感覚は、例えるならお漏らしをしている感覚と同じで、エイコの羞恥心をさらに煽った。ただでさえ排泄の姿を見られることで恥ずかしいというのに、エイコにしてみれば地獄のような恥ずかしさだ。
 彼女の股間から出た黄色い液体は平皿に綺麗に注がれて、丁度いい量で停止する。
 白衣の女性はその平皿を手に持つと、それをエイコの口元に持って行く。
「ほら、飲んでみて? 美味しいわよ」
 匂いが漂って来て、エイコは驚いた。それはアンモニアの臭いなど一切せず、ただレモンの爽やかな香りがするだけだったからだ。確かに彼女の股間から出てきたにもか関わらず、その液体はレモンジュースの臭いしかしなかった。
 どうせ嫌がっても最終的には飲まされることを悟ったのか、エイコは嫌々ながら口を開き、自分が出したレモンジュースのような何かを舐める。そして、その表情がかわった。
「うそ……これじゃあホントに……」
「レモンスカッシュと同じ味でしょ? すごいでしょう」
 得意げな様子で白衣の女性は胸を張る。
「スカトロ趣味の人なら、気に入ってくれるんじゃないかしら。そうじゃなくても乳房から飲めるから問題ないし」
 くすくす、と彼女は笑うが、エイコの方はとても笑えなかった。ただ、自分の身体が作りかえられている衝撃に戦くしかなかった。
 白衣の女性は再びスマートフォンを操作する。
「ところでエイコちゃん、いまの搾ドリンクは気持ち良かったでしょ?」
「…………」
「でしょ?」
 答える気になれなくて沈黙していたエイコだったが、少し低い声で繰り返された言葉に、慌てて頷く。
「……正直、気持ち良かったです」
「うんうん。けどね、やっぱりドリンクサーバーにそういうのを求めない人もいると思うのよ」
 だから、と女性は続ける。
「感度調節機能も付けてみたの。いまは零の状態だから……」
 おもむろにエイコに近づいた女性は、力任せにエイコの乳房を鷲塚む。そうなれば当然乳房の先端から液体が迸る。だがエイコはその感覚を全く感じなかった。液体が出て行っている感覚さえもない。触れられている感覚もだ。
「……ッ」
「調節出来る感度には零から百があってね……逆に百にすると――」
 瞬間、エイコの意識が真っ白に塗り潰された。弾けた快感はもはや暴力であり、彼女の身体は腰砕けになって地面に倒れる。その際に地面に擦れた身体からさらに快感が迸り、地上に打ち上げられた魚の如くエイコの身体が跳ねる。
「はっ、が、ぁっ!」
 強すぎる快感にエイコは呼吸すら出来なかった。涙を流しながら悶え苦しむ。
 その快感が突然止んで、エイコは倒れたまま痙攣を繰り返す。
「まあ、この通り百にするともうほとんど行動出来ないから……あんまり使う機会はないかもしれないわね。もっとも、それを眺めてたいって人はいるかもしれないけど」
 白衣の女性は言いながら自分の服を触る。噴き出した液体がかかって白衣が汚れていた。少しだけ顔をしかめた。
「思ったより多く噴き出しちゃったわね……汚れちゃった。まあいいけど」
 そういうと白衣の女性はおもむろに白衣を脱ぎ始める。彼女はその白衣以外身につけていなかったらしく、瞬く間に全裸になった。その身体は極上とは言わないまでも、十分均整の取れた体つきをしている。
「折よく倒れてることだし、次はこれにしてみましょうか。モード『肉布団』」
 そういってアプリを操作した女性は、倒れているエイコの身体に重なるようにして寝転がった。
 すると、エイコの身体はまるで中に綿しか入っていないかのような柔らかさで彼女の身体を受け止める。
「……!?」
 自分の身体がまるで骨を抜かれたような状態になったことに、エイコは驚愕する。体を重ねた女性はそんなエイコの反応を満足そうに眺めていた。
「驚いた? 骨とかも柔らかい状態にしたの。あ。臓器とかの心配はしなくていいわよ。柔らかさはそのままに圧迫されても問題ないようにしてるから。壊死したりすることはないわ」
 さらに快適になるように、と女性はアプリを操作してエイコの乳房を大きくする。枕にすれば丁度いい大きさだ。
 頭を乳房に乗せ、女性は快適そうに息を吐く。
「うーん、やっぱり人の体温って快適ね。このまま寝れちゃいそう」
 女性は言いながら体を回転させ、向きあうような形でエイコと体を重ね合わせる。
「もっと気持ち良くなりたいわね。……あんまり需要ないかもしれないけど、折角付けた機能だし、これを使ってみようかしら」
 エイコの身体にまたがったまま、女性はアプリを操作する。
 すると、エイコの股間から異様な快感が噴き上がった。
「ひぎっ!?」
 悲鳴を上げるエイコだが、上に乗っている女性が邪魔で自分の股間で何が起こっているのか見ることが出来ない。女性は身体を捻ってその場所を見ていた。
「うん、立派なものが出来たわ」
「なに……を……したんです、か……」
 問いかけるのが恐ろしかったが、問いかけずにはいられなかった。そのエイコの怯えきった質問に対し、女性はくすりと笑う。
「女の子のおちんちんを作っただけよ」
 女性は軽く腰を上げてエイコが自分の股間を見れるようにする。
 エイコはその光景を見て、現実逃避したくなった。彼女の股間には、天に向いてそそり立つ、バナナ並みの大きい肉棒が出来ていたのだ。
「ペニスを作ったって言っても、クリトリスをペニスみたいになるように肥大化させただけなんだけど……これはこれでいいフォルムよね。精液が出ないのが残念だけど」
 女性は浮かせた腰を移動させ、エイコのそれを押しつぶすように再び腰を降ろす。その瞬間、またも激しい快感が噴き出してエイコは声なき悲鳴を上げた。
「クリトリスって、一番敏感で一番感じるところだから……これだけでも凄い快感でしょ?」
 肥大化している分、感じる取る感触も強くなっていた。通常でも十分すぎるほどの性感帯を、何百倍にも拡大されたようなものだ。エイコは泡を吹きながら快感の暴力に晒され続ける。
 白目を剥き、涙と鼻水、涎と泡を垂れ流し、全身が小刻みに震え、股間からは潮を噴き出し続ける。もはや壊れたマリオネットと同じで、まともに動くことすら出来ず、しゃにむに震えるだけだった。
 女性はそんなエイコの様子を楽しみながら、自分自身の穴を弄る。
「ふぅ……これくらいでいいかしら」
 特に感じている容赦なかったが、刺激を与えられた彼女のあそこはしっかりと湿り気を帯びていた。
「ここからが……本番よ」
 彼女は準備を整えた自分のあそこに、エイコの肥大化したクリトリスの先端を導く。ぬちゃり、という音を立てながら、彼女のあそこはエイコのクリトリスを呑みこんで行く。
「うっ……結構、太い……」
 身体の中を満たす感触に声を震わせながら彼女は根元までエイコのクリトリスを呑みこむ。
 そこで一端女性は止まったが、それだけでエイコはもう何十回も絶頂を迎えていた。凄まじすぎる快感に声をあげる余裕もない。
 女性はエイコの状態を気にせず、腰を上下させてさらに快感を与えて行く。
「ん……っ、そして……さらに……っ」
 アプリを操作すると、彼女の身体の中に呑み込んでいたエイコのクリトリスがまるでバイブのように震動し始めた。体の中で細かな震動が生じた女性は、その感触に息を零す。
「ふ、ぅっ……! これは……いい、でしょ……?」
 女性の方はさほど感じていないようだったが、溜まらないのはエイコの方だ。ただでさえ発狂レベルの快感を生じさせていた彼女のクリトリスが、自ら震え始めたことによってさらに快感を高めてしまう。
 当然それは発狂レベルを遥かに越えた快感となり――エイコの意識は完全に砕け散った。
 
