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死神輪舞24

死神輪舞23の続きです。

前回の話はこちら↓
         10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23

 では続きからどうぞ。

死神輪舞24





 必死に抵抗したけど、無理やりに抑えつけられ、四つん這いの姿勢にさせられた。
 足首とひざ辺りがそれぞれベルトで固定されてしまうと、もう逃げられない。
 手は黒くて細長い袋のような物に包まれ、肘のあたりからベルトで腕に密着するように固定された。指はまっすぐ伸ばした状態で開けなくなり、手首の部分で前後に動かさせるだけだ。亀の手みたいだった。袋は革で出来ているみたいで、肌触りが気持ち悪い。ぴったりと密着している。
 さらに、腕に骨折した時のように棒が添えられて固定され、肘が曲げれなくなる。その棒の先は、足を固定しているベルトが装着されている板に空いていた穴に差し込まれて動かせなくなった。 
 完全に四つん這いの状態で固定された僕は、これからされることへの恐怖心で震えていることしか出来なかった。手も足も肩幅以上に開かされていて、胸や股間を隠せない。おそらく後ろからみたら何もかもが晒されているだろう。
「……!」
 羞恥心と戦っている僕の背後に、悪魔が立つ。手には何やらホースのような物を持っていた。先端に奇妙な形状のノズルが嵌められている。
 悪魔はそのノズルにさっき僕の全身に振りかけたのと同じローションを垂らして――いきなり、僕の肛門にそれを突き入れてきた。
「ひぐぅ!!」
 思わず悲鳴が飛び出すけど、口に嵌められた枷に吸い込まれて声にならない。悪魔はなにやらノズルに向けて呪文を呟いているようだった。
 すると、突然お腹の中でそのノズルが大きくなったような感覚が生じる。気持ち悪くて吐き気が込み上げてくる。
「これで抜けなくなりました。あとはまあ楽しんでください」
 言うやいなや、刺し込まれたものの先から生暖かい何かが噴き出すのを感じる。ぞくぞくとした感覚が背筋を這いあがった。浣腸の経験なんてない。その初めて味わう感覚に、震えながら耐えるしかなかった。
「さて、次はこちらです」
 そう言った悪魔が、重力に従って垂れさがっている胸を触ってきた。ぷるぷると揺れて、奇妙な感覚が湧きあがる。そもそも、胸には触ったことは何度もある。着替えるときや、入浴中などだ。でも、裸で四つん這いの体勢になったことなんてなかったから、その状態で揺れる胸の感覚は初めて感じるものだった。
 突然、悪魔の指先が胸の先端……乳首を摘まんできて、生じた痛みに身体が跳ねる。乳首をつまんでいる方とは別の手に、悪魔はその責め具を持っていた。それは、針。細い管が繋がっている針だった。それをどうするつもりなのか、見つめる僕の脇の下を通して、悪魔がその針を僕の身体に近づけ、乳首に垂直に突き立てた。
「ぎぃ!!」
 敏感なそこに生じた激しい痛みに、拘束しているベルトを弾け飛ばす勢いで身体を暴れさせるがしっかり固定された手足は動かない。じんじんとした痛みが乳首から胸に渡って広がっていく。もう片方の乳首にも同じように針が差し込まれ、同じように暴れる。でもどうにもならない。
 悪魔が呪文を唱えると、針の先端が広がったのか、乳首が押し広がられるような感覚が走る。
「これで抜けなくなりましたよ。この針に繋がっている、この管はここにつながっています」
 そう言って悪魔が僕に見せてきたのは、病院などでよくみかける点滴の袋だった。中身には何か液体が詰められている。繋がっている管にはコックがついていて、まだ管へ液体は流れ込んでいなかった。乳房に生理食塩水を注ぎ込むという話を思い出して、僕は戦慄した。本気、なのか。
「もちろんですよ。巨乳にしてあげますね」
 すぐ傍に立っていた棒の上の方にその点滴の袋をひっかける。そして、実に無造作にコックがひねられた。
「……!」
 そうすると、自然と液体は重力に従って乳房の中に流れ込んでくる。乳房の中を押し広げて、液体が広がっていく感覚が生じる。
「……っっふぁめて……」
 自分の身体がおもちゃのようにされている現実。注ぎ込まれていく液体にお腹と乳房が膨らんでいく。前に差し込まれたバイブは相変わらず微振動で快感を生じさせ、それは電撃のように僕の脳を責め立てる。
「口も犯してあげなさい」
 びくり、と身体を震わせた僕に構わず、不良のうち一人が僕の前に立ち、口枷の栓を引き抜いた。そして大きく膨張したそのペニスを、枷のせいで閉じられない口の中に突き入れてくる。
「えぁ……!」
 生暖かいそれが口の中でびくびくと動いている。喉の奥を突き破ろうとしているかのような、乱暴な挿入に、僕は吐きそうになるのを何度もこらえなければならなかった。そうこうしているうちに、胸やお腹が痛いくらいに膨らんでくる。このまま破裂してしまうんじゃないだろうか。
 一瞬頭をよぎったその想像に恐怖する。胸の方もいやだけど、お腹が爆発したら、死ぬ。
「んんんん! んあああああ!!」
「しっかり舐めろ!」
 涙目になって暴れる僕を怒鳴りつけてくる目の前の不良。
 恐怖に支配された頭では大人しくその命令を聞くことしか考えられなかった。
 それを見てか、悪魔が優しく僕の耳元に囁く。
「この状況から逃れたいですか? その方法は教えましたよね……私に協力すると約束してくれればいんです。大丈夫、悪い様にはしませんよ。バイブを突き入れられて動かされたとき、気持ち良かったでしょう?」
 言いながらバイブを抜き差しする悪魔。その動きに従って快感が頭の中に広がる。
「私に協力してくだされば、こんなのよりもっと凄い快感を与えてさしあげますよ……それに」
 悪魔が大きく膨らんできたお腹をさすってくる。また、膨らみ続ける乳房を触られると、普通の状態からどれくらい膨らんでいるか嫌でも実感させられた。体が膨らんでいく気色の悪い感覚と、迫る破裂の恐怖が一瞬生じた快感を押しつぶして広がっていく。
「こんな風に苛めることはしないとお約束しましょう。私に協力するだけで、快感を享受し続けられるんです。安いものでしょう?」
 そんな……そんなのは……詭弁……。
 理性はそう叫んでいる。快感を与えているのが悪魔なら、苦痛を与えているのも悪魔だ。この交換条件はどう考えてもおかしい。
 でも、乳房とお腹が膨らんでいく恐怖と気持ち悪さ、膣から与えられる快感に板挟みになった頭はぼんやりと霞がかかったように上手く働かない。とにかくこの板挟みの状態から逃げたい。早く決断しないとお腹と乳房が破裂してしまう。
 ぐるぐると思考が回る。どうしよう。どうすればいい?
「協力を誓ってくださればいいんですよ……ほら、示してください。頷くだけでいいんです」
 口の中に挿入されていたペニスが抜き取られて、僕は首の自由を取り戻す。
 悪魔が囁く。
 優しく、暖かな声音で。
「青木亮さん――私に協力しなさい」
 その悪魔の囁きに対して。
 僕は。
 うなづ

