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『思い通りになる世界・外伝』 ~新しい学校性活~ その3

この作品は『思い通りになる世界』の外伝シリーズ第二弾『新しい学校生活』の続きです。
これまでの話はこちら→ その1 その2

それでは、続きからどうぞ。
『思い通りになる世界・外伝』 ~新しい学校性活~ その3




 私達が運動場に出た頃には、まだあまり人が揃っていなかった。特に男子は体操服に着替える分遅くなっているんだと思う。
 そう考えると、やはり体操服がない方がタイムロスがなくていい。
(なんで男子の方は体操服に着替えてるんだろう? 手間なだけなのに……女子みたいに着なければいいのにな)
 ちょっと疑問に思ったけど、転校して来て日の浅い私にその理由がわかるわけなかった。機会があったら誰かに聞いてみようかな。
(そうだ、那古くんと会話する時の話題のストックにしとこう)
 妙に反応が気になるその那古くんは、男子の中では着替えるのが速い方みたいで、運動場の隅の方で校舎の壁にもたれ掛かっていた。顔を俯けているため、ここからはその表情が見えない。何とはなしに彼の様子を観察していると、
「おーい、手の空いてるものは手伝ってくれー」
 そんな声が遠くから聞こえて来た。声のした方を見ると、体育倉庫の入り口で何かの作業していた先生が私達の方を見て手を振っている。
 万由美さんや武蔵さんは面倒くさそうな、嫌な顔をしたけど、美南さんは呼ばれてすぐに率先して走り出していた。
「行きましょ」
 たぶん真面目な人なんだろう。那古くんが咄嗟に助けを求めてたくらいだし、もしかすると委員長だったりするのかもしれない。万由美さんや武蔵さんもそんな美南さんの行動には慣れっこみたいで、仕方ないなという顔をしながらも彼女の後について走り出す。
 私も走り出すと、思いがけない感覚が生じて驚いた。
 抑える物が何もないせいで、走るのに合わせて胸が上下左右に揺れてしまう。それが気になってすごく走りにくい。私はこれでも足には自信があるんだけど、タイムは落ちてしまいそう。何も着てない分、体全体は軽く感じたけど。
 体育倉庫の前まで来ると、汗だくになっている体育の先生が困り顔で笑みを浮かべていた。体育の先生は男の人で、鍛え上げられた筋肉質の逞しい体をしている。でも威圧感はなくて、気さくな感じで話しかけて来た。
「悪いね。今日使う用具を運動場の真ん中に出してもらえるかい?」
 先生が出してきた箱はかなり重そうで、私達だと二人がかりにならないと持ち上げることも難しそうだ。
 私は美南さんと協力して箱の一つを持ち上げる。二人で持っているのにその重さは凄まじいものだった。腕が抜けてしまいそう。あまりの重みによろめきそうになる。
「もっと腰を落として! 足はもっと開かないと安定しなくて危ないよ!」
 先生がそう注意してくる。私は言われた通りに腰を落として、足を肩幅以上に開く。
 そうすると随分安定したけど、好きな男の子にはとても見せられないような情けない格好になってしまう。
「はやく……はこんじゃおう……!」
 恥ずかしいのか、少し顔を赤くした美南さんの言葉に私は同意して、なるべく急いで運ぶ。
 運動場の中心に箱を運んで下ろした頃には手足はくたくたで、置いてすぐその場に座り込んでしまう。直接腰を下ろしてみて気付いたけど、この学校の運動場は異様に整えられていた。
 ある一定以上の大きさの砂粒や小石が全くない。その辺か飛んできそうな小枝のようなものさえなかった。それは裸で動き回らなければならない女子のことを考えてのことだとは思ったけど、この状態を維持することにどれだけの手間とお金が消費されているのかは考えないことにした。思えば校舎の中だって塵一つ見当たらないくらいだったし。
 裸で外を走りまわると怪我をしてしまうんじゃないか、と内心不安だったからこの事実には安心した。
 先生自身も抱えてきた箱を下ろし、私達に向かって声をかけてくる。
「ふぅ。ありがとな。助かったよ」
「いえいえ。私達が使うものですし」
 美南さんはそう言って謙虚に手を振ったけど、
「内申点」
 武蔵さんは先生に聞こえるようにぼそっと呟いた。私はあまりに身も蓋もない要求に驚いたけど、どうやらそれは武蔵さん流のジョークのようだった。