 
 
 
 意識が完全に砕け散る――寸前、それまで感じていた快感を唐突に感じなくなる。
 体を起こした女性は、ふぅ、と一息吐いた。
「うーん……やっぱり、最後はちょっとやりすぎたかな……」
 何気ない調子で呟きながら、寝転んでいた台から降りた彼女は、頭に付けていたヘッドフォンのような物を外して台の上に置く。
 それから、自分の乳房や股間の様子を見る。
「……うん、結構反応してるわね」
 乳首は硬くなっているし、股間からは大量の愛液が零れていた。全身に感じるのは気だるい疲労感。明らかに感じていたのがわかる。その痕跡をタオルで彼女は拭っていった。
 そして近くの椅子の背にかけていた白衣を手に取り、腕を通す。その素肌に直接触れる白衣の布地の感触が彼女は好きだった。
「もうちょっと調節が必要ってことかしら……はぁ……」
 再び溜息を吐く女性。
 その時、部屋の扉が開いて一人の男が入ってきた。
「おーい、手続き終わった……って、お楽しみ中だったか?」
「ちょっ――っと! 入って来る時はベル鳴らしてっていってるじゃない!」
 慌てた様子で白衣の前を掻き合わせる女性に対し、男の方はやれやれという調子で頭を掻く。
「いいじゃないか別に。お前の裸なんてもう見慣れたもんなんだし……」
 現に彼女が寝転んでいた間にも、男は何度かこの部屋に出入りしていた。その時にも彼女の身体を見ていたのだから彼からすればいまさらの言葉だった。
 だが、その彼の台詞を聴いた白衣の女性は怒りを露わにする。
「そういう問題じゃないわよ! このデリカシーなし!」
「すまん……」
 ストレートになじられた男性は素直に詫びる。女性は憤懣やるかたないという様子でありながらも、ひとまず矛を収めることにしたようだった。
「それで……手続きが終わったって?」
「ああ。すぐに買い手が決まったから手続きを済ませて搬送したよ。しかし毎度思うんだが、あんな発狂した状態で売り出して意味があるのか? 意思を残しておいた方が売れるんじゃないか?」
「売れるかどうかは別よ。余計な記憶とか、意思とかがない方がいいっていうニーズもあるのよ。今回はそういうバージョンとして売りだしてたんだから、いいでしょ?」
「……まあ、わからなくはねえかな」
 書類を処理しながら男は女性に改めて問いかける。
「ちなみに、今回のデータはどうだったんだ? ちょっとは感じられたか?」
「そうね。最後が感じるどころじゃなかったからそこは残念だったけど……まあ、楽しめたわよ」
「お前も大変だなぁ。その身体が不感症じゃなければ、自分自身を改造してただろ?」
「残念だけど、私の身体は改造出来ない出来そこないだから。不感症だとか以前の問題なのよ」
 だからこそ、彼女は他の女性を改造して、その快感を直接脳に注ぎ込むのだ。
 エイコの額に埋め込んでいたチップは、エイコの感じた快感を読み取り記録するもので、それを再生するのがヘッドフォンのような機械だった。
 人間自体の改造方法も含めて、全て不感症のために自らの身体で快感を覚えられない白衣の女性が作りだしたものだった。
 彼女は感じるために他の女性を改造し、さらにその改造した女性達を売りに出すことで資金を得、同時に埋め込んだチップから快感をフィードバックしていた。性欲は時に原動力として凄まじいものとなるというが、白衣の女性を突き動かす快感への執念は想像を絶するものだった。
 女性はいましがた体感した記録をしまうと、いつもの調子で口を開く。

