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『思い通りになる世界』 ~実演販売会~

以前に書いた『思い通りになる世界』シリーズの第七弾です。

第一弾はこちら ~ウェイトレス鈴~
第二弾はこちら ~ポニーガール理恵~
第三弾はこちら ~変態学校~
第四弾はこちら ~オブジェロード~
第五弾はこちら ~広がりゆく世界~
第六弾はこちら ~性奴の行進~

では、続きからどうぞ。
『思い通りになる世界』 ~実演販売会~




 デパートの一階。どんなデパートでもそうだろうが、デパートの一階は普通、化粧品売場や宝石売場になっている。このデパートもそれに違わず、数々の化粧品や宝石・アクセサリーが売り出されていた。
 しかし久人は化粧品という物が嫌いだった。匂いがきつくて、鼻がひん曲がりそうになるからだ。これは久人の母親がそういった匂いの強烈な香水などをよくつけていたため、そういった想いを抱くようになったのだ。
 とにかく、久人はその匂いをまず消す。
「匂いの強力な化粧品、及びその匂いは消えろ」
 瞬間、化粧品売場にも関わらず匂いのきつい化粧品はなくなり、ただよっていた匂いも消える。かすかに匂う化粧品の匂いも、大したことがない、要は久人が不快感を感じないレベルの物だけになっている。
 しかし、かなりの数の化粧品が消えてしまったことで、化粧品売場はかなり隙間だらけになっている。それをみた久人は、何かしらのフォローを入れておくべきだと感じた。
「ふむ……単に化粧品を増やすんじゃ、面白味もなにもないしな……そうだ」
 あることを思いついた久人は、さっそく実践させるべく、化粧品売場の女性たちを呼び集めた。