 その証拠に、武蔵さんの物言いに慣れているらしい先生は彼女の要求に対して快活な笑顔を返す。
「四人の名簿に『良くできました』と花丸を書いておいてあげよう」
「ならよし」
 偉そうに頷いている武蔵さん。
「ちょっ! センセ、恥ずかしいことせんといてください!」
 万由美さんが慌ててそう言い、私を含めた皆が揃って笑う。最初は驚いたけど、こういうノリだとわかれば楽しい。
 ひとしきり笑った後、先生が私を見て口を開く。
「そういえば、見覚えのない顔だがもしかして転校生かな?」
 言われて、私は慌てて頷いた。
「古林です。よろしくお願いします」
 先生はちらりと私の胸辺りに目線を向ける。私が名札を付けていないことに気付いたようだ。
「名札を用意しないとな。どの方式にするのかは決めたのか?」
「美南さん達に説明してもらったんですけど……まだ迷っているんです」
「次の体育の時間までに決めればいいから、ゆっくり決めなさい。最初はクリップ方式がいいと思うが……好き好みや相性もあるしね」
「はい、わかりました」
 話が一段落ついたら、ちょうど時間になったみたいだった。腕時計を見た先生が、ホイッスルを吹いて校庭に散らばっていた皆を集める。
 出席番号順ではなく、男女別の背の順だった。私は最初どの位置に入ればいいのかわからず困ったけど、先生が目で大体の高さを測って適当なところに入れてくれた。
 まずは出席が取られ、誰が欠席しているのかを明らかにしてから、並んだ私達を見渡して先生が口を開く。
「えー、転校生もいるから簡単に体育の授業の目的を復習しておこう」
 そう言って、先生は男子の中の一人を指さす。爽やかな笑顔が印象的な人だった。
「目黒。この学校独自の取り組みを簡単でいいから説明してみろ」
「はい。この学校では体育の授業で将来役に立つような『実地訓練』を行います」
 きっと凄く優秀な人なんだろう。いきなり当てられたにも関わらず、すらすらと言葉が出てくる。
「体育の授業は大まかに分けて『基礎反復訓練』『行為計測記録』『特殊職業体験』の三つに分けられています。その中でも『特殊職業体験』は本来ならばライセンスのいる職業を疑似的に体験できる数少ない機会であり、その際、極めて高い適性を持つ者がいればその者を特例として専門の機関に引き渡すこともあります。しかしこの制度が出来てから『特殊職業体験』で生徒が送られたことはありません」
「うむ。文句なし。満点だ」
 先生はそう言って目黒くんを褒める。
「大体は目黒の説明した通りだ。この学校では卒業後すぐに色々なところに『配属』され、使われるようになる者も多い。そのため、在学中から少しずつ訓練を行い、少しでも早く職場に馴染めるようにしている。体育の授業に真面目に取り組むことは、将来の安定にも繋がると言える。適性に依るところが大きいのも現実だが、努力で補えるところもまた多い。授業だからと言って気を緩めず、真剣に取り組むように。なお、あまりにも体育の成績が悪かった者には罰則もあるので要注意だ」
 罰則という言葉の響きに身体が震える。周りの反応も似たり寄ったりだった。
(罰則って、どんなものなんだろう……あとで誰かに聞いてみようかな)
 先生が首から下げていた笛を手に取る。
「今日は『基礎反復訓練』の日だな。始める前に、まずは準備運動を行う。男女で二人一組になってペアを作れ」
 背丈を合わせたのは準備運動のためだったみたい。私は丁度同じくらいの背丈の日暮くんとパートナーになった。
「よろしく。古林さん。準備運動の仕方を教えてあげるよ」
「ありがと。日暮くん」
 先生の笛が鳴って、準備運動が始まる。
「まずは背伸びの運動から――」
 最初の内は、私でも知っている基本的な準備運動の形だった。内容としてはラジオ体操と変わらない。
 男の子と背中合わせになって腕を組んだり、前屈の時に背中を押してもらったりするのはちょっと緊張したけど。
 準備運動の終盤、この学校独自のものが入り始めた。
「次は、胸部の柔軟だね」
 日暮くんがそんなことを口にする。私は首を傾げた。
「胸部の柔軟?」
「古林さん、向こう向いてくれる?」
「あ、うん」
 言われた通り、私は日暮くんに背を向けた。その日暮くんが、背後から私を抱きしめるようにして腕を前に回し、私の胸に両手を添える。