「次はどんな快感を生み出そうかしら?」
  
 
 
 
『快感を求めて』 終
 
 
 
 

Comment

No.919 / Torainu [#CNtCm3fU]

おおおおお!
問答無用で★★★★★の内容ですよ!!

今回自分は、搾乳より放尿の方に興奮しました
全然汚くなく、普通に飲めるというのが良かったです
スカトロは苦手ですが、この系統は素晴らしいですね

あえて言うならば、超乳となった大きさを、「直径~」とか「~ぐらいまで大きくなった」のように、具体的な数字等で表\すともっと良かったと思います
あと、肛門も何かに使えたかも?

今度は、家具化のように明らかに異様な形の「改造」も見てみたいですね(笑)
パーツ付け替えはジャンル外でしょうか?
昨日の日記にも似た話がありましたが、本人の意識が正しい状態だったというのが、今回の作品の良いポイントの一つだったと思います

とにかく、執筆お疲れ様でした!
次の作品も大変楽しみに待っています

2013-02/11 01:31 (Mon) 編集

No.921 / 光ノ影 [#-] Re: タイトルなし

Torainuさん、毎度どうもありがとうございます!

> おおおおお!
> 問答無用で★★★★★の内容ですよ!!
高評価なようで安心しました。
いつもと違うパターンで書いたのでどう思われるか実は心配だったのです……(笑)

> 今回自分は~
自分が割とスカトロが平気な人間なので、これ大丈夫かな~と思いながら書いてました。
グロ描写は特にそうですが、自分が平気なものが皆さんにも平気かどうかはわかりませんからね……平気だと思って書いた物が酷いグロに感じられて今後避けられるのは寂しいですし……。

> あえて言うならば~
具体的な数値ですか……完全に想像しながら書いてたもので失念しておりました。
自分の想像をどこまで文字に落とし込むか……それをどう表すか……物書きの永遠の課題ですね。

> 今度は、家具化のように~
明らかに異常な形にされた時、人はどう思うのか……って、絶望するんでしょうけど(笑)
上手く書けるように努力あるのみですね。
パーツ付け替えは人形化でやろうかな、と思っています。その人形にされた人が改造されたことを認識していれば、ジャンル違いではなくなる……かな?
この辺りはカオスジャンルの面目躍如ということで、あらゆるジャンルをごった煮してしまいたいと思います(笑)

> 昨日の日記にも似た話が~
私はぬるい奴なので、最終的には幸せにしてあげたいと思ってしまいます。
鬼畜にはなれません。……十分鬼畜だと言われたら返す言葉がないですが(笑)

> とにかく、執筆お疲れ様でした!
> 次の作品も大変楽しみに待っています
ありがとうございます。
楽しみにしていただけるよう、今後も頑張って執筆を続けて行きますね!

それでは、どうもありがとうございました!

2013-02/11 18:11 (Mon)

No.1261 / 名無しさん [#-] No Title

すごく面白かったのですが、個人的には胸を大きくするシーンがあるならもう少し柔らかそうな、膨らむ描写を入れてほしかったです。

2013-08/07 01:26 (Wed)

No.1263 / 光ノ影 [#-] Re: No Title

コメントありがとうございます!

> すごく面白かったのですが~
なるほど、柔らかく膨らむ描写ですか……すいません。その辺りをちゃんと書きこめていませんでした。普段膨胸ネタって書いてなかったので……。
次回以降、似たようなネタを書くときはその辺りを意識して書いてみたいと思います。

それでは、どうもありがとうございました!

2013-08/07 22:22 (Wed)

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