――破砕音が轟いた。

 その驚いて、ぼやけていた思考が一気に鮮明になる。
 自分がいま何をしようとしていたか、冷静な頭で考えて、戦慄した。危ないところだった。もちろん、誓ったからといって絶対に協力をしなければならないという道理はない。けど、どんな状態であれ協力を誓ったという事実が生じるのはまずい。相手は悪魔だ。そういう些細なことから僕の心を完全に堕とすことができるだろう。
 心を強く持たなければと思い、僕は気を引き締め直す。全身から感じる不快感は圧倒的な感覚を持って迫ってくるけど、なんとか耐えて見せる。
 それにしても、さっきの破砕音はいったい?
 とりあえず周りに気を向ける余裕が出来た僕は、破砕音の正体を知るために周囲を見回した。
 僕の視界に、破砕音の正体と、その破砕音を引き起こした主の姿が映る。
 思わず目を見開かずにはいられなかった。
 破砕音は、壁が崩れた時に生じた音だった。僕が固定されている場所から少し離れた位置にあった壁が大きく崩れている。
 そして、その瓦礫の中に、大きな鎌を携えて、立っていたのは。

 僕と同じ境遇の仲間であり、友達の――星斗だった。




~25に続く~


Comment

No.248 / 名無しさん [#-]

・・・マジで?

これからの展開をwktkせざるをえないです

2009-07/09 18:50 (Thu)

No.249 / [#] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2009-07/10 23:22 (Fri)

No.251 / toshi9 [#YK3S2YpI]

ぎりぎりの絶体絶命という状況の中、ようやく助けが・・
しかしまだ助かったとは言い切れませんね。
星斗は悪魔に太刀打ちできるのか、どきどきしますね。

2009-07/11 13:11 (Sat) 編集

No.253 / 光ノ影 [#-]

 死神輪舞に対するコメント、ありがとうございます。あと、番号が間違っていたと指摘してくださってありがとうございます。直しておきました。
 こんな展開、こんな状況で一か月近く投げっぱなしにした私を許してください……平謝りです。ごめんなさい。

 とにかくまずは死神輪舞から書こうと思っています。それほどお待たせすることなく、続きは書けるはず……なのですが。頑張ります。

2009-08/09 21:17 (Sun)

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