 デパートの入り口付近に用意された特設販売コーナーで、販売員が大きな声を張り上げている。いましがた入荷されたばかりの、新作化粧品の店頭実演販売をしていた。
「さあ、皆さん。新しく入荷したこの化粧品はいかがですかー? 驚くほど綺麗になれるこの化粧品、とても安くて大人気ですよー」
 実際にはいま売り出したばかりで、安いのは本当だが大人気というわけじゃないだろう。商売の常套文句とはいえ、舞台裏を知る者には苦笑物だ。その商品の立役者、久人はその実演販売のスペースの、一番よく見える中央に陣取っている。
 販売員の呼び声に反応して買い物途中の主婦などが集まってくる。久人が周りに人がいると鬱陶しいと考えていたため、人垣は久人を中心に左右に分かれている。数人の人だかりができたところで、いままで呼び込みをしていた販売員は、唐突にその場で服を脱ぎ始めた。
「それではこれより、実演販売を開始しますー。皆様、よく見えるところでご覧ください」
 上着を脱ぎ、スカートを脱ぎ、薄いピンクの大人の女性らしい色合いの、落ち着いた下着だけの姿になった販売員。誰もそれを不思議と思うこともないし、騒ぐ者もいない。それ『化粧品』の実演販売として当たり前の光景だからだ。そういう風に作り替えられた常識を、誰もが当然として受け止めている。
 下着姿になった販売員は、まずはその姿のまま、『化粧品』を取り出して机の上に並べていく。
「今回入荷しましたのは、×××会社が新発売した『ローション』、『媚薬』、『浣腸液』です」
 ××会社というのは、当然化粧品の会社などではなく、DVDや道具など、十八禁の製品を手広く手がけている会社の名前だ。もちろん、化粧品とは何の関係もない。
 久人以外が『化粧品』と認識している商品のラインナップも、明らかに家所品とは何の関係もないものばかりだが、やはり疑問に思う者はいない。それどころか、ギャラリーからは感心したような声があがる。
「へー。あの会社の……」
「新作出たんだ。確かに値段も安いね」
「娘に一個、買ってあげようかしら」
 そんなギャラリーの前で、販売員はその『商品』について含まれる成分などの細々とした説明を行っていた。それが終わると、いよいよ実演の段階に入る。
 下着も脱いでしまった販売員は、全裸で『商品』の一つ、『ローション』を手に取る。
「まずはこれから使っていきましょう。蓋は片手でも簡単に開けられるようになっています。ですから、気分を盛り上げるために、体の各部をいじりながらでも、開けられるということで……っ」
 その言葉を証明するかのように、販売員は片手で乳房を揉みながら、ローションの瓶の蓋を開けた。それと共にギャラリーからわずかに沸く歓声。別にそう大したことはしてないのだが、せっかくの実演販売だ。これくらいのリアクションがあった方が楽しい。
 販売員はローションの瓶を、揉んでいる自分の胸に足して傾け、内容物をその乳房にかけていく。どろりとしたローションを引き延ばすかのように、乳房全体を揉みながら塗っていく。
「この、ローションには……っ、感度を増幅させる、効果がありまして……、このように、敏感なところに垂らし、引き延ばし、刷り込むと……より強い快感が……得られま、す……っ」
 言葉通り、販売員は胸を揉んでいるだけだというのに、顔が上気し、息が荒くなり始めた。乳房の先端、乳首は遠目からでもはっきり立っていることがわかるほどになっている。
 もちろん、実際のローションには、そこまで劇的な効果はない。多少あることはあるが、ここまでにはならないだろう。久人がそのローションの性質を『力』を使っていじっているから、ここまで劇的な変化が生まれたのだ。
 その効果は『感度を高め、快感を生じさせる』だけではない。販売員の元々の乳首、乳輪は、そこまで綺麗な色をしておらず、多少くすんだ色をしていた。しかし、ローションをかけ、それがしっかりと馴染み始めると、その色が変化し、綺麗なピンク色になっていった。乳房の肌の色もわずかながら変化し、多少あったシミなどが消えていく。そういう意味で、そのローションは普通の化粧品よりも美しさを与える『化粧品』になっているとも言える。
 公開オナニーショウのようにも見える淫靡な光景が、デパートの入口付近で行われている。集まっている主婦達は熱心にそれを眺めており、視線を集めている販売員はローションを垂らして胸をいじるだけで何度もイってしまっていた。ふらふらになりながら、次の商品を手に取る。