「ひゃっ! ひ、日暮くん!?」
「大丈夫大丈夫。この運動の時、女の子はじっとしてるだけでいいから」
 日暮くんの手が柔らかく動き、私の乳房を揉んでいく。
 なるほど、柔軟というか、乳房を柔らかく解すのが目的のようだった。
「んっ……でもこれ……」
 単なる準備運動であることはわかっているけど、胸に刺激を与えられると、思わず変な声が出てしまう。
 何となくその声を聞かれちゃいけない気がして、私は手で口を抑えた。
「あ、ダメだよ古林さん。声を堪えちゃ。声を聞かないと、ちゃんと柔軟出来ているかどうかわからないじゃないか」
「っ、あ、そうなんだ。ごめんなさ、い……っ」
 日暮くんの言うことはわかったけど、どうしても声を堪えがちになってしまう。声を自然に出すというだけなのに上手く出来ない自分が恥ずかしかった。
「背中を預けてくれてもいいよ。力抜いたら声が出やすいんじゃないかな?」
「あ、ありがと」
 優しい提案をしてくれる日暮くんに身を任せ、声をあげるのを我慢しないように努める。
 その時だった。
「……ちょっと! あなたもっと真面目に出来ないの!?」
 後ろの方からそんな怒声が飛んできて、私と日暮くんは驚いて振り向いた。
 振り向いた先では、ちょっとキツめの顔付きをした女の子が、パートナーと思われる男子――那古くんに食ってかかっていた。
 那古くんに食ってかかっている女子は腰に手を当てて、憤慨している様子だった。なのに那古くんは目線を泳がせていて、ちゃんと話を聞いているかどうか怪しい。
「ご、ごめ――」
 謝ろうとした那古くんを、女の子が怒鳴りつける。
「ごめんじゃないわよ! 黙って任せていれば全然、ちゃんとあたしの胸に触らないし……準備運動は大事だってわかってるでしょ!」
 憤懣やるかたない、と言った様子の女子を宥めたのは美南さんだった。
「まあまあ東沢さん。落ち着いて。どうしたの?」
 こう言う時にすぐ仲裁に入れるのは凄いと思う。東沢、というらしい女の子は那古くんを指さしながら、美南さんに訴える。
「那古が全然準備運動をしないのよ! それで困るのはあたし達女子の方なのに!」
「いや、その……えっと、ごめん……」
 那古くんは困った顔で目を逸らす。
「やる気ないのかどうかしらないけど、やるべきことくらいはちゃんとやってもらわないと困るのよね!」
「東沢さんの言うことはわかったわ。確かにやる気がないのは問題よね。……でも、那古くんも悪気があるわけじゃないみたいだし――」
 美南さんが東沢さんを宥めているのをなんとはなしに見ていると、胸を触っている日暮くんの手が再び動き始めた。
「んっ……あ、ごめんね日暮くん」
 つい向こうに気を取られてしまっていた。日暮くんは苦笑を浮かべている。
「いや、俺も気を取られてたし。……あいつ、最近変なんだよね」
「あいつって、那古くんのこと?」
「うん、そう。よく知って……あ、そうか。古林さんの席はあいつの隣だっけ」
 私は頷いて日暮くんの言葉を肯定する。日暮くんは手を動かしながら話を続ける。
「元々はそんなに目立つ奴じゃなかったんだけどさー。なんか急におかしくなったんだよ。挙動が不審になったって言うのかな。俺らと話したりなんかしたりする時にはそういうこと全然ないんだけど、女子が絡むと急に変なこと言ったりしたり……さっきのみたいにちゃんと準備運動をしなかったり」
「……なにかあったのかな?」
 聞いてみたけど、東沢くんは首を横に振る。
「さあねえ。そのことを聞こうとすると変なことしか言わないんだよ」
「ふーん……」
 男友達にもよくわからないらしい。
「ま、そんなことより俺達は俺達で準備運動をきちんとしないとね」
 東沢くんはそう言って話題を戻し、私の胸を揉むことに集中し始めた。私も揉まれることに集中する。
「っ、あ、ふぅ……くぅ……っ」
 じんわりと伝わってくる感触が心地いい。だいぶ慣れて来て、声が自然に出るようになった。
「良い声だね」
「ひゃぁっ!」
 耳元で囁いた東沢くんの息が耳に当たって、思わず大きな声が出てしまった。周りの子が注目して来て、余計顔に血が昇る。
「うん……そろそろいいかな?」
 そう呟いた東沢くんが、私の乳首に指先を当てた。乳房が揉み解されたのに対して、逆に硬くなったその部分は、敏感にその指先の動きを感じ取る。