「つ、次はこの『媚薬』に、関して……説明さえていただきます……」
 その『媚薬』は、瓶に詰められた錠剤の形状をしている。その錠剤は普通の胃薬や風邪薬と同じく、小さな錠剤だ。
 販売員はそれが詰められている瓶から、『媚薬』を数錠取り出す。
「この錠剤は一日一回、十歳までは一錠、十五歳までは二錠、二十歳以上は三錠飲みます。用法用量は守ってください。一日に何回も飲んだり、用量以上に飲んでしまうと、薬が切れるまで体の疼きが止まらなくなって、日常生活に支障が出る可能性があります。それもあとで実演いたしますが、まずは適量を呑んだ時の効果からご覧ください」
 いいながら、販売員はその錠剤を三錠、口の中に放り込む。
「水なしでも飲めます。飲んでから数十秒ほどで効果が現れ始めます」
 そういう間にも、徐々に販売員の顔が紅潮していき、肌も赤みを帯び始めた。明らかに快感を感じている茫洋とした目つきになり、呼吸が荒くなって自然と喉から喘ぎがこぼれる。すでに立っていた乳首は、痛いくらいに立ち、少し外気が触れるだけでしびれるような感覚を販売員の頭に与えている。
 股間からはじっとりと愛液がこぼれ始め、そのあふれた愛液はあっという間に膝まで達する。販売員はそこを手で弄りたくて仕方ないのか、無性に指先を動かしている。まだ弄っていないのは薬の効果が完全に現れるのを待っているからだ。
「こ、のよう、に……すごい、効き目でっ……まるで、全身、性感帯になって、しまったような……感じ……ぁ……ですっ……」
 全身から沸き上がる快感に耐えながら、販売員は商品の説明を続ける。
「はっ、あ……この、媚薬、すごい……ところ、は……っ、効果を、発揮、している、っ、ときに、イけば、ぁんっ、イくほど……きれいに、なれると、いうところ、で……実際、に、何、度か、イって、みたいと……おもいまっ……す……!」
 言い切るのを待っていたかのように、指先が動いて、股間の秘部と胸の乳房をいじり始めた。指先が触れた瞬間、それだけで販売員の体が跳ね――何度もイってしまったようだった。
 驚くほどの効き目。集まっている主婦達も驚きの目で見守っている。販売員が手で秘部を触るたびに、そこからは潮が噴出し、足元に水たまりを作って行く。乳首を指先で押しつぶすと、強烈な快感が走ったのか、身体を仰け反らせて白い顎を晒す。
「あ、あ……っ! あうあ、ああ……っっ!!」
 うめき声と共に、びくびくと何度も身体が痙攣する。膝が震えて、いつその場に倒れ込んでもおかしくなさそうだった。いままで眺めているだけだった久人が、その時動いた。軽い身のこなしで販売員との間にあった机を飛び越え、そのまま販売員の背後に回り込む。
「手伝ってやるよ」
 いいながら、久人は背後から手を回し、販売員の乳房を鷲掴みにした。その刺激に、また販売員が身体を跳ねさせる。
「はぅっ!? あぁ! はぁ、あっ、んぁ!」
 欲望のままに強く乳房を揉みしだいていると、販売員はついに耐えきれなくなったのか、足から力が抜けた。
「おっと」
 すかさず久人は片方の手を移動させ――股間を掴んで販売員の身体を支える。
「はぁぁああああん!!」
 一番敏感なところを強く掴まれたために、販売員が大きな喘ぎ声をあげる。久人はニヤニヤ笑いながら、股間を掴んでいる手の、中指を販売員の正規の中に差しいれた。絶頂を迎え、声すら出ない販売員。
「おら、もっと悶えていいんだぜ」
 さらに執拗に販売員の身体を嬲る久人。販売員はもはや声もなく、久人の腕の中で乱れることしか出来なかった。
 そうやって何度も何度もイかしている内、販売員の身体に変化が生じ始めた。全身の肌の白さが増し、いくつかあった小さな傷跡が消えて行く。シミや中途半端な位置にある黒子も消えて行き、さらに身体全体の肉付きまで変わって行く。あるべきところにはちゃんと備わり、細くていい部分は細く。理想的な体型をへと変化していった。イけばイくほど綺麗になる――思い付きで久人が付けた効能だったが、それが非常に良い効能であったことに気づく。
(気持ちよくイきながら、どんどん綺麗になれるんだから、我ながらいい効能だな)
 媚薬を呑む前とはほとんど別人のように綺麗になった販売員がさらに乱れる様を眺めながら、久人は薬の効果が切れるその時まで販売員の身体を弄り倒した。