「大丈夫そうだね。こうして乳首が硬くなったら、乳房の準備はオッケーってことになってるんだ」
「はぁ、ぅ……そう、なんだ……」
 入念に揉まれたせいか、胸全体の感覚が鋭くなっているような気がした。風が撫でて行く感触さえはっきりと感じ取れる。
 東沢くんの手が胸から離れる。何気なく周りを見渡してみると、女の子達は皆微かに頬を赤く染めていて、ほとんどの人が準備を終えているみたいだった。
「じゃあ次の準備運動に移ろうか」
 そう言って東沢くんが手を下へと降ろして行く。その場所に触れられた時、私は一瞬物凄い羞恥を感じた。
「ひっ、東沢くん! そ、そこもやる、の……?」
 出した声が激しく震えてしまう。
 なぜだろう。そこに触れられるということが、凄く嫌なことのように感じられた。そんなわけがないのに。
「うん。そうだよ」
 事実、東沢くんもそう言って特に気にしている様子はない。私は深呼吸をして、気持ちを落ち着ける。
 東沢くんがさらに指を奥に入れるかと思った時――彼は唐突にその動きを止めた。
「そういえば、古林さんって処女なんだよね?」
 構えていた分、肩透かしを食らった気分だった。私はなんとか頷く。
「うん。そうだよ」
「せんせー」
 東沢くんが先生を呼ぶ。
「どうした? 東沢」
「古林さんって処女らしいんですけど、膣の準備運動ってどうしたらいいんです?」
 そう東沢くんが聞くと、先生は難しい顔をした。
「そうか……転校生だからそういう場合もあるんだな。わかった。今日は表面に関する準備運動だけやればいいことにする。中に指は入れず、処女膜は維持しておいてくれ」
「わかりました。それじゃあ早速……」
 東沢くんが割れ目の上を撫でるように指を動かす。私は思わず股を閉じそうになるのを堪えなければならなかった。
 次に日暮くんは、優しく撫でるように私のあそこに手を当てた。じんわりと日暮くんの手の暖かさがあそこに移って来る。
「んっ……なんか……変な感じ……」
「ここを触れられるのは初めて?」
「うん……初めて」
「前の学校ではこういうのなかったんだ? うちじゃあ入学してすぐ覚える準備運動なんだけどな……」
 指先で表面に軽く刺激を与えながら、日暮くんが聞いてくる。私はそんな基礎的な準備運動すらしたことがないことを恥ずかしく思った。
「うん……ごめんね、何もわからなくて」
「いや、いいよ。基本、女子は動かず男子に任せてればいいことが多いし……指示をしっかり聞いてくれればそれで大丈夫」
 背後から抱き締められているような体勢になっているため、日暮君が口を開くたびにその吐息が耳にかかる。背筋を不快じゃない震えが走った。
「ひゃぅ……ッ」
 思わず肩を竦めると、それを見た日暮くんは面白がるような目になった。
「へぇ。古林さんって、耳が弱いんだ……」
 案外悪戯好きなのか、日暮くんが私の耳に息を吹きかける。
「ひゃああああ!! ちょ、ちょっと止めて!」
 身体が勝手に逃げそうになるのを、日暮くんの腕が止める。男の人の力で抑え込まれると、私にはどうしようもない。
「あはは。まあ、今は授業中だし、そっちがメインの時にまたじっくりやろうか」
 そう言って、ひとまず悪ふざけを止めてくれた日暮くんは、再び私の股間の準備運動に取り掛かる。執拗に表面を撫でるように指を動かし、じりじりとあそこの感度を高めて行く。
 やがて十分に感度を高め、中からじっとりとした何かが滲み出るようになった時、日暮くんの指は別のところへと向いた。
「だいぶ全体はほぐれて来たから、あとはここだねー。オナニーの時とか、ここを弄ったりしてる?」
「い、一応……」
「なーんて、一番感じるところって言ってたもんね。弄ってて当然か」
 赤裸々に語る日暮くんの言葉に、なぜか私の頬は激しく紅潮した。それはすぐ近くで見ていた日暮くんが驚くレベルだったみたいだ。
「どうしたの? 古林さん。凄く顔が赤くなってるみたいだけど……熱でもある?」
「え、あ、その、ごめんなさい。前の学校じゃ、そういうことってあんまり、話題に上がったりしなかったから……新鮮で……特に男の子にこういうの話すのなんてなかったし…………ちょっと……恥ずかしい、のかも」
 私のしどろもどろの言い訳に、日暮くんはなるほどね、と頷く。