 薬の効果は適量で約三十分。その間、バイブやディオルドまで駆使されて数秒に一度はイかされ続けた販売員は、見違えるほど綺麗に、美人になっていた。かといって顔つきなどが変わったというわけではなく、あくまでも個人は個人のまま、ただ『美しさ』という要素が高まっている。つまりそれはたとえ全世界の人間がこの薬を使った場合でも、画一的な美人ばかりになってしまう、ということはないのである。
 薬の効果が切れ、微妙に反応が鈍くなった販売員を放り出し、久人は再び正面に移動して販売員の次の動作を見守る。
 しかし、わずか三十分の間に数百回はイかされた販売員は、足腰が立たなくなっているようだった。机に手をついて立ち上がろうとするが、よく見ればその手も震えていて、イかされることでどれほどギリギリまで体力を消耗したかが、わかる。
「仕方ないな……」
 どう足掻いても自力では立てそうにない販売員を見かねた久人は、たまたまそこを通りかかった男性二人を呼び止めた。
「おい、あんたら。ちょっと実演販売を手伝ってやれ」
 男性二人は即座に頷き、机の裏側に回って販売員を助け起こす。二人がかりで抱えあげ、販売員を机の上に足を崩して座らせた。その際、男性二人の手は販売員の胸などに触れていたのだが、男性二人はあくまで実演販売を手伝う、という意識しかなく、それを意識することはなかった。
「次の、商品は……そこの、箱に……」
 何度もイかされたショックからか、いまだに息を切らして苦しそうな販売員だったが、気丈に次の商品の紹介へと移る。
「最後……の、商品……は、使用、したのを、見ながら、説、明した、方が……わかり、やす、い……ので、実際に……使って……みます……」
 販売員の指示に従って男達が箱から出してきたのは、小さな座薬のような形状をしていた。『浣腸液』というと、普通は注射器のような形状の浣腸器で注ぎ込むタイプの物を思い浮かべるだろう。あるいはイチジク浣腸のように小さな容器に入ったもの。しかし、ここで取りだされた『浣腸液』は、そういった常識を色々な意味で覆す。
 男性二人の手によって、販売員は机の上でまんぐり返しの格好を取らされる。両足は左右に控えた男が持って支えているため、倒れることはなさそうだった。ただ、左右に控える男がそれぞれ片足ずつを持つため、販売員は逆M字型、言いかえればWの形に足を開くことになってしまい、恥ずかしところも含めた全てが晒されてしまっている。普通なら絶対に取らない体勢だろう。その分、正面に立つ久人には絶景となっていた。
 男の片方が、座薬の形をした『浣腸液』を、無造作に肛門の穴めがけて差し入れる。入れる瞬間にはさすがに身体を大きく震わせた販売員だが、体力を使い果たした彼女はそれ以上の反応が出来なかった。座薬を押し込んだ方とは別の男が、ひくひく痙攣するアナルに、砲弾のような形状をしたプラグを箱から取り出してくる。それは栓の役割を果たすもので、それで肛門を封じてしまうのだ。浣腸というものは薬が染みわたるまで少しの間我慢することが必要だと言われている。今回販売員がすでに肛門から呑みこんだ『浣腸液』は、非常に強力なため、いかに販売員が頑張ろうと十分効果を発揮する前に噴出してしまうからもしれない。特に今回は『媚薬』の効果で体力を使い果たしている。そのままにしていれば、瞬く間に噴出してしまうだろう。砲丸型のプラグはそれを防ぐための栓だった。
 栓の役割を果たさなければならない以上、プラグは相当な大きさになっている。それを呑みこもうと思うならかなりの無茶が必要となる。男は肛門にプラグの先端をあてがい、無理やり押し込んで行く。
「あ、あぁ、あう……あぁ……っっ」
 苦しそうに声を上げる販売員。久人は中々プラグが入らないのを見て、男に向かって命じた。
「力の限り押し込んでしまえ」
 瞬間、いままでは一応手加減をしていた男性が、全腕力とさらには体重までかけてプラグを押し込んだ。
「あくぁっッ!!」
 押し込まれる瞬間、販売員は絶叫を上げて肛門をこじ開けられた激痛を訴えた。だが、無情にも男性は止まらず、本当に全力を込めてプラグを押し込んだ。凄まじい衝撃が走ったのか、販売員の女性は白眼を剥いて気絶している。肛門が避けなかったのは不幸中の幸いか、はたまた血をみたいわけではない久人の『力』が働いたのか……それはわからない。 
 プラグを嵌められてしまった販売員の女性は、これでもうプラグが抜かれるまで排泄することは出来ない。久人が考えている通りになるなら、これから面白い光景が見れるはずだった。もちろん、何もかもが『思い通りになる』久人にとって、その想像の実現は確定事項だったが。
 販売員は、さぞ苦しい体勢だろうに、なおも商品の説明を続けようとする。
「浣腸、液、は……挿、入して、数十秒で……その、外殻、が……っ……!」
 説明の文句が途中で途切れた。それもそのはず、販売員の腹部が、徐々に膨らみ始めていた。
「ぁ、ぁあ、がい、かく……あ、はぅ、く、ぁ……っ」
 もはやまともに口を聴くことも出来ないようだ。
 久人が特別に生み出した座薬型の『浣腸液』。その神髄は僅か一錠を挿入するだけで、大量の浣腸を施したと同じ状態になることだった。いちいち浣腸器に液を注入したり、何度も押し込む必要もない。身体の中で外殻が解けると、中身の液体が爆発的に量を増やす。その増える量は決まっておらず、『とりあえずギリギリのレベルまで』とアバウトに設定されている。
 腸の中で空気が動く、ボコボコという音が販売員の腹部から響く。あっという間に溢れだした浣腸液はその販売員の腹部を押し膨らませ、数分で妊婦のように変えてしまっていた。普通に浣腸液をそこまで入れれば、肛門から噴出してしまうだろうが、いまはサイズの大き過ぎるプラグが出口を塞いでいるため、出口を失った水は販売員の腹をどこまでも膨らませて行く。