「オナニーなんて、別に誰だってしてることなんだし、どういう風にしているかなんて恥ずかしがるようなことじゃないよ」
「そう、だよね。うん。……そうだよね。私も、早く慣れないといけないよね」
「じっくりでいいんじゃない? この学校じゃ、そういう反応する女子っていないからさー。俺達にとっても結構新鮮で、いい感じだよ」
 日暮君はため息を吐く。
「ほんと、入れられたら最高なんだろうけど、処女って特殊ケースだから許可なくセックスとか出来ないんだよねー」
 セックス、という言葉が当たり前のように使われたことに驚いた。
 けど、一般的に行われることなんだから驚くほどのことではないとすぐに思い直す。
「処女じゃなかったら……許可がなくてもセックスとか出来るの?」
 日暮くんは目を瞬かせた。何を言っているのか、理解していないような顔だ。
「普通、セックスに許可なんて要らないでしょ。授業中とかは別だけどさ」
「そ、そうよね。ごめん。なんか変なこと言って」
 許可どころか、セックスがむしろ『推奨される行為』であることなんて、いちいち聞くまでもないくらい常識なことだ。
 初めてあそこを人に触れられているという動揺のせいか、どうも思考が変になっている。私は正気を取り戻すべく、数回深呼吸を繰り返す。
「落ち着いた?」
 日暮くんは私が落ち着くのを待ってくれていたようだった。私は彼に対して笑顔を浮かべながら頷く。
「うん。ありがとう」
「よし、それじゃあ行くよ」
 彼の指が再び動き出して、クリトリスを重点的に弄り始める。
 日暮くんの指の動きは的確で、気持ちよくなれるような程よい刺激をそこに与えてくれた。
「ん、ふぁ、あッ」
 そこに触れるか触れないの感触が何度も行き来する。ピリピリとした快感が何度も這い上がっては頭を震えさせる。
 私のあそこはすっかり濡れていて、普段自分でする時の何倍も気持ち良かった。クリトリスを触られている間に何回もイってしまったほどに。
 気持ちよすぎる愛撫が続いて足が立たなくなりそうになった頃、先生が笛を吹いて皆の注意を引く。
「よーし、準備運動はここまでー。あとは各自、パートナーと一緒にセックスを行うこと。範囲はグラウンド内ならどこでもよし。倉庫から出して来た道具を使ってもいいぞ。ちゃんと見て回るからなー。サボるなよー」
 皆がそれぞれ返事をして、散り散りになっていく。授業が始まる前、皆で倉庫から運んだあの大きな箱は、そのための道具が入っていたらしい。何人かが早速その箱に近づいて中から道具を出していた。
 皆に指示を終えた先生が、こちらに歩いて来る。
「準備運動をしたのにあれだが、古林はまだ中に入れるわけにはいかないし、今日は見学でいいぞ。それぞれで色んなやり方をしているから、見学しながら次の機会に自分はどういう形でしたいのかを考えておくといい」
「は、はい」
 身体の方はすっかり準備が出来ているのに、結局見学することになるなんて……何となく、肩透かしを食らったような気がして残念だけど、微かにほっとした。いままでこういうことをしたことがなかったから、心の準備が出来ていなかったみたいだった。
「あれ、先生。じゃあ俺は?」
 日暮くんが自分を指さす。パートナーである私が見学になってしまうと、日暮くんも見学になってしまう。
「あー、そうだな……古林に色々と教えてもらうというのもいいが……」
 それは日暮くんに申し訳ない気がする。その時、横合いから声がかけられた。
「せんせー。今日は3Pしたいんすけど、日暮を入れてもいいっすか?」
 先生は少し考え、その人達の提案を採用することにするようだった。
「日暮はあいつらと一緒にやってくれ。古林は一人になってしまうが、何かわからないことがあったら、その見学している相手に聞いてくれ。先生は巡回しているから……近くにいたら聞いてもいい」
「はい、わかりました」
「それじゃ、またね古林さん」
「うん。ありがとう日暮くん」
 日暮くんを見送った後、私はまずは周りを見渡してみた。
 広いグラウンドに散らばった皆は、色んな場所で思い思いに色んなセックスの方法を練習している。
 誰から見学するか少し迷った私は、とりあえず授業前に話した三人――委員長みたいな美南さん、関西弁の万由美さん、小柄な武蔵さん――のところを見学してみることにした。




『思い通りになる世界・外伝』 ~新しい学校性活~ その4に続く



Comment

No.423 / 疾風 [#ew5YwdUc] 感想です

 体育の時間の物語。前編ということですが,体操服の男子と裸の女子というシュチュエーションはMC学校物では定番ですが,それだけに想像すると楽しいです。
 自覚無しに淫乱になってる古林さんですが,初体験の相手は誰になるのか,やはり那古くんでしょうか。
 
 学校編,もう少し書かれたら一旦別の話と言うことですが,他の物語だけでなく,他の『思い通りになる世界』の話も希望いたします。ただ,学校編もまだ妊娠や出産,中庭の子供の施設の話などもまだなので,そちらもお願いします。

 後,他の件ですが,愛玩動物販売店の店員さんの性別は決められていますか。もし決まっていたら教えていただきたいです。

2011-10/05 22:26 (Wed) 編集

No.424 / 光ノ影 [#-] Re: 感想です

返信が遅くなってしまい申し訳ありません。光ノ影です。

>体育の時間の物語。前編ということですが~
 MCで学校物といえば、これはもう外せないだろうと勝手に思っております(笑)。
 こういった王道設定は今後も積極的に書いていきます。ただ、あまりエロが当たり前すぎると逆によくないので、表現などを工夫し、興奮してもらえるように頑張ります。

>学校編,もう少し書かれたら一旦別の話と言うことですが~
 色々書きたい物が多くて大変です(笑)。
 すでに広げている物を閉じるor短い話で新しい物、という風な順序で進めてますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。

>後,他の件ですが~
 少なくとも私が書いた話の中で出ていた販売員さんは男性の想定です。
 まあ、店員は一人ではありませんし、バイトなんかも雇ったりするでしょうから、男女どちらの店員さんがいてもおかしくはありません。

それでは、コメントありがとうございました!

2011-10/07 23:26 (Fri)

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