 さらに男達が販売員の膨らんだ腹部に手を伸ばし、そこを揉みしだき始めた。それにより、浣腸液はさらに奥の方にも流れることになる。妊婦というにはあまりにも淫靡な腹部を晒す販売員。すでにその大きさは臨月の妊婦すらも超え、風船のようだ。胃の方に逆流しないのは、久人がそれを『浣腸液』としているからだろう。胃に達してしまっては『浣腸液』ではなくなってしまうという理屈だ。久人の力で生み出された『浣腸液』によって、腹部を限界近くまで膨らまされた販売員。あまりその状態で放置すると、腸以外の器官が圧迫されてまずいことになる。
 ちなみに、現実的にあり得ない状態に身体を変形させられた販売員は、虚ろな目をして何か言おうとしているようだが舌が絡まって上手く言葉に出来ないでいた。廃人のような風情だが、ある意味そうなってもおかしくない仕打ちだ。
 久人はそろそろいいだろうということで、男性二人に命じて次の段階に進ませることにした。男性二人は販売員を二人がかりで持ち上げる。腹部に溜まった『浣腸液』が相当な重量になっているのか、かなり苦労していた。
 すぐ傍には、介護用の浴槽が容易されていた。さほど大きなものではないが、販売員の女性が入るにはちょうどいいくらいの大きさだ。その浴槽に販売員の女性は、四つん這いの状態で入れられる。その間も『浣腸液』は増え続けているのか、女性は限界まで背中を逸らして、少しでも苦しみが和らぐようにしていた。大きく口を開け、空気を求めて喘ぐために、涎や鼻水が垂れ流しになっていた。半分白目を剥いている。
 男性の片方が四つん這いになっている女性の肛門に手を伸ばし、そこを塞いでいるプラグの持ち手に指をかける。軽く引っ張っているようだが、相当強く咥え込んでいるのか、抜ける気配がない。販売員も力んでいるようだが、ほぼ体力を使い果たしている上、限界一杯まで腹部を膨らまされた彼女の力みにはそこまで期待出来なさそうだった。だから、男性は販売員のお尻に足を載せて踏ん張り、思いっきりプラグを引く。
「くぁ、ぁああああ!!!」
 肛門が中からめくりあがるような思いを感じただろう。プラグは『ぽんっ』という音がしそうなほど、豪快に引き抜かれた。そして、いままで増え続けて、出口を求めて販売員の腹部を膨らませ続けていた『浣腸液』が噴出する。
 浴槽の壁や底に激しい音を立てながら、排泄は続く。あまりの勢いで、外にまで飛び出しそうだったため、すぐ男性達が動いて女性の身体を起こさせた。浴槽の中でしゃがんで、浴槽の底めがけて排泄を続ける販売員の女性。その快感は凄まじいものなのか、排泄しながら何度もイってしまっているようだった。 
 絶え間なく吐き出され続ける排泄物――ただし、暫くして周囲に漂い始めた香りは、排泄物のそれではありえなかった。その匂いは、薔薇や百合、菫や杜若のような、『良い香り』というべきもの。そんな香りが浴槽の中からは漂っている。『浣腸液』がそういう香りをしている、というわけではない。その浣腸液によって人の体内にあった排泄物は、そう言った香りを放つ『化粧品』へと変化を遂げたのだ。もちろん、衛生的にも全く問題ない。見た目こそ排泄物そのものだが。現実にはあり得ない、不可思議な現象だが、久人が関わっているのだから不思議でもなんでもない。
 やがて、浴槽一杯になるまで排泄を続けた販売員は、その『液体』の中に全身を浸した。液体はどろりと茶色に濁り、固形物らしきものが浮かんでいるようにも見える。だが、漂う香りは嗅ぐ者の心を癒すような神秘的なものだった。
「途中で説明が途切れてしまい、申し訳ありません」
 浸しながら、販売員はハキハキとした口調でしゃべり始める。腸が吸収した『浣腸液』には疲労回復と精力増強の効能がある。まさに至れりつくせりの『浣腸液』なのだった。
「この『浣腸液』は、体内で増え続け、このように浴槽一杯になるまで排泄が続きます。そしていま私が排泄しました『液体』には、美肌効果と整腸効果があります。便秘にお困りの方にもぜひお薦めします」
 まるでお風呂のリポートをしているリポーターのように、手のひらを使って腕に『液体』をこすりつける販売員。常識的にみれば、汚物風呂に入って喜ぶコアな変態だが、周りで見ている主婦達からは、羨望の眼差しが向けられていた。
 販売員は使用中出来なかった『浣腸液』の説明をした後、浴槽から出て、身体をタオルで拭きながら、販売を続ける。
「以上『ローション』、『媚薬』、『浣腸液』の三点を、今回はセットで二七〇〇〇円で販売いたします。また、いまなら五セットお買い上げの方には、オプションとしてさきほど使用いたしました『プラグ』の大・中・小、三サイズを揃えてプレゼントいたします! こちらは早い者勝ち、先着五〇名様まで、とさせていただきます。今買わないと、損しますよー!」
 観客となっていた主婦達が、一斉に三点セットを購入していく。
 十分な量は確保しているが、なくなりそうな勢いだった。
「今後、いい資金源になるかもな」
 久人の場合は資金などなくても、望めばなんでも出来るが、それでもやはりそういう『増えて行く物』があると楽しいし、それを使って遊ぶこともあるかもしれないことを考えると、集めておくのは悪くない。久人は『化粧品』を買っていく主婦達を眺めながら、これから各家庭で『化粧品』を使用し、凄まじい光景が至るところで展開されるだろうことを考えると、無性に楽しくなってくる。
「さて……次はどこで遊ぼうかねっと……」
 盛況な化粧品売り場を後にした久人は、次なる改変はどのような物にしようか、楽しみながら考えていた。




『思い通りになる世界』 ~実演販売会~ 終



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『私の名前はまだない』
(MC物、ペット化、女性視点)
(最終更新日:2013/12/07)

『思い通りになる世界 ~forガール~』
(カオスジャンル、世界改変系)
(最終更新日:2016/02/28